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ニセイボシマイモ
名前の通り、イボシマイモの近似種です。また、見分け方も分かりやすく、「似たイモガイの見分け方」の有名な例です。 イボシマイモは螺塔がほぼ真っ白になるのに対し、本種は結節以外は褐色になります。また、イボシマイモのような体層中央の白帯はありません。
2019春 Conus sanguinolentusWiwaximaminashi
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サカマキボラ04
普通の巻貝は、殻頂を上にしたときに殻口が右側にくる「右巻き」ですが、この貝は特殊で左巻きのため、普通とは逆向きなので「逆巻き」。 老成すると殻は白っぽくなります。これも背面にはほとんど模様がありません。 これは流通する中では大きめですが、最大で40cmにもなります。 アメリカ南東岸の潮間帯〜水深30m。
コブシボラ 2019春 16cmWiwaximaminashi
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シンシャミナシ(仮称)(ハブミナシ[01])
ハブミナシの色彩変異で、通常黒い部分が朱〜オレンジ色をしています。不思議なことに、白帯の斑の間は黒いままです。また、全体がクリムゾンレッドになる個体もいます。
クロミナシ亜属 2019春 30mmWiwaximaminashi
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ゴマフイモとコモンイモの雑種?
ゴマフイモとコモンイモの中間のような、よく分からない貝です。斑点もよく見ると2タイプくらいが混ざっている上に、平均サイズも両者の中間くらい。形はゴマフイモに近いですが、斑点が満遍なくではなくややまとまって出ているのはコモンイモの特徴。両者は近い種で分布もかぶっているので、雑種が生じてもおかしくはないと思いますが、果たして…?
コモンイモ亜属 2019春 48mm cf.Conus pulicarius × Conus arenatusWiwaximaminashi
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シャムニシキミナシ(仮称)(シノノメイモ[02])
シノノメイモの変種ですが、このタイプをシャムニシキミナシと呼んでいる本があります。一方、ニシキミナシの無斑個体も同名で呼ばれています。 肩は通常これくらい張っています。側面が直線的で、色帯部の模様が不明瞭なものをこう呼ぶようです。
ヤキイモ亜属 2019春 52mm Conus gubernator f.terminusWiwaximaminashi
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アミメタガヤサンミナシ
タガヤサンミナシよりも模様が細かく、白斑部の面積は広めで、濃色、肩幅は広くなります。白斑はサイズが揃っているので網目状になりやすいです。海外勢を中心にそこそこ人気があります。 あまり聞きませんが、日本にもいるらしいです。 紀伊半島・沖縄〜インドネシア・インド洋。水深50mまでの浅海のサンゴ礁。
タガヤサンミナシ亜属 2019春 53mmWiwaximaminashi
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キントキイモ[02]
螺塔がかなり平らで黄色味の強い個体。
オトメイモ亜属 2019春 62mmWiwaximaminashi
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ナガベッコウイモ[03]
大サイズ。色彩変異が多く、いくつかの型に分ける場合もあるとか。 最大90mmでは超えますが、普通はせいぜい5cmぐらい。 八丈島・沖縄以南の西・南太平洋。
シロマダライモ亜属 2019春 77mmWiwaximaminashi
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*カザリイトマキボラ
南米の少し変わったイトマキボラ。ペルシャイトマキボラにも似てる。正式な和名はまだ無さそうですが、アカネイトマキボラの名前で流通してるのがたまにあります。
イトマキボラ属 2500円 2019春Wiwaximaminashi