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各社レコード総合月報 1953年12月号
各社レコード総合月報 1953年12月号 私の手元には1953年12月号のみで、詳細はよく判りません。 裏表紙には「サカキバラ(自由ヶ丘駅前)」と書かれていますが、 中身は紹介済の「三光ニュース」と全く同じです。 (違いは、コロムビア電蓄とミヤタ・ハーモニカ広告の有無だけです) タイトルから考えると、この「各社レコード総合月報」の方が 汎用性のあるものなので、こちらが標準仕様で、 「三光ニュース」の方が個別仕様なのかという気もします。 シューベルトの「ザ・グレイト」(フルトヴェングラー指揮)の グラモフォン盤が紹介されていますが(LPではなくVG盤です) この解説を読んでいると、フルトヴェングラーが存命中だったことが 改めて気付かされます。 後に来日したベルリン・フィルの団員が、「最も重要なレコーディングは?」 とインタビューで問われ、この録音を挙げていました。 ギターのナルシソ・エペスは、もちろんイエペスのことですね。 #アナログレコード #レコード資料 #各社レコード総合月報
音楽(レコード) 販促物? 1953年chirolin_band
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三光ニュース(各社レコード総合月報) 1950年代
三光というのは東京・神田にあった会社のようですが、 私は全く知識がありません。 手元にあるのは1953年代の数冊のみで、発行期間等は判りません。 1953年7月号を見ると、内容は新譜のリストのみで、 解説も広告もありません。 この号には雪村いづみさんの写真が上質な紙に印刷されており、 珍しいと思います。 1953年9月号からは解説が書かれるようになり、 10月号からは広告も入るようになります。 この解説ですが、明らかにメーカーが執筆しているようです。 純邦楽からクラシックまで万遍なくコメントされており、 1ディーラーではカバーし切れなかった筈ですし、 「テイチクレコード洋楽部」と署名されているものもあります。 こんなところから、これはタイトルこそ「三光ニュース」となって いますが、三光株式会社が単独で発行したものではなく、 いくつかの有力小売店が協力し、メーカーの支援も受けながら 共同で発行したものではないか、と推察します。 表紙(タイトル)はバリエーションがあるのではないかと…… (この冊子には、発行人等の記載はありません) #アナログレコード #レコード資料 #三光ニュース
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