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Dobbs製 フェドラ帽
NYの帽子メーカー「Dobbs」（現在も存続中）が、ライバルのStetson製Whippetにインスパイアされて製作したと思われるエピゴーネン･モデル。模倣とはいえDobbsだって米国ハッターの老舗。このモデルの特徴は孤高のカラーリングでキマリ。Stetsonには多分ない、バーガンディ色のフェルト染め、リボンの配色、ブリムの折り返し部分の色あわせ、そのすべてが計算されたパーフェクトさ。この意趣返しに老舗の矜持を感じる。この製帽は、現代では再現するのがかなり難しいらしい。現代の方がむしろ退化してるのでは？と、この"歴史遺産"は静かに語りかける。
Dobbs製 推定1950年代 約3万円 eBay UK 約2年前
石王富尚
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DISNEY製 フェドラ帽
DISNEYというのは、NYに存在していた帽子メーカー。ウォルトさんとはまったく無関係。アメリカでは有力な帽子メーカー（ハッターともいう）で、品質の高さと、リーズナブルなプライスでシェアが高かったと聞く。本品も、ややクラウンが低めながらも正統派のフォルム、極上の素材で、あらゆるスタイルに向く。デッドストックで状態完璧なマスターピーズ。これはもう、芸術だ。
DISNEY製 1950年代 1万8千円 古着屋 約2年前
石王富尚
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Royal de luxe STETSON ホンブルグ帽
米Stetsonが挑戦した欧州起源の王道ホムブルグ･スタイル。正統派のフォルムを正確にトレースし気迫ある逸品。いっさい型崩れなく、シミもキズも見当たらない極上のヴィンテージ。この誉れ高き仕上がりに、かぶるだけで身が引き締まる。
Stetson製 推定1950年代 4万5千円 古着屋 約2年前
石王富尚
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Borsalino製ハット
泣く子も黙るボルサリーノのやわらか紳士帽。帽体と同じ色のリボンはナロー幅が選択され、細部にも絶妙のクラフトマンシップが宿る。ブリムとクラウンのスタイリッシュな黄金比はバランスが良く、洒落者・伊達男の存在を引き立てる。驚くほどソフトなのに長年の保管にもかかわらず型崩れをおこしておらず、今の時代にかぶっても違和感のないつくりはサスガ。キャメルのウールコートに合わせて、軽妙にかぶって街を歩こう。
Borsalino製 推定1940年代 約4万円 ebay UK 約2年前
石王富尚
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Borsalino製ホンブルグハット モデル名不明
帽体もリボンも漆黒で、ご覧のようにどっしりと重厚なスタイリング。巻き上げられ、堅くステッチングされたブリム端は、かぶり方のアレンジをほとんど許さない。こうしたハットの型をホンブルグといって、クラシカルなハットスタイルのひとつの典型である。 前々世紀の遺物的風格も感じさせ、ストイックで只者ではない印象。製造はボルサリーノ（伊）。創業1857年の老舗中の老舗なので、その意味からも王道。ただしフェルトはしなやかで、見た目より軽い装着感はさすが。クラウンのアレンジでかぶりこなしたいヴィンテージだ。
Borsalino製 推定1950年代初期 約3万円 eBay 約2年前
石王富尚
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Stetson製 モデル名:Whippet
ライトグレーの帽体と、同系色のナローリボンとの組み合わせ。控えめな配色ながらフォルムは高貴でエレガント。これが名作whippetだ。デニム界でいえば501、問答無用の究極モデルである。 Stetsonといえばカウボーイ･ハットやテンガロンハットの印象が強いが、真性の紳士帽でもマイスターだ。 この個体は状態も良好で、ファーフェルトの毛並みも美しく、ふんわり軽いかぶり心地。被ってるだけで人格まで高められそうな逸品。これぞ男子の粋。
Royal Stetson 推定1950年代製 約4万円 eBay 約1年前
石王富尚
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ヴィンテージ・ハット
頭に載せれば、誰でもどこでも、いつでだってジェントルマン。 ヒトは、帽子被るのがマナーだった時代の方が、ずっと長いんだ。
ひいおじいさんあたりの時代で終わってしまった本格紳士帽をたしなむ。
石王富尚
