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M1号 マンダ スタンダードサイズ 平成物
地上を再び植民地にせんと企てているムウ帝国人が守護神として崇めていた怪竜マンダ。 角と長い髭を蓄えた頭部に、全身ウロコに覆われた、ヘビのように長いボディ。その姿はまさに伝説上の生き物とされる「龍」そのものですが、このマンダがムウ帝国に進撃してきた轟天号を迎え撃ち、長い体を使って艦体に絡みつく場面はイラストやスチール写真などではお馴染みですよね。実は本編ではマンダが轟天号に絡みつくシーンこそあるものの、イラストやスチール写真などのような構図は実際には無く、マンダもすぐ倒されてしまうのですが、昭和の怪獣ブーム世代には子供の頃に見たイラストやスチール写真などの刷り込みが強かったせいか、結構な強豪怪獣のイメージがありますよね。イメージと劇中のギャップが激しい怪獣といえます(笑) 1997年に発売された、M1号のマンダのスタンダードサイズソフビ。 マンダのような形状のソフビはマルサン・ブルマァクの時代には無く、マルブルタイプとして具現化するのに苦労したと思いますが、分割などを工夫して、実に上手く商品化していると思います。 画像のマンダは深緑成型にメタリックブルーで彩色を施した、1期タイプ。劇中のマンダのように“猫目”で表現された目、手塗り感満載の髭など、M1号ならではのこだわりが堪りません。 #ゴジラ #M1号 #東宝 #ソフビ #怪獣
M1号 スタンダードサイズ 平成9年(1997年) 海底軍艦dape_man
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トイグラフ ムウ帝国人 スタンダードサイズ 平成物
大日本帝国海軍の残党である神宮司大佐らが極秘裏に建造した、陸・海・空すべてで航行可能な万能戦艦、轟天号の活躍を描いた、昭和38年(1963年)公開の『海底軍艦』。 1950~60年代に製作された東宝特撮黄金時代の作品の中でも、今なお人気の高い一編ですね。この映画の中で神宮司大佐率いる轟天号と敵対するのが、かつて地上に君臨した「ムウ大陸」の末裔、ムウ帝国です。 大陸が海中に没した後、海底に地熱エネルギーを利用した一大帝国を築き、地上を再び植民地にせんと企てている、という設定の超古代帝国ですが、怪竜マンダを守護神として崇め、まるでクレオパトラのような女帝を頂点に据えた古代エジプト風の仰々しさと、それでいて地上の現行文明を遥かに凌駕する科学力を有する、というギャップがユニークでしたね。 そんなムウ帝国人、海底の帝国内では古代エジプト風の衣装ですが、地上で秘密工作を行う際に着用していたのが、全身ウロコ状の特殊潜水服です。 この特殊潜水服が実に格好良いのですが、この姿のムウ帝国人を2009年にスタンダードサイズでソフビ化したのがトイグラフです。 造形的にはマルブルタイプというよりも、現行のソフビファンの嗜好に合わせた、ややリアル寄りの造形ですかね。 成型色は濃紺、いわゆるゴジラブルーで、ほぼ全身にメタリックグリーンを纏わせた包み塗装。ところどころに見えるゴジラブルーが渋くて、良い感じです。 #ゴジラ #トイグラフ #東宝 #ソフビ #怪獣
トイグラフ スタンダードサイズ 平成21年(2009年) 海底軍艦dape_man