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Zillertal Bier ( Liliput / HOe )
HOナロー(HOe)のビール貨車、オーストリアのツィラータール渓谷鉄道の「ツィラータール・ビール」の大樽貨車です。 なかなかシュールなデザインですが、この大樽は実はホンモノではなく、この中も客室になっていて中でビールを飲むことのできる観光列車の客車です。 ツィラータール鉄道に行くと、実際にこれが存在するんですw 模型はドイツのリリプット(Liliput)社のナローのシリーズの1両、この変わったデザインの貨車を細部まで精巧に再現しています。 中古品を入手、レストアしました。 製作記 ↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/185
HOe Liliput わすれたwT. S
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5号機関車 クラウス型SL ( Minitrains / HOe )
西ドイツのナローゲージ模型の草分けといえば、エガーバーン社。 1960年創業で1967年頃に倒産してしまい市場から姿を消してしまいましたが、いまだにその人気は衰えることなく、中古市場ではなかなかの高値で取り引きされています。 その後、金型等が譲渡されたのか、ドイツ・カールスルーエのミニトレインズ社が引き継いで復刻版が発売されていまして、この黒いクラウス型SLはその復刻版のモデルです。 内部メカも刷新されていまして、なんとこのサイズでフライホイールまで追加、両軸モーターがキャブ内に縦に配置されておりまして、下側の軸は駆動ギヤに、上の天井側の軸にそのフライホイールが取り付けられており、スタートやストップ時の動きが大変スムースです。 ただの復刻で無くメカ的に大幅改善されているあたり、ドイツ人的な拘りなんでしょうか。 ドイツ気質を感じます。 さて、、、 この蒸気機関車のホンモノを生産したクラウス社。 1866年にミュンヘンで設立された車両メーカー、数々の鉄道車両を生み出した後、世界恐慌のさなかの1931年、同じくミュンヘンのマッファイ社と合併、クラウス・マッファイ社となります。(マッファイ社の製造した機関車で有名なのが私もメルクリンで持っているS3/6機関車です) ところで、戦後、クラウス&マッファイ社の製品で有名なのが西ドイツ陸軍のレオパルト1、ゲパルト対空戦車、そして最新のレオパルト2主力戦車。 そうです、ミリタリーマニアの方なら「KMW」といえば分かりますよね、現代のクラウス・マッファイ・ヴェクマン社(1999年に兵器メーカーのヴェクマン社とも合併)が、この小さなSLを作った「クラウス社」の現代の姿のひとつ。 1999年、クラウス・マッファイの鉄道部門はジーメンス社と合併し、ジーメンス・クラウス・マッファイ社となり、2001年にジーメンス社に吸収されてクラウス社の名前での車両製造は終わりましたが、現在でもジーメンス社として世界中に車両や車両部品を供給し、その魂は受け継がれているのです。 そのひとつ、京急のドレミファ・インバーターは、ジーメンス社製、実はこの小さな機関車の子孫だったんです…。
HOe Minitrains 貨車とセットで27千円くらいT. S
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2号機関車 工事用小型ディーゼル ( ROCO / HOe )
オーストリアのロコ社が1960-70年代ころ?に発売していた古いモデル…、3軸C型の「工事用小型ディーゼル」です。 この名称は、WPP社(コンバットマガジンのワールド・フォト・プレス)のムックシリーズのNo.15、「鉄道模型カタログ」(1978年/昭和53年版)の共立工芸さんのイラストにそのように掲載されていますので、それを採用…。 2021年の5月に中古で入手したもので(まぁまぁリーズナブルにて✌️)、ジャンク品で当初は動きませんでしたが、分解して手入れして油を差したら無事に動きました。 ライトもほんのりと点灯します。 こういう機関車は、ビール貨車より鉱石ホッパー車など、スパルタンな産業貨車を曳かせるほうが似合いそうですね。 少しいじってます。詳しくはこちら↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/191 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/196
HOe ROCO 約6000円T. S
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LGB 客車 #3 ( Lehmann / G gauge )
この客車、例の「ビール商貨車」(※)の抱き合わせでうっかり買いました(笑) でも、インテリアが再現されていてなかなかイイ客車です。 ※これ ↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/items/445
G Lehmann 2021年5月T. S
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ウイスキー貨車 「Black & White」( Märklin mini-club / Z )
私はビール貨車コレクターですが、実はこのウイスキー貨車が一番のお気に入りなのです(笑) 珍品中の珍品、ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーの「Black & White」のノベルティ貨車…。 ドイツのメルクリン社から(たしか1980年代前半だったかと…)限定品として発売されましたが、これまでHOサイズで3両持っていたところ、ドイツのSAARトレイン模型店の通販ページでこの「Zゲージ」版を発見! その珍品度から、小さいクセに€32.90もしました…。 Zゲージなので車体は小指サイズ。 これは冷蔵貨車タイプではなくコンテナタイプで、その側面スペース全体に体長1.5mmサイズの黒&白犬さん達がビッシリとプリントされているカワいいデザインです。 この黒・白のワンコは、黒いのがスコティッシュ・テリア、白いのがウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア(ウェスティ)で、どちらもスコットランドの犬なのです。(うちのワンコがウェスティのミックスなので、このブランドにはちょっと親しみがありまして…。) さて、「Black & White」のウイスキーですが…、 元はブキャナンズ・ブレンドという名称で1884年に市場に登場、そのシンプルな黒と白のシンプルなデザインのラベルでたちまち人気となりますが、消費者はブキャナンズ…という正式名より「あの黒白のやつ…」と、『ブラック・アンド・ホワイト…』と呼ぶようになります。 このため、1904年から「Black & White」に商品名を替え、そしてさらにイメージキャラクターとして、その年の品評会で優勝した黒と白の犬を採用、ワンコたちの絵がラベルに描かれたのです。 それから「Black & White」のウイスキーはますます人気が高まり、いまでも世界中で楽しまれているのでした。 …が、最近は日本であまり見かけないようですね。
