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America / Homecoming
オレンジ色の朝焼けをバックにポーズを取る地味な3人の男たち デビュー作「名前のない馬」が予想外にヒットしてしまったのを受けて豪華3面見開きジャケを奢られたセカンド 合成なんだけどメンバーと背景の雰囲気はなかなか良くて印象深いジャケだよね その後の作品のジャケはどれも地味でつまらないだけにこの作品の見栄えの良さもあって彼らの代表作扱いも納得、もちろん内容もそこそこ良い イギリス在住時に結成されたバンドで母国アメリカへの郷愁感が売り? スタイルはそのまんまCN&Yなんだけど少し垢抜けてないところが逆に強みなのかな? 基本アコギベースの曲調が次々とスタイルなんだけど演奏、ハーモニーもしっかりしてて気持ちいいね 気がついたらたまーにターンテーブルに乗ってるんです的なアルバムだよ https://youtu.be/tnV7dTXlXxs #アナログレコード #レコード #カントリーロック #CN&Y
JPN 86 ワーナー P8291W ¥200ジャケ買いマン
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Silver Stars / 銀星団
発売当初は正体不明の謎のメンバーによるバンド扱いでその設定通りの謎めいた覆面男のジャケに衝撃を受けたものだ しかも裏はKKKであるw 今だったら流石に出来ないだろうね バンドの正体はバウワウが覆面かぶっているだけっていうのは周知の事実だったんだけど音の方はなかなか面白い あえてバウワウっぽく無いように無理して作った感がなかなか微笑ましくサウンドのキモは完全にキーボード ハードロックとニューウェーブがごちゃ混ぜになったカオス感あるれる唯一無二風。 因みにキーボードは駆け出しの頃の小室哲哉だよ。 その後2枚ほどアルバムは出てるんだけどアルバム毎に中身は変わっていて他のバンドがその都度選ばれている模様、ジャケも内容もやっぱこのファーストが1番かな〜 https://youtu.be/9bWCT_wHNrw #レコード #アナログレコード #銀星団 #SilverStars # #SSS #KKK #BowWow #VowWow #山本恭二 #小室哲哉
JPN 86 TRIO TRSH1001 ¥50ジャケ買いマン
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Blood Sweat & Tears / In Concert
60年代後半から70年代前半にかけてシカゴやチェイスと共に日本でもブラスロックの一大ブームを築き上げたBS&T その勢いは凄まじくこの時代の歌謡曲に大きな影響を与えブラスロック歌謡なるジャンルも… グルーヴ感に溢れ派手派手なブラスロックサウンドはその分飽きられるのも早くシカゴは徐々にAOR化、 チェイスに至っては飛行機事故でリーダーやメンバーの大半を失うという悲劇(因みに自動車で移動していて難を逃れた2人のメンバーはのちに「サバイバー」を結成するという皮肉) さて、これはメンバーチェンジを繰り返しながらしぶとく生き残るBS&Tの76年の北米ツアーのライブ盤で何故かリリースは日本とヨーロッパのみというレアアイテム 日本、ヨーロッパとも内容は一緒なんだけどジャケはそれぞれ違う。 ヨーロッパ版もつまらないジャケ(画像後ろの2枚)なんだけど日本のは木製積み木に色を塗って並べました的ジャケでさらに酷いね ホントこういうジャケは勘弁してほしい 2枚組で¥4000もするし〜 案の定俺は奇跡的にハードオフのジャンクコーナーで拾ったんだけど長年レコードに携わってるけど初めてお目にかかったよ この時代になると彼らもブラスロック一辺倒でもなく程よくジャズっぽくもありスワンプっぽくもあって色々大変っぽいんだけど初代voのクレイトンも復帰してライヴの内容自体は悪くない、 ダイナミックレンジにやや欠ける音は正規盤にしてはあまり良くはないけど音の良いブート程度と割り切ればアリかも? https://youtu.be/SojUm0O3fOQ #レコード #アナログレコード #ブラスロック #和田アキ子
JPN 33 CBSソニー SOPJ139-40 ¥100ジャケ買いマン
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エド・マッカーディー/英吉利春歌抄
古くは17世紀エリザベス朝末期あたりからイギリスに伝わる伝承歌、 卑猥で性的な内容を歌った日本で言う春歌と呼ばれる曲をアメリカのモダンフォーク系シンガーであるエドマッカーディによって再現された楽曲集 フォークソングのレーベルからスタートしたエレクトラらしい粋な企画モノだ バンジョーやギターのシンプルな伴奏をバックに深みのあるバリトンボイスでごく短い楽曲が次々に淡々と紹介される 英語詞なのでストレートに内容が入ってこなくて歌詞対訳を見ながら聴き進める 遠回しにセックスを揶揄する曲、おっぱいがどうのこうのと直接的な表現の曲、 千差万別なんだけど根底には英国らしいユーモアと風刺が見え隠れしマザーグースによく似た世界観が広がっている #アナログレコード #レコード #モダンフォーク #春歌
