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山田純嗣「(12-13)WOODMAN」
ヒエロニムス・ボス「快楽の園」(マドリードのプラド美術館蔵)の右側、地獄で拷問を受ける人たちを描く場面に出てくる「樹幹人間」をモチーフにしたもの。「樹幹人間」の部分は石膏で像を作り、周囲の描き込みはエッチングで印画紙に刷るという「インタリオ・オン・フォト」という複雑な行程を経て制作されている。 「快楽の園」全体をモチーフに制作された大作は愛知県美術館に所蔵されていて、確か美術館で見た直後にこの作品と出会ったのだと思う。一部分とはいえ美術館で見たときの感動が甦ってくるようで購入を決めた。
(12-13)WOODMAN 山田純嗣 「EXTRA NUMBER 2014」2014.3.1-3.15 AIN SOPH DISPATCHあさはらやあま
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山田純嗣「(14-12)WATER LILIES (CH)」
言わずと知れたモネの「睡蓮」をモチーフにしたもの。パールペイントが施されていて、光を当てる角度によって見え方が変わっていつまでも見ていても飽きることがない。 このシリーズは世界の各美術館に所蔵されている「睡蓮」を参考に色がつけられていて、この作品はシカゴ美術館所蔵のものが参照されているそう。
(14-12)WATER LILIES (CH) 山田純嗣 個展「絵画をめぐって 反復・反転・反映」2014.8.30-9.27 不忍画廊あさはらやあま