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vinyl Carnation - Living / Loving
Living / Loving の発売20周年記念でアナログ盤出してくれた!発表当時は当然CDしか出ませんでした。黄金期と言われた5人編成が崩れてしまい、スリーピースバンドとして再出発したカーネーションの最初のアルバムでした。先行したマキシシングル3枚はそれこそ荒くれた印象のあるサウンドと楽曲でしたが、このアルバムはカーネーションらしくまとまっていてかつ隙のない緊張感のある感じがします。歌詞や音像の端々に創作ではないリアルな感情が見え隠れする。ずっと一緒にやって来た2人が離脱したことの影響は大きかったのだろう。35周年の野音で再結集したのは感激だった。でも2人が去った後のこの盤は間違いなく傑作だ。捨て曲なんて一つもない、コレは5人のまま続いていたら作れなかったろうな。 個人的に凹んでいたところにインターフォンが鳴ってこの盤が届いた。なんかとても勇気づけられた。このレコードの直枝さんの歌声はいつにも増してパワフルだ。染み入る。 Side A 1. やるせなく果てしなく 2. 春の風が吹き荒れているよ 3. LOVERS & SISTERS 4. あらくれ 5. 永遠と一秒のためのDIARY Side B 1. COCKA-DOODLE-DO 2. ハイウェイ・バス 3. 愚か者、走る 4. BLACK COFFEE CRAZY 5. USEDCAR 6. OOH! BABY #carnation #2003年 #2023年
rock vinyl Carnation - Living / Loving カーネーション disk union藤巻 達也
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vinyl Carnation - Turntable Overture
昨年出たアルバムがアナログで改めて出た。カーネーションは最近このパターンなので結局CDもアナログ盤も両方買う羽目になる。まぁCDの方は初回限定で通常アルバム、インスト版、LiveDVDの3枚組でそれはそれだ。今回改めて思ったのは音質云々もあるけど、LPのフォーマットにきっちり収録曲が収まっている点。やっぱりアルバムはこの位の分量が聴いてて丁度イイな。ポールマッカートニーのアルバムはライブ盤を除いてずーっとアナログ盤で買ってるけど、最近はずっとLP2枚組だ。エジプトステーションはなかなかの良盤だったけどLP1枚に収まってたらもっと聴きやすかったんじゃないだろうか?その点このカーネーションのアルバムは良いな。厳選された感がある。サブスクなんかが台頭して来た現代、アルバム単位でパッケージにする意味って更に重要になる気がする。CDが登場した時は容量が増えてボーナストラックが入る様になったが、なんか余計なモノもあって美しくない、作品と言うより商品な面が強く出た気がしてた。昨今のアナログ盤の復興もありそう言う面でも先祖返りが起こるのかも知れないな。 追記、今回のアナログ盤のレーベルFUJIはdisk unionのレーベルなんだね、良い仕事するなぁ。 Side A 01 Changed 02 SUPER RIDE 03 その果てを心が 04 BABY BABY BABY 05 Highland Lowland 06 霧のスーヴェニール Side B 01 マーキュロクロムと卵の泡 02 Rock On 03 I Know 04 海の叙景 05 Blue Black #carnation #vinyl
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