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ジョウオウクボガイ
クボガイというよりはバテイラに印象が近いですが、臍孔は閉じています。北東太平洋南部の種で、微妙に異国情緒があって面白い貝です。 殻底の筋は模様だけではなく深い彫刻として現れる点や、螺層の縁がやや反り返って下層に覆い被さるようになっているのが特徴です。 欧米のほうでもあまり市場には出ないようで、日本のバテイラなどに比べると少ない貝と思われます。
Tegula 2021/8 39mmWiwaximaminashi
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ポッペビナ(ポッペマクラ)(仮称)
2008年に記載されたばかりの種です。O.aliguayensisという異名が2005年に付いているのですが、何故かこちらの名前が使われています。 この見た目のマクラガイにしては意外なことに、深場の種なようです。 この個体では少ないですが、縫合や、個体によっては体層全面に稲妻模様が出ます。
2018 39mm Oliva (Recourtoliva) poppeiWiwaximaminashi
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モモエボラ
国産コロモガイ類の代表種の一角ですが、ほかのものと比べるとかなり細かい布目状の彫刻です。全体的に丸みが強い印象。打ち上がっているのはまだ見ていませんが、いるところにはいるみたいです。
39mm Cancellaria sinensis 和歌山県有田市Wiwaximaminashi
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オボロイモ
非常に模様の細かいイモガイ。色調や斑の大きさが変異します。 インド・西太平洋の深場。
クリイロイモ亜属 1000円 2019/1Wiwaximaminashi
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コガネヤタテ
別名コガネフデ。実際、ヤタテガイ系の貝ではありません。 奄美諸島以南の熱帯インド・太平洋。サンゴ礁域の潮間帯〜10m深
フデガイ 2019夏 39mmWiwaximaminashi
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シコロイモ
アフリカ南東部沖の深海に生息。 割と少ない種だけど、あまり人気がないのか価格帯はそこまで高くない。個人的にはこの感じは好きだが…
キジビキイモ亜属 1000円 39mmWiwaximaminashi