-
灰簾石/Zoisite/Tanzanite
産地:Manyara, Lelatema Mts., Merelani Hills 今や言わずと知れた宝石の代表格になった美しい鉱物 多色性の強い石で見る角度によって青や紫といった色の変化を楽しむことができます。 タンザニアの石という意味で名づけられたタンザナイトは正式な鉱物名ではなくアメリカのティファニー商会が宝石として売り出す際に名付けたものです。その訳は鉱物名であるゾイサイトが自殺を意味するスーサイドと語感が似ていたことが理由とされています。 この標本は若干色味が薄いですが、透明度と結晶としての形の美しさは申し分ないものとなっています。 光の当て方で色に多少の違いが出るためかクルクルと回しながら観察していると青や紫にピンクといった色を見せてくれる標本なのですが、写真を撮る時は少々困りもので本来の定番カラーを撮ろうとするとライティングがシビアになるのでどうしても同じ石なのに雰囲気の違う写真が撮れてしまう。 三枚目の写真はその最たる例、ちゃんと同じ石なのです。
鉱物標本 ケイ酸塩鉱物 灰簾石石墨
-
トパーズ/Topaz
産地:Erongo Region Namibia 淡い青が美しいエロンゴ産のトパーズ 放射線照射などで青くしている物も存在していますが、こちらはナチュラルカラー。 涼しげな淡い青にくわえ照りもよく条線も程よく確認できます。片方の結晶に寄っかかっているように見えなくもない可愛らしい標本です。
鉱物標本 ケイ酸塩鉱物 黄玉石墨