ロッテ レインボーマン ミニソフビ
<解説>
川内康範原作の特撮ヒーロー。
主人公ヤマトタケシが、インドの山奥に住むダイバダッタの修行を受けレインボーマンとなり、日本滅亡を企む死ね死ね団と戦う。
このソフビだが、ポピーやバンダイなどのおもちゃメーカー名は入っておらず、「ロッテ」と刻印されている。当時、ロッテからお菓子が発売されていたようなので、そのノベルティあるいは懸賞品だったのかもしれない。
情報をお持ちの方は、ぜひ詳細をお教え願いたい。
<個人的な思い出など>
当時の悪の組織といえば、1にも2にも「世界征服」というのが当たり前の風潮の中、死ね死ね団の目的は「日本滅亡」。しかもその動機は、第2次大戦中に日本軍に家族を殺され、自身も虐待を受けたことへの「復讐」。
宇宙猿人ゴリもそうですが、悪役にもちゃんとバックボーンというか、侵略行為を行う明確な過去や動機がある作品って、やっぱり面白いです。
もちろんヤマトタケシだって、日本を救う以外にも「自分のせいで歩けなくなった妹の足を治す」というまた別の使命があるわけです。
こうした設定の練りこみが、他とは違った深みをもたらしたんでしょうね…。
ロッテ
2016年春
ちしお