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明治型白紙收入印紙 百圓
明治型白紙収入印紙の最高額面であり、同時に初めて発行された百円印紙でもある。薄い紫色が美しい。
印紙 1909.6.21 1898.7.28印紙類蒐集館
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明治型白紙收入印紙 五拾圓
凹版はやはり美しい。消印が逆さまになっているので分かりにくいが、裁判所の消印である。
印紙 1909.6.21 1898.7.28印紙類蒐集館
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明治型白紙收入印紙 拾圓
肖像は日本紙幣収集家なら知らない人はいないであろう武内宿禰である。
印紙 1909.6.21 1898.7.28印紙類蒐集館
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明治型白紙收入印紙 中額面三種
いかにも明治らしい雰囲気である。上は五十銭、左下は一円、右下は五円。五十銭、一円はよく見かけるが、五円はやや珍しい。
印紙 1909.6.21 1898.7.28印紙類蒐集館
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明治型白紙收入印紙 低額面六種
印紙税用に発行された低額面収入印紙である。左上は一銭、右上は初期二銭、左中は後期二銭、右中は三銭、左下は五銭、右下は十銭。二銭が二枚あるが刷色が大きく異なるため、別種とした。前期二銭は刷色が一銭に似ていたために変更せざるを得なかったのであろう。 この中で三銭のみ明治38年1月1日に発行された。歴史に詳しい人はピンとくるかもしれないがこの年は日露戦争の最中であり、戦費調達のために印紙税の基本料金が二銭から三銭に増税された。そのため、三銭のみ数字部分がゴシック体となっている。 全て入手しやすい。
印紙 1909.6.21(十銭以外) 1915.4.30(十銭以外)印紙類蒐集館
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明治型白紙收入印紙 売薬税用低額面四種
厘位の印紙は売薬印紙税用として発行された。左上は一厘、右上は二厘、左下は三厘、右上は五厘。前述の通り基本は売薬印紙税用なので薬袋に貼付されていることが多いが、以前に三厘が印紙税として書類に用いられた例を見たことがある。
印紙 1915.4.30 1898.7.28印紙類蒐集館