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ブルマァク ウルトラマンA怪獣大決斗 当時物
再興マルサンのベロクロンの項でも述べたように、その特異な形状が災いしてか、当時の怪獣玩具の花形であるブルマァクのスタンダードサイズソフビはもちろん、ミニサイズにすらラインナップに入れなかったベロクロンですが、実はしっかりブルマァクもベロクロンを商品化していたんですね。それがこの「ウルトラマンA怪獣大決斗」です。 ブルマァクの「怪獣大決斗」シリーズは、台車に乗ったヒーローと怪獣のミニソフビがゼンマイ動力で左右に動きながらぶつかり合うというギミック玩具です。 このAの他に、帰ってきたウルトラマン(対アーストロン、対サドラー)・ウルトラマンタロウ(対オイルドリンカー)・ウルトラマンレオ(対ブラックギラス)があり、第二期ウルトラシリーズが放映されていた時期に番組が変わるごとに発売されていたようです。他の怪獣はそれぞれ単体のソフビとして商品化されたりしていますが、ベロクロンはこの「怪獣大決斗」でしか商品化がないので、これがブルマァク唯一のベロクロン、ということになりますね。 ベロクロンのキモともいうべき特徴的な珊瑚状の突起物は省略されまくり、何だかよく判らないパチ怪獣のように見えてしまうのはご愛嬌ですが、当時ならではの大らかな作風は眺めているだけで癒されますよ。 #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ブルマァク #円谷プロ #ソフビ
ブルマァク ウルトラマンA(エース)dape_man
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ブルマァク ウルトラマンA(エース) スタンダードサイズ 当時物
前年(昭和46年)からの第2次怪獣ブームに加え、『仮面ライダー』人気の高まりによる変身ヒーローブームの勃興により、ますます過当競争が激しくなってきた昭和47年の特撮ヒーロー番組。そんな中、男女合体変身や怪獣よりも強い「超獣」の登場、レギュラーの敵、異次元人ヤプールなど、多くの新機軸を盛り込んだ意欲作がウルトラシリーズ5作目の『ウルトラマンA(エース)』でした。その試みの多くは必ずしも成功したとは言い難いのですが、個人的には、リアルタイムで視聴したことをハッキリと記憶している最初のウルトラマン、ということもあり、思い出深い特撮ヒーロー番組の一つです。 さて、ブルマァク・マスク取れスタンダードサイズのウルトラマンA。 前作『帰ってきたウルトラマン』に引き続き、『ウルトラマンA』でもソフビ玩具がブルマァクから発売されましたが、怪獣人気が陰りを見せ始めたこともあり、A超獣ソフビの売り上げは新マン怪獣の3分の1という不振に終わったそうです。その為か、超獣ソフビと絡ませられるこのスタンダードサイズAはあまり需要がなかったようで、Aのソフビ人形としては450円サイズよりも出現率が低いです。 450円サイズに比べると造形に甘さが感じられるのが否めないのと、マスクがキツキツで脱着に苦労したりしますが、やはり超獣と並べられるのはイイですね。 #ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ブルマァク #円谷プロ #ソフビ
ブルマァク スタンダードサイズ ウルトラマンA(エース)dape_man