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逆進行レコード ビージーズ 「リヴィング・アイズ」プロモーション用非売品
通算16枚目くらいの81年作品「リヴィング・アイズ」の、日本独自につくられたと思しきプロモーション盤です。「オデッサ」までのファンとしては、この時代の音楽につらいものがあるのは否めません。しかしレコード針を本来ならばラン・アウト部分、つまり盤の内側に置いて再生する逆進行レコードとなると、物好きとしては話が変わってきます。確かに、内側から一曲目、ラストの三曲目が終わると針は盤のエッジに。かろうじてふみとどまりますが、盤・ターンテーブルから脱落しそうな気がします。針は片減りがなく、マスターテープを逆転させてカッティングしてあるために、音の波形に歪が生じないなどと書いてありますが、そんなもんなんでしょうかね。#beegees
ポップス LP, Album RSO揖斐是方
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ハリー・ニルソン フランス盤独自ジャケットによる初期ベスト NILSSON
レコード・ジャケットそのものが持つ「色気」に関してなのですが、1960年代に製作されたフランス盤のカバー・アートがもつセンス、華というものにお気づきの方はいらっしゃませんでしょうか?かつては日本でも紹介されていたヴォーグ・レーベルなどは最たるもので、同じアルバムを各国盤で何十枚も集めたりしていますと、フランス盤のみが非常に華やかな雰囲気をもっていることに気づきます。ちょっとしたレーベルロゴのもつ配色、デザインなどに、独特の美意識が感じられるのです。このニルソンの珍しい写真を配したコンピレイションも、フロント・ラミネートのフリップ・バック仕様、厳密にいえば1970年代初頭あたりの発売かと思われますが、やはり一瞬でジャケ買いの一枚でした。あまりに過小評価が過ぎるハリー・ニルソン、そこには大いに文句がありますけれども、このアルバムは最初の三枚からセレクトした12曲で、その選曲センスは完璧といっていいでしょう。夥しいベストLPが発売されているニルソンですが、初期に限定されたものとはいえ、これは間違いなくベスト中のベストといっていいアルバムだと思います。またしてもビクター系でした。
ポップス LP, Album RCA ビクター揖斐是方