Z MARKLIN mini- club €32.90T. S
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EICHHOF Bier(Märklin mini-club / Z)
スイス、ルツェルン市にある醸造会社『アイヒホーフ・ビール』、スイスのビールですが、現在はオランダのハイネケン・グループの傘下にあるそうです。 アイヒホーフのビール貨車は、HOでもこの黄色いデザインが定番です。 全面黄色に赤い文字デザインのシンプルなものです。リスのロゴが可愛いですね。こういうシンプルなのがビール貨車らしくて好きです。 Zゲージも持っていたかと思いきや無かったので、今回ドイツのSAARトレイン模型店からHOを数両購入した際に一緒に注文しました。 所在地のルツェルン市はスイスのちょうどど真ん中、ベルンとチューリヒの中間にあり、ルツェルン湖に面しています。 この町は、旧市街の北側にある14 世紀に造られた高さ870mの城壁「ムゼック市壁」や、旧市街とロイス川の右岸をつなぐ1333 年築造の屋根付きのカペル橋など、保存状態のよい中世の建築で知られています。
Z MARKLIN mini- club €11.90 海外通販 ドイツ SAAR TRAINT. S
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FOSTER’S #2 ( Rivarossi / HO )
なんて品の良いデザインのビール貨車なんでしょう…。 数あるコレクション品のなかでもピカ一ないでしょうか。濃紺の車体に、すっきりとロゴがデザインされ、シンプルなのにパッと FOSTER'S のブランド名が目に飛び込んできます。 …FOSTER'S、豪州のビール・ブランドです。 オーストラリアのビールなんですが、この模型はイタリア製でイタリア向けということみたいで、FOSTER'Sの文字の下にイタリア語で「La Birra Alternativa!」とキャッチコピーが書いてあります。 alternativaとは伊語で「代替品」ですが、それでは意味が通りません。 もう少し調べると「片方が真実でない場合のもう片方の真実」という意味もあるようなので、意訳(超訳)をするとこのコピーは『これが本当のビール!』というのが適当な訳になるでしょうか…。 FOSTER'S(フォスターズ)、オーストラリアで最も売れていて全世界に展開しているラガー・ビールの大手ブランドです。(※後述の通り現在は日本のアサヒの傘下) ただ、最も売れているビールのはずが豪州ではあまり人気がないそうで…、ヴィクトリアン・ビターやカールトンのほうが人気があるそうです。(確かに、取引先の豪州人も以前に「け、フォスターズなんて美味くないよw」ってバカにしてました(笑) そんなこと無いと思いますけどね??? おいしいですよw) さて、フォスターズの起源は1886年、米国ニューヨークからメルボルンに移民してきたウィリアム&ラルフ・フォスター兄弟により設立された醸造所です。 醸造開始は1888年11月、翌1889年2月から市場に売り出されました。 1901年には、英連邦軍としてボーア戦争に従軍中のオーストラリア陸軍部隊向けに、初めて海外にも輸出されています。 戦後に世界中に進出を図り、1971年に英国で、1972年には米国でも発売されるようになりました。 1981年からは、英国市場向けとして英国 Watney Mann社とTruman Brewers社によってライセンス製造がはじまり、英国における流通量が増えました。 2011年、フォスターズは南ア&英国のコングロマリット「SABMiller」社に買収され、さらに、2016年には多国籍企業(ベルギー、ブラジル、アメリカ)の「Anheuser-Busch In Bev」(※バドワイザーのアンハウザー・ブッシュ社)に吸収されますが、2019年、Anheuser-Busch社は、フォスターズ・ラガーを日本のアサヒビールに売却することに合意、現在ではアサヒの傘下にあります。
HO Rivarossi €27.49 RareLocos模型店(仏)T. S
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Hofbrau #6 ( Märklin / HO )
ドイツ、シュツットガルトの「Stuttgarter Hofbrau」(ホフブロイ)です。 同社のwebsiteを見ると、小麦のヴァイツェンビールを製造・販売しているようです。 模型はドイツのメルクリン社製、No.94027、メルクリン標準の冷蔵2軸貨車ベースですが、デザイン的に珍しいのが,下回りも含めて妻面も屋根も黒づくめ(車輪も黒染パーツ)に、対照的に側面はビールの泡と金色が横一杯にデザインされており、楽しい絵柄のビール貨車です。 車輪はメルクリンのACタイプから、DC2線式対応のカツミφ10.5mmピボット軸プレート車輪に交換、折角なので、珍しくキャロムのブラックスチールスプレーで黒く染めまして足元が引き締まりました。 この素晴らしいビール貨車を眺めながら、一杯飲むのは最高でしょうね!
HO Marklin €19.90 海外通販 ドイツ SAAR TRAINT. S
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Flensburger ( Märklin / HO )
Flensburger(フレンスブルガー)、ドイツのシュレースヴィヒ ホルシュタイン州の町、フレンスブルクにある醸造所です。大企業に属さず、個人経営で操業しているドイツ最後の醸造所の 1 つだそうで、1888 年にフレンスブルクの 5 人の市民によって設立されました。 現在でも、主に創設者のピーターセン家とデスレフセン家によって経営されています。 このビールとは、以前にこういう因縁がありましたw これはこれで美味しかったです