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タカトク アイアンキング ミニソフビ
1972年、タカトクより発売。大きさは約15センチ。 スターである石橋正次、浜田光夫のW主演という、当時では(というか今でも)考えられないキャスティング。しかもアイアンキングはあくまでサポートで、人間である静弦太郎が敵を倒すというのも特徴的だ。 タイトルにもなっているヒーローなのに、見せ場を全部弦太郎に持っていかれるという、不運のヒーローでもありますね(笑)『活動時間は1分』『水をガブ飲みする』という設定も、頼りなさを感じてしまいます。 やはり、当時売り出し中の石橋正次をメインに据えるという思惑もあったんでしょう…。 ミニソフビでありながら、実物の特徴をよくとらえていてなかなかの出来だと思います。
特撮 タカトク 2014年ちしお
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ポピー 仮面ライダーX ミニソフビ
1974年、ポピーより発売。 大きさは約14センチ。当時の定価は不明。 仮面ライダーシリーズの第3弾。マスクを装着するという変身パターン(セタップ)や、さまざまな形態に変化する万能武器ライドルなど、メカニカルな要素が取り入れられた。 こちらのソフビは、ライドルスティックが付属している。 『敵が、日本の崩壊を目的として世界の大国同士が水面下で手を結んでいる組織』『恋人が敵組織のスパイ』 こんな設定子供にわからんだろ!と思いつつ、そのチャレンジ精神あふれるところにどうも惹かれてしまう仮面ライダーX。視聴率は当然伸び悩んだそうですが、このまま突っ走ってほしかったですねぇ。 さて、ソフビの方ですが、ライドル…というか、緑の棒がついています。 せめてシルバーだったらなぁ(笑) あと、カラーリングはNGスーツの色を再現しています。まだOKスーツができる前に開発したのか、それともOKスーツでは地味だと思ったのか…。大らかな時代です^^;
特撮 ポピー 2014年ちしお
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タカトク 仮面ライダー 変身ベルト
<解説> 1971年、タカトクより発売。 当時の定価は500円(?) 当初、仮面ライダーのメインスポンサーはタカトクであり、商品ラインナップにこの変身ベルトも含まれていた。 タイフーンおよびエナージコンバータ部分は金属製で美しい仕上がり。 ベルト部分はビニールだが、表面に革状の加工がなされておりなかなかリアルだ。 ギミックは特に内蔵されておらず、風車が手動で回せるのみである。 これをもとに、ポピーが『光る・回る 変身ベルト』を開発し大ヒット。その実績を認められ、仮面ライダーのみならず、その後の東映作品のメインスポンサーになったのはご周知の通りである。 <個人的な思い出など> ポピーの電動変身ベルトが有名すぎて、これの存在を知らない人も多いと思います。 しかし、これが無ければ今まで続くDX変身ベルトの歴史はなかったかもしれない。これこそが、紛れもなく元祖変身ベルトなのです! #タカトク #仮面ライダー #変身ベルト
特撮 タカトク 2014年ちしお