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ヘイ・ヘイ・ガール/イ・リベリ カルトGS ヴァン・ドッグスもカバーしたあの曲。
リベリはイタリアのバンドで60年代前半には活動を開始していました。最初はソロシンガーのバック・バンド、65年から、いわゆる当時のリパプール・スタイルに切り替えて活動を始めたようです。翌年にはサン・レモ音楽祭(懐かしい)で入賞、当時のモノクロの動画はユーチューブにて。この曲が所詮「グリーン・オニオン」に歌詞をつけただけじゃないのかという議論など耳を貸す必要なし笑、どうでもよいのですそんなことは。1960年代なのだから。このシングルは1967年の12月に発売された日本でのデビュー盤。当然、英米のポップス・ロックが全盛の時代、セールス的には苦戦したなんていうもんじゃないでしょうが、60年代の日本のレコード会社のエライところは、粗製乱造数うちゃ当たるでなんでも日本盤で出しまくったことですね。半世紀以上経ち、今もって驚愕のリリース事実をしったりしますから。そしてこの曲は犬連れでしかも左翼活動家まで擁していたカルトジーエス界の雄、ヴァン・ドッグスが「ヘイ・ガール」のタイトルでシングルを発売しているのです。それがなんと1967年8月。ということは、こちらのイ・リベリの方が日本発売は遅かったのか。事実ならたいしたもんだヴァン・ドッグス。さすがスパルタクス・ブント。なんだかわかりませんが笑。
ビート・ガレージ 7" Single コロムビア揖斐是方
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The Chesterfield Kings (1982 1st)
ニューヨークの「コピーキャット」とも揶揄されたチェスターフィールド・キングスのファーストです。ブルース・マグースかと見間違う外見、聴いてみれば初期ローリング・ストーンズそのものだったり、選曲もムービング・サイドウォークスやリッターやチョコレートウォッチバンドのカバーをやっていたりと、60年代サイケデリックが好きな方なら大丈夫だとおもいます。こいつらはストーンズみたいな音だ、というジョン・リー・フッカーのコメントがジャケット裏面に。たしかいまだにCD化はされていないはずの1982年の作品。#レコード #サイケデリック・ロック #ガレージ
ガレージ/サイケデリック・ロック ミラー 2500円くらいかと。揖斐是方