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楽園の泉 / アーサー・C・クラーク著 山高 昭訳
1979年刊行(ハヤカワ文庫の初版は1987年) 原題 : The Fountains of Paradise 赤道上の同期衛星から超繊維でできたケーブルを地上におろし、地球と宇宙空間を結ぶエレベーターを建造できないだろうか?全長四万キロの“宇宙エレベーター”建設を実現しようと、地球建設公社の技術部長モーガンは、赤道上の美しい島国タプロバニーへやってきた。だが、建設予定地の霊山スリカンダの山頂には三千年もの歴史をもつ寺院が建っていたのだ…みずからの夢の実現をめざす科学者の奮闘を描く巨匠の代表作。
ハヤカワ文庫 SF SF アーサー・C・クラーク 山高 昭ace
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幼年期の終り / アーサー・C・クラーク著 福島正実訳
1952年刊行(ハヤカワ文庫の初版は1979年) 原題 : Childhood's End 異星人の宇宙船が地球の主要都市上空に停滞してから五十年。その間、異星人は人類にその姿を見せることなく、見事に地球管理を行なった。だが、多くの謎があった。宇宙人の真の目的は? 人類の未来は?――巨匠が異星人とのファースト・コンタクトによって新たな道を歩みはじめる人類の姿を描きあげた傑作! 一見地味な作品に思えますが、ぶっ飛びの内容です。日本ではなぜか哲学というものが教育されません。同様に神智学もほぼ触れる機会がありません。クラークの作品はガッチガチのハードSFではなく、どちらかといえば超自然的な設定を躊躇せず取り上げ、"神"という存在を探求しているように思います。 さて、彼の求める真理の果てや如何に?
ハヤカワ文庫 SF SF アーサー・C・クラーク 福島正実ace
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3001年終局への旅
原題 / 3001 : The Final Odyssey 1997年刊行 ハヤカワ文庫SF / 2001年初版 シリーズ完結編。 かつてディスカバリー号から宇宙に放り出されたフランク・プールが発見された。1000年後の世界で、エウロパに降り立った彼を待っていたのは⁈
早川書房 SF アーサー・C・クラーク 伊藤典夫ace
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2061年宇宙の旅
原題 / 2061 : Odyssey Three 1987年刊行 早川書房 / 1988年初版 (参考/ハヤカワ文庫SF 1995年初版) 「2001年宇宙の旅」、「2010年宇宙の旅」の続編3作目。 着陸を禁じられている新星化したエウロパ。そこでフロイド博士らが、見たものは⁈
早川書房 SF アーサー・C・クラーク 山高 昭ace
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2010年宇宙の旅
原題 / 2010 : Odyssey Two 1982年刊行 早川書房 / 1983年初版 「2001年宇宙の旅」の続編。本作ではフロイド博士が主人公となり、行方不明になったディスカバリー号の調査に向かう物語。 1985年に公開された映画版「2010」は、ロイ・シャイダーがフロイド博士役で出演しました。また、探査に向かうレオーノフ号のデザインをシド・ミードが手がけました。
SF アーサー・C・クラーク 早川書房 伊藤典夫ace
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2001年宇宙の旅
原題 / 2001: A Space Odyssey 1968年6月刊行 「宇宙のオデッセイ2001」 ハヤカワ・ノヴェルズ / 1968年10月初版 「2001年宇宙の旅」 ハヤカワ文庫SF / 1977年初版 「決定版 2001年宇宙の旅」 ハヤカワ文庫SF / 1993年初版 (クラークの序文が追加) キューブリックにとっては、クラークの小説版は脚本執筆の補助的存在だったと思います。結果、クラークは独自の解釈のもとに物語を構築していると思います。キューブリックはクラークが作中で細かく描写・説明するのが気に入らなかったようで、小説版の発売は映画公開より2カ月遅らされました。
ハヤカワ文庫 SF SF アーサー・C・クラーク 伊藤典夫ace
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白鹿亭綺譚 / アーサー・C ・クラーク著 平井イサク訳
1957年発表の短編集 原題 : Tales from The White Hart 日本では1980年にハヤカワから出版されました。 ロンドンはテムズ川近くのパブ"白鹿亭"。そこに水曜日の夜毎に集まる男達の空想話。 バーに立ち寄って客の話に耳を傾けながら一杯、といった雰囲気で愉しめます。
ハヤカワ文庫 SF SF アーサー・C・クラーク 平井イサクace