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REVOLVER (UK original mono) / The Beatles
2022年最初の投稿は「リボルバー」。昔から一貫して「ビートルズで一番好きなアルバム候補」の1つです。もっとも、候補はほかに4枚くらいあるんですが。 このアルバムからはっきりと音の佇まいが変わっているのは、ここからエンジニアが若きジェフ・エメリックになったからで、スタジオの響きを排したデッドで乾いた音像や数々の録音実験は、新しいロックの世界を拓いたと思います。針を落とすと微かなスクラッチ・ノイズのあとに聞こえる「one two three four ...」のカウント。これを聴くたびに胃の上あたりがキュっとなる感覚を覚えます。このかっこよさは、永遠。デビューアルバムもカウントから始まることを思うと、ビートルズはここであらためてデビューを宣言したのかもしれない…というのは考えすぎでしょうけれども。 この盤はセカンドプレスですが、例によってコンディション優先で買ったのでノイズも少なく、ほんとに瑞々しい音を出してくれます。
2/2 6/6 GL RLM/RLDchalkhills
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HELP! (UK original mono) / The Beatles
これはですね、僕の知識が間違っていなければ1stプレスです。ただ、この「Help!」自体、ビートルズの中ではそもそもの音がイマイチ、という評価も多いんですが。タイトル曲のボーカル違いとか、録音周りで謎の多い作品ですね。 中身は、前作の疲れた印象を払拭して、総天然色の映画の印象そのままに疾走感が戻ってきたアルバムではあります。Help!とYestrtdayが入っているというだけでも、普通のバンドなら最高傑作になりそうなものですよね。ほんと凄いバンドです。 #アナログレコード #ビートルズ
2/2 10/5 GL RDM/RRMchalkhills