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「007ムーンレイカー」 ムーンレイカー 箱
箱を見るとわかるように007の60周年企画としての商品です。モーターマックス社はミニカーのボンドカーカラーバージョンを発売しておりその延長なのですがムーンレイカーまで出したのは豪気。背景画として劇中の打上げ待機時のスチールを使用しているので玩具のどこが間違えているか一目でわかる親切仕様です。手前にある宇宙飛行士から別玩具転用なのはまるわかりなんですが… せめて宇宙飛行士はドラッグス側の黄色に塗って欲しかった。
宇宙船 モーターマックス 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場
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「007ムーンレイカー」 ムーンレイカーオービター
公開当時のコーギー版が似ても似つかない代物だっただけにこのモーターマックス版はちゃんとオービターの形状が子供向けの範疇ですが再現されていて長年の溜飲が一応下がりました。ただ先にも書いたように機首の黒い塗装が左右対称でない、屋根の黒い塗装も長方形でなく2個の正方形で無い等ファン向けにはつらい所も多いです。せっかくだからカーゴ内部も劇中のように旅客モジュールにしてほしかったと欲が出ます。しかし一番つらいのは金型が何十年も使いこんでいたのでモールドがだるくカーゴベイのドアもパカパカ開いて固定はムリ、ランディングギアも固定が甘く手直しする必要がありました。
宇宙船 モーターマックス 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場
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「007ムーンレイカー」 ムーンレイカー打上げ形態
サターンⅤ型ロケットと来たら次は当然スペースシャトルでしょう。もちろんこの展示ルームなのでNASAではなくドラッグス航空のムーンレイカーになっちゃいますが… 常々疑問に思っているのですが世の中星の数ほどスペースシャトル、正確にはオービターの玩具があるなら同じ数だけムーンレイカーの玩具があってもいいと思っているのです。なにせ版権とって塗装かシールを変更するだけでいいので。ですが意外にも当時発売されたプラモとコーギー製の玩具以外はマイクロマシーンを除くと今世紀まで出ていないという。自分は絶対にバンダイが大人の超合金のスペースシャトルをリペすると思ってたんですがね。このモーターマックス社のムーンレイカーは嬉しい事にブースターやタンク、さらにコロ走行できる発射台まで付いてきます、もちろん打上げ形態なのでボンドが行きに乗った6号機です。ただ散々長期に渡りスペースシャトルとして使われてきた金型の最後の奉公なのでかなりくたびれています。また塗装も機種の黒がスペースシャトルのまま塗装マスクを使っており左右対称のムーンレイカーと違って実機通りに非対称なのも気になります。そしてなによりブースターとタンクをばらせない残念仕様…
宇宙船 モーターマックス 2020年代CRASH AND BURN 場外劇場