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Nikkor-H Auto 50mm F2
前回投稿した「Nikkor-S Auto 5cm F2」の改良型として1964年に登場したレンズ。 ニコンの普及型標準レンズとして、改良を重ねながら、同一の基本設計で15年にもわたる長期間販売されたレンズの初代。 実は、私が初めて所有した一眼レフ「ニコマートFT」についていたのもこのレンズ(但し、この個体ではない)でした。 モノコートであるが、解像度は高く、白黒フィルムとの相性が良かった記憶があります。 デジタルでも、解像度の高さは健在。ただ、のちのマルチコート化されたタイプと比べると、少し発色が地味な印象も受けます。 この個体は、Df購入後に、Ai改造済みの個体をカメラのキタムラのネット中古で探して購入しました。
オールドレンズ Nikon 10,000円位gs151h
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Nikkor-S Auto 5㎝ F2
1959年発売開始、ニコンFマウントの標準レンズとしては初めて5㎝(50㎜)を達成したレンズ。 明るいレンズは、技術的制約から50㎜より長い焦点距離(5.8㎝)を標準レンズとしていた。 当時としては性能が良いものとされていたようだが、開放値が明るくないレンズであるにもかかわらず、レンズ枚数が多いこともあり、5年ほどで後継の「Nikkor-H Auto 50mm F2」にバトンタッチしている。 この個体はNikon Dfでの使用を前提に購入した非Aiマウント(基本的に非AiのレンズはAi改造品を買うことにしているが、このレンズは純正改造不可だったもの)だが、絞りリングの所謂スカート部が長く、装着はできるが絞り操作がほとんどできないというもの。マウントアダプター経由でミラーレス一眼で使用する予定だが、まだ使用には至っていない。 #Nikkor-S_Auto_5㎝_F2 #オールドレンズ #ニコン
オールドレンズ Nikon 25,000円位gs151h
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Nikkor -S Auto 55mm F1.2
1965年、日本光学(現在のニコン)が発売した大口径標準レンズ。当時のフラッグシップカメラ、Nikon F用に準備された。 NASAに納品されたニコンF用のレンズとして起用されたレンズでもある。 今の基準でいえば、開放はかなり甘く、各種収差もみられるが、絞れば収まり、きりりとしたニッコールらしい描写になる。 特性を理解していれば、デジタルでも十分使えるレンズ。絞ればコントラストも上がり、現代レンズと遜色のない描写となる。 この個体はAi改造済みをヤフオクで入手。この年代のニッコールレンズの持病でもある、グリス抜けが発生しているが、その他は問題のない個体。 そう遠くないうちに、整備したいと思っている。 #Nikon #Nikkor-S_Auto_55mmF1.2 #オールドレンズ #標準レンズ
オールドレンズ Nikon 不明 (中古購入)gs151h