-
アンニュイなレンズ!! KODAK ANGENIEUX 50mm F2.8 NEX
アンニュイなレンズ !! 長らくこのレンズの解説が書けませんでした。 文才が無いのに加え、ボキャブラリーの少なさが、原因ではありますが…… 「アンニュイ」とはフランス語の「ennui」が語源です。 「ennui」は19世紀末のヨーロッパを風靡(ふうび)した「デカダンス文学」に見られる思想です。 「デカダンス文学」とは、倦怠感や耽美(たんび)的などの傾向を帯びた芸術のことを言います。 アンジェニュー、フォカなどに代表されるフランスのレンズは、この様なアンニュイの描写傾向をします。 日本、ドイツとは設計の思想が違うからで、フランスはその場の雰囲気を大事にする思想のようです。
カスタムレンズ NEX アンジェニューFortune Lens
-
Angenieux Zoom 45-90mm f2.8
1969年にフランスのPアンジェニューが、ライカのために製造したライカR初の大口径ズームレンズです。開放で撮影すると、軟調になることで有名なレンズです。 日本での当時の発売価格は50万円、バブル絶頂期の遺産です。
レンズ アンジェニューFortune Lens