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河出書房新社 ふくろうの本 図説 異星人 野田SFコレクション
2002年5月20日初版印刷 2002年5月30日初版発行 発行所 河出書房新社 平成14年(2002年)に河出書房新社より刊行された「ふくろうの本 図説 異星人 野田SFコレクション」です。 数多くの海外SF小説を翻訳し、また、SF作家としても大活躍された“宇宙軍大元帥”こと野田昌宏氏の膨大なコレクションの中から、主に昔のアメリカの書籍や雑誌などに掲載された宇宙人やモンスターのイラストを収録、解説した本です。 H・G・ウェルズ『宇宙戦争』の火星人に始まり、1920年代から50年代にかけて出版されたパルプマガジンの表紙を飾ったBEM(Bug Eyed Monster、Big Eyed Monster)たち、そして、日本でもかの大伴昌司氏が紹介したり、様々な媒体に流用された(パクられた?)、エド・カーティア(エド・カウチャー)の「星間生物園」の異星人たちが、デイヴィッド・カイルの原典の全訳と共に掲載されていたりと、これ一冊で昔のアメリカの、宇宙人イラストの変遷が楽しめるという内容になっています。 後のSF映画にも大きな影響を与えた素晴らしいイラストの数々は、眺めているだけで時が経つのを忘れてしまいます。 #宇宙人 #SF #モンスター #野田昌宏 #エド・カーティア #エド・カウチャー #河出書房新社
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河出書房新社 河出文庫 怪獣文学大全
一九九八年八月四日 初版発行 発行所 河出書房新社 平成10年(1998年)に河出書房新社の河出文庫から刊行された、「怪獣文学大全」です。 季刊誌「幻想文学」の編集長を務めていた東雅夫氏の編纂による“怪獣”をテーマにしたアンソロジーで、純文学からスラップスティック・コメディ、批評エッセイまで幅広いジャンルの作品が13篇収録されています。中でも『マタンゴ』関連のラインナップが妙に充実していて、原案となったウイリアム・ホープ・ホジスン「闇の声」、それを翻案・小説化した福島正実「マタンゴ」から、橋本治「マタンゴを喰ったな」「更にマタンゴを喰ったな」、大槻ケンヂが筋肉少女帯で歌った「マタンゴ」の詞といった珍作まで収録されていて、マタンゴ好きならば見逃せない一冊です。 #怪獣文学大全 #河出書房新社 #河出文庫 #ゴジラ #モスラ #マタンゴ #東雅夫 #怪獣
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