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貳拾圓
訴訟用印紙の最高額面。セピア色の印面が高級感を漂わせている。訴訟用印紙のデザインを手掛けたのはかの有名なキヨッソーネである。
印紙 1898.7.14 1920.6.23印紙類蒐集館
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拾五圓
日本印紙の中でもかなり中途半端な金額の印紙である(高額面の中では)。訴訟用印紙の中では最も希少。
印紙 1898.7.14 1920.6.23印紙類蒐集館
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拾圓
十円は色にヴァラエティがあり、一円と間違えてしまうような淡い朱色のものがある。
印紙 1898.7.14 1920.6.23印紙類蒐集館
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五圓
鮮やかな青色が美しい。五円以上は希少。
印紙 1898.7.14 1920.6.23印紙類蒐集館
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壹圓
写真のように裁判所消印のないものは収入印紙として使用されたものである。一円は比較的希少であり、安くても1,000円以上はする。
印紙 1898.7.14 1920.6.23印紙類蒐集館
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五拾錢
今まで裁判所消印の印影を紹介してきたが、たまに画像の名古屋地方裁判所消印が押された印紙のように○○地方裁判所消印という印影が見られることがある。五十銭は比較的集めやすい。
印紙 1898.7.14 1920.6.23印紙類蒐集館
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拾錢
訴訟用印紙の中で十錢は最も手に入れ易い。女神が読む本の左頁には篆書で「法」の文字が書かれている。
印紙 1898.7.14 1920.6.23印紙類蒐集館
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五錢
三銭の裁判所の消印は隷書体であったがこの印紙の裁判所消印は篆書体となっている。これは各裁判所で消印を作成していた為で、当然様々な書体の消印が存在する。 五銭は手に入れやすい。
印紙 1898.7.14 1920.6.23印紙類蒐集館
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叄錢
訴訟用印紙の最低額面三銭。訴訟用印紙の円形の印面は日本の切手・印紙の歴史の中でも特異なものであると思う。私が印紙に興味を持ったのも訴訟用印紙の影響が大きい。 三銭は低額面の割に数が少ないからか入手しずらい。
印紙 1898.7.14 1920.6.23印紙類蒐集館