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Mine six ⅢsPart Ⅱ
6x6判、スプリングカメラ。
スプリングカメラ 高嶺光学 不明Fortune Lens
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Zunow Zuminor 75mm F3.5
Mine Six Ⅲs 6x6の中判カメラのレンズですが、35mmのZunowレンズ同様に、素晴らしいレンズだと思います。中判レンズのためか、イメージサークルが大きいので、描写にゆとりが出るためなのか、味わいのある奥行き感のある、深みのある描写が得られます。 本体のマウントベースを、M42マウントに改造してありますので、EOSのみならず、M42マウントアダプターが付けられるカメラで、撮影することが出来ます。 EOSマウントは、AFチップ組み込みのマウントですので、ピントが合えば、音と光で知らせてくれるのでピントを外すことはありません。 M42マウントなので、中間リングを足すと約等倍の大きさまで写すことが出来ます。 フィギュアと思えない、中々の質感であります。
Zuminor 75mm F3.5 中・大判カメラ 高嶺光学Fortune Lens
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Mine Six Ⅲs
Mine Six Ⅲsは1956年に登場した、ズノー光学 Zunow Zuminor 75mmF3.5 を搭載した、6x6判蛇腹カメラです。 ズノー光学製のズミノール75mmF3.5が装着されていることから、ズノーを愛するコレクターからは特別視されているカメラです。帝國光学およびズノー光学のスチル用レンズは、ほとんどが「ズノー(Zunow)」銘になっていますから、このカメラのズミノールという名前はとても不思議な印象を受けます。中判6x6cm用のズノー光学製レンズは、このズミノールだけしかないはずですから、その点でも非常に貴重です。 スッキリした明快なコントラスト、特に赤色系の表現が見事で、単に赤が強調された派手な描写ではなく、正確な色再現性を持ます。6x6cm判の中判のなめらかな階調など、描写表現力に、35mmのズノーレンズとは違った、ゆとりが感じられます。 ミネシック本体もたいへん撮影しやすいカメラで、フィルム送りは自動巻き止めになっています。ファインダーも鮮明でピント合わせがしやすく、国産のこのタイプのカメラとしては、トップクラスの優れたカメラのひとつであると思います。またシャッターユニット全体をヘリコイドで前後させてピント合わせを行うようになっており、6×6判の名機といわれるドイツのスーパーシックスがレンズ前玉回転式のピント合わせであることを考えると、よりレンズ性能を重視した高級な造りのカメラとも言えると思います。
蛇腹カメラ 高嶺光学Fortune Lens