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「2001年宇宙の旅」 ディスカバリー号 箱
白と黒を基調とした箱自体のデザインはなかなか。ただ疑問なのが何故スタンドベースを木製でなく月面にしたのかという事。これじゃ「スペース1999」でマーチン・パウワーが趣味で作ったディスカバリー号改造のゲスト宇宙船です。
宇宙船 ベルファイン 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場
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「2001年宇宙の旅」 ディスカバリー号
それまでの流線形ロケットというSF映画の宇宙船イメージを一新した記念碑的な名デザインです。同年の「猿の惑星」のイカロス号が流線形だった事から先進性が一目瞭然となっていました。スタンリー・キューブリックの遺言で長らく商品化されていませんでしたが、そうしているとコンテンツ自体が死んでしまうと業界が考えを変えたので40年以上経ってようやく商品化されました。しかし最初が1メートルのプラモでさすがに大きすぎると次に出たベルファイン社の完成品が高いが25センチと新世紀合金のXL5やEX合金のバッカスⅢ世と同サイズだったのでこれならと注文。そして届いた時はトレフィグのような小ささに愕然、全然ボリュームの無いデザインだと思い知らされました。それはさておき墨入れは全くの蛇足、2001年のメカにが似合いません、罰として同サイズの合体可能なレオノフ号を出してください。
宇宙船 ベルファイン 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場
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「007ムーンレイカー」 ムーンレイカー 箱
箱を見るとわかるように007の60周年企画としての商品です。モーターマックス社はミニカーのボンドカーカラーバージョンを発売しておりその延長なのですがムーンレイカーまで出したのは豪気。背景画として劇中の打上げ待機時のスチールを使用しているので玩具のどこが間違えているか一目でわかる親切仕様です。手前にある宇宙飛行士から別玩具転用なのはまるわかりなんですが… せめて宇宙飛行士はドラッグス側の黄色に塗って欲しかった。
宇宙船 モーターマックス 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場
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「007ムーンレイカー」 ムーンレイカーオービター
公開当時のコーギー版が似ても似つかない代物だっただけにこのモーターマックス版はちゃんとオービターの形状が子供向けの範疇ですが再現されていて長年の溜飲が一応下がりました。ただ先にも書いたように機首の黒い塗装が左右対称でない、屋根の黒い塗装も長方形でなく2個の正方形で無い等ファン向けにはつらい所も多いです。せっかくだからカーゴ内部も劇中のように旅客モジュールにしてほしかったと欲が出ます。しかし一番つらいのは金型が何十年も使いこんでいたのでモールドがだるくカーゴベイのドアもパカパカ開いて固定はムリ、ランディングギアも固定が甘く手直しする必要がありました。
宇宙船 モーターマックス 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場
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「007ムーンレイカー」 ムーンレイカー打上げ形態
サターンⅤ型ロケットと来たら次は当然スペースシャトルでしょう。もちろんこの展示ルームなのでNASAではなくドラッグス航空のムーンレイカーになっちゃいますが… 常々疑問に思っているのですが世の中星の数ほどスペースシャトル、正確にはオービターの玩具があるなら同じ数だけムーンレイカーの玩具があってもいいと思っているのです。なにせ版権とって塗装かシールを変更するだけでいいので。ですが意外にも当時発売されたプラモとコーギー製の玩具以外はマイクロマシーンを除くと今世紀まで出ていないという。自分は絶対にバンダイが大人の超合金のスペースシャトルをリペすると思ってたんですがね。このモーターマックス社のムーンレイカーは嬉しい事にブースターやタンク、さらにコロ走行できる発射台まで付いてきます、もちろん打上げ形態なのでボンドが行きに乗った6号機です。ただ散々長期に渡りスペースシャトルとして使われてきた金型の最後の奉公なのでかなりくたびれています。また塗装も機種の黒がスペースシャトルのまま塗装マスクを使っており左右対称のムーンレイカーと違って実機通りに非対称なのも気になります。そしてなによりブースターとタンクをばらせない残念仕様…
宇宙船 モーターマックス 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場
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エンタープライズ 初代 プレイメイツ新版 箱&スタンド
描き起こしていますが旧版とほぼ同じ箱絵が嬉しくなります、裏の解説文も同じでこの事から子供向けでなくマニア向けなのが分かります。ただスタンドはクリアー成形の薄い板なので重さでグラグラします。もう経年劣化で折れる未来しか見えないのが減点要素。
宇宙船 プレイメイツ 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場
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エンタープライズ 初代 プレイメイツ新版
2022年に旧版玩具発売25周年を記念して発売されたリメイク商品。既に劇中再現モデルはアートアサイラムが発売しているので『今、あえて玩具として発売したらこうなる』というIFを具現化した楽しい企画になりました。大きな違いは造形のディティール追加や塗装ヵ所増、音声ボタンは一つになり交代で効果音やセリフを発するようになりました。特に後部のボタン切り替えで一定時間発光状態で飾れるのが今風。その一方でワープナセルのライン等は当時同様シール処理なのがわかっています。
宇宙船 プレイメイツ 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場
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マッドマックス MFPインターセプター 箱
箱は凄くいいです、届いた時はテンション上がりました。空けてからは「愚痴は言うまいこぼすまい、これが男の生きる道」…という気分でしたが。なおこの商品では「初代V8インターセプター」という名称です。
ミニカー グリーンライト 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場
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マッドマックス MFPインターセプター
マッドマックスのインターセプターは本当はこっちです。とはいえ短い出番ながら印象的な活躍だったのでマックス=インターセプターの図式が刷り込まれたものです。このインターセプターが商品化の報を聞いた時は喜んだものでしたが発売元がまさかのグリーンライト… 塗装は綺麗ですが一万円越えの商品なのにボンネットもトランクも開きません、まして4ドア仕様のフォードファルコンなのに後部ドアも開きません。1/18なのに…
ミニカー グリーンライト 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場