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富嶽三十六景 / 北斎と廣重
「北斎と廣重」シリーズは全部で8冊(富嶽三十六景、東海道五十三次、木曾街道六十九次、隅田川、江戸百景、諸国名所、花鳥風月、俳画漫画風俗画)出たのだが、やっぱり葛飾北斎の富嶽三十六景が一番いい。「神奈川沖浪裏」「凱風快晴」が圧倒的だが、「甲州石班澤」「相州梅澤左」「東海道金谷ノ不二」を加えて私のベスト5。あのブルーの美しさよ……。必殺からくり人でも使われたけど、まぁ、あれはあんまり……。
アート 講談社 1971年大吉GUY
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ウォーホル / 講談社版「現代美術」
シルクスクリーンでプリントした作品が有名なアンディ・ウォーホル。同じ図柄の色違いをいくつも並べて構成したものが私のお気に入り。こんなアーティストが、キチガイ科学者の脱力奮闘記『悪魔のはらわた』(1974)とか痛々しくて見てられない吸血鬼映画『処女の生血』(1974)を監修してるんだから、人って分からない。
アート 講談社 1993年大吉GUY
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リキテンスタイン / 講談社版「現代美術」
アメリカン・ポップ・アートのスーパースター、ロイ・リキテンスタイン特集。単純な線と派手な色で思いっきり目立つ作風。ただのマンガじゃねぇかと言えば、そのとおりなんだけれど、インパクトは絶大。
アート 講談社 1992年大吉GUY