JPN 85 ビクター SJET-8041M ¥70ジャケ買いマン
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Chris Montez / The More I See You
3人のブロンド美女を従えてご満悦の冴えない男 クリスモンデスといえば日本では辺見マリの「経験」の元ネタとなった「愛の聖書」の一発屋っぽい扱いなんだけどA&M時代にはなかなかの傑作が多い 本作は社長ハーブアルパートが自らプロデュースしたブラジリアンテイストに溢れたソフトロック界隈でも人気の高い一枚だ その中性的な声は独特な倍音に溢れて硬質的だけど結構甘い アルバム通してグロッケン(鉄琴)の音が効果的に使われていて彼の声質をうまくサポートしてる感じだね 現品は多分2000年位のリイシュー物なんだけどトリミングで左の美女が下半分見切れてる、右の美女はやっぱり左半分見切れてる なんでやねん このアルバムリイシュー重ねる毎にどんどん美女が見切れて行くという謎仕様 ジャケ写自体もボケまくり もう少し良い仕事しなきゃイカンね https://youtu.be/R5m3w9VmqSE #レコード アナログレコード #ソフトロック #ボサノバ #ハーブアルパート #A&M
JPN 82 A&M Lex9310 ¥300ジャケ買いマン
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UK/same 憂国の四士
1978年と言えば完全にプログレは斜陽産業 そんなプログレ王国の衰退を憂う4人の藩士が立ち上がった! 的な邦題が熱い、熱すぎる 青地に白抜きの帯も熱い、熱すぎる クリムゾン残党の2人にジョブソン、ホールズワースというテクニシャンが集うスーパーグループはオールドスタイルのプログレの最後っ屁といっても良いだろう 幸いな事に俺はギリギリこの最後っ屁を嗅いだ1人 多分これがプログレ初体験 ラジオか何かで聴いて普通にカッコいいと思った訳でこの流れでクリムゾンやピンクフロイド等の王道に時代を遡っていく事に..... だがしかし、バンドは早速メンバーチェンジしてもう一枚アルバムを発表してあえなく解散 80年代の生き残りをかけポップと融合していく模様 https://youtu.be/hMu7XUc9OcI #レコード #アナログレコード #プログレ #キングクリムゾン #イエス #KingCrimson #Yes #JohnWetton #BillBruford
JPN 84 ポリドール MPF1169 ¥700ジャケ買いマン
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うしろゆびさされ組/unlimited
おニャン子クラブが大ブームだった80年代半ば、 ちょうど20歳前後だった俺は恥ずかしながら音楽の趣味的にも最もとんがっていた時期でこの手の流行り物に対し商業音楽の権化として嫌悪感を抱いていた 存在は知ってるけど聴いたことのない類の代表格としてのおニャン子クラブ、そこから派生したユニットがこの「うしろゆびさされ組」だ 名前がすごい、あと「うしろ髪ひかれ隊」とか「ニャンギラス」とかあったよね テキトーに思いついては名前つけてったとしか思えんw ジャケはポップ感が強く悪くはないね おまけの物量がすごい 製作コスト度外視なバブルに向かってまっしぐら仕様でお買い得感は強い 申し訳ないけどわざわざ針を落として聴くのもなんか小っ恥ずかしくてYouTubeで一曲だけこっそり聴いてみた エレポップの影響下にある当時の歌謡曲って感じかな? スタッフもまだまだ若いだろうから音楽的に面白い事をしてみようと言う遊び心は十分感じられて悪くない? 実はおニャン子関連帯がついてて状態良くて100円なら今まで結構買ってたから地味に沢山あるよ どれも一回も聴いてないけど… 暇があったらゆっくり聴いてみるかな… https://youtu.be/mDXEx1TSHrs #レコード #アナログレコード #おニャン子クラブ #ゆうゆ #岩井小百合 #アイドル #エレポップ
JPN 84 キャニオン C28A0555 ¥100ジャケ買いマン
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Penny Dehaven / same
口がでかいシンガーってのはカーリーサイモンから渡辺真知子まで古今東西何歌わせても大口径のフルレンジスピーカーみたいに表現力豊かに聴かせてくれるよね 彼女もそう、聴いてて口の動きが容易に頭の中で想像できる系 美人さんなので女優としてもチョイ役で何本か映画やTVにも出てたらしい、 歌の方は残念ながら数枚のシングルとアルバムを残してるだけみたい これは彼女のファースト、ちょっとカントリーに寄りすぎなんだけどもう少しポピュラーなバラード系も聴きたかったかな? 晩年はゴスペルアルバムもリリース、 癌で早くに逝去(65歳) 最後までチャーミングな人だったようだね 残念 https://youtu.be/nJm9MJhdCuM #レコード #アナログレコード #美女ジャケ
JPN 88 東芝音工 LLP80519 ¥300ジャケ買いマン
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Randy Vanwarmer / Terraform
アメリカンモーニングがデビュー作で空前の大ヒット、一気にAOR四天王に数えられる事となったランディさん 「大ヒットしたんで次は好きにやらせてもらうで」 AORからニューウエイブ、果てはテクノ更にはごちゃ混ぜの組曲まで… そしてどうやら彼は宇宙大好き少年だったらしくもうジャケに至るまでやりたい放題 「オレ実は単なるAORマンじゃおまへんで」 「よっしゃ2ndではオレの音楽性全部詰め込んだろ」 結果AOR大好きオシャレ層からはそっぽを向かれセールス的には惨敗した模様 だがしかし、なんでもアリながらどの曲もクオリティが高く一部好事家なマニアからは絶賛の声多数 とにかくこの人声もいいし真面目なのか全てが丁寧なんだよね、 1stが売れて金も相当入ったようで雇ったミュージシャンも一流、超名盤ってほどじゃないかもだけど俺的には結構イケるかも? #アナログレコード #レコード #AOR #一発屋 #NewWave https://youtu.be/fH1ILfOsgOc
JPN 86 CBSソニー 25AP1865 ¥300ジャケ買いマン
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Terry Jacks / Seasons in the Sun
カナダのシンガーのようなんだけど知らん人やな〜って思って調べてみたら「そよ風のバラード」を歌ってた人だった! いわゆる一発屋って扱いなんかな この「そよ風のバラード」は元々はシャンソンの曲で彼がビーチボーイズのためにテリーがアレンジしてレコーディングまでされながらビーチボーイズ的には 「やっぱちょっとイメージ違うんで発表するのやめとくわ」 とお蔵入りになったのを 「なんやねん、せっかくアレンジしてやったのに ほな俺が歌うわ」 とリリースしたところ全米で大当たりだったらしい 日本でもヒットを見込んでソニーがアルバムをリリース、 どうもジャケは日本独自みたいやね、オリジナルは画像の後ろから2番目のやつみたい 日本側の判断なのかどうか分からないけどオリジナルはちょっとジムモリソンみたいでむさくるしく曲のイメージに合わないと判断されたんかな〜 シングルのジャケ(アップ画像最後)の写真を流用したっぽいね まあオリジナルも国内盤もぶっちゃけイマイチなんだけど〜 ただ裏ジャケがいいんだよね あぐらをかいてギターを弾く写真はアングルもよく粒子が荒い感じの処理も素晴らしい のちに名盤として再評価される系の諸作品に共通する名盤オーラがちょっと漂ってる? 実際内容は適度にポップでオリジナル楽曲のクオリティも高い 風貌からSSW系のカントリーロックっぽいけどむしろチャート向けのモンキーズのマイナー曲集って感じでポップス色が強いかな どちらにしても立ち位置的には微妙なためアイテムとしてはレアではあるんだけど ジャンクコーナーで100円じゃなきゃ買わなかっただろうな〜 #レコード #アナログレコード #テリージャックス #そよ風のバラード #全米1位 #ビーチボーイズ #お蔵入り #一発屋 #アメリカンポップス #裏ジャケの方が断然良い
JPN 84 CBS SONY BLPL18 ¥100ジャケ買いマン
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Uriah Heep / Look at Yourself
彼らの代表作として今でも評価の高い作品だね タイトルナンバーは5分の中に沢山の仕掛けをカッコよくドラマティックに詰め込んだオルガンロックの美味しいエッセンス満載なブリティッシュハードロックの一つの到達点になってるんじゃないかな? 鈍く反射する銀蒸着紙を中央くり抜き部分に中から貼り付けて鏡を模した一種の変形ジャケ タイトルのLook at Yourself〜お前自身を見てみな〜 直訳するとこんな感じだろうけど意味的には 「お前ちょっと反省しろよ」 と言ったニュアンスっぽいね ジャケ上部左右に印刷されたちょっとキツそうな責めた眼差しがそう言ってるみたい 事実ハードオフの値札付けマンはその叱責にも似た眼差しに我慢できず恐らく無意識のうちに目の部分に値札を貼ってしまった模様 #レコード #アナログレコード #ハードロック #プログレ #ブリティッシュロック #ハモンドオルガン
JPN 84 東芝EMI WBS71018 ¥100ジャケ買いマン