トンプソン M1A1。
トンプソン M1A1。
WWⅡの米軍主力SMG「サブ・マシンガン」として有名なトンプソンM1928の戦時簡略生産型。
M1928A1は製造工程に手間が掛かり過ぎる事から、戦時簡略生産型のM1へと変更された。
M1928A1で特徴的だった、カッツコンペンセイターも外され、バレルに付いた放熱性を高めるフィン「ヒダの形状の加工」も省かれたM1は、戦時簡略生産のコストダウン生産を過度にし過ぎたおかげで、スチール板をL字に曲げて穴を開けただけの簡易リアサイトのガードが付いておらず、戦場での酷使でリアサイトの破損が多発した為に、これ又スチールプレス板を加工したリアサイトガードを付けたM1A1へとバージョンアップした。
これだけ簡略化しても、まだまだコスト高が目立ったトミーガンは、戦時の急造には適応出来ないと判断され、フレームの殆どをスチールプレス板から作られた最強のコストパフォーマンスSMGのM3グリースガンへとバトンタッチした。
トンプソンM1A1は、映画「プライベート・ライアン」で、トム・ハンクス演じるミラー大尉の銃として有名。
エアガン
トンプソン・M1A1
1/1
1940年代
MOYO.