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ベアモデル コダイゴン スタンダードサイズ 平成物
グロテス星人が操る怪獣、コダイゴン。 元々は蓮根神社に祀られていた武神像をグロテス星人が怪獣化したものですが、後のウルトラシリーズに登場するカイマンダ(ウルトラマンA)やエンマーゴ(ウルトラマンタロウ)にも繋がる、いかにも石堂淑朗脚本らしい怪獣でしたね。 大映の『大魔神』の亜流ともいえるキャラクターですが、氷の張った湖からコダイゴンが出現するシーンは映画並みにスペクタクルな感じが出ていてなかなか良かったと思います。 2001年に発売された、ベアモデルのコダイゴン。 『帰ってきたウルトラマン』怪獣のブルマァクタイプソフビをコンプリートしようというハイパーホビー誌の企画から誕生したソフビで、円谷コミュニケーションズ(現:やまなや)のキングマイマイ幼虫、B-CLUBブルマァク復刻のキングマイマイ成虫、M1号のヤドカリンと共に、ハイパーホビーの誌上限定として発売されました。 別項で紹介した主人格のグロテス星人のソフビは着ぐるみよりも頭でっかちで、ブルマァクのメシエ星雲人を彷彿させるユルーい造形が特徴でしたが、このコダイゴンはそれとは逆に着ぐるみよりも頭を小さく、全体のプロポーションをスマートにしているのが特徴です。造形や分割も凝っていて、その仕上がりはブルマァクの名匠が手掛けた三種の神器(ササヒラー、ミステラー星人、キング・ボックル)を彷彿させます。あくまで主観ですが、ブルマァク刻印の入ったM1号のヤドカリンよりも、このコダイゴンのほうに“ブルマァク”を強く感じました。 #帰ってきたウルトラマン #ベアモデル #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
ベアモデル スタンダードサイズ 平成13年(2001年) 帰ってきたウルトラマン 第43話「魔神 月に咆える」dape_man
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ベアモデル グロテス星人 スタンダードサイズ 平成物
信州・蓮根湖に住む農夫に化け、休暇で同地を訪れていたMATの伊吹隊長の暗殺を企てた宇宙人、グロテス星人。 伊吹隊長がなかなかスキを見せないとみるや、隊長の妻子を人質に取り、MATの解散と海底基地の爆破を要求した卑劣な宇宙人ですね。「いくら泣いても駄目だ。星人は涙というものには無縁なんでな」などと喋る、宇宙人らしからぬ言動も印象的でした。 似ているものがありそうで、実は何物にも似ていない独創的なフォルムの宇宙人だと思うのですが、この時期特有の着ぐるみ造形の拙さもあって、それほど評価されていないのが残念です。 2005年に発売された、ベアモデルのグロテス星人。 頭身のバランスを崩し、着ぐるみよりも頭でっかちにして、全体をユルーい雰囲気で仕上げているのがポイントですね。ブルマァクのメシエ星雲人あたりの作風を彷彿させる造形です。この時期の新マン宇宙人にはレトロ造形が良く似合います。 #帰ってきたウルトラマン #ベアモデル #円谷プロ #怪獣 #ソフビ
ベアモデル スタンダードサイズ 平成17年(2005年) 帰ってきたウルトラマン 第43話「魔神 月に咆える」dape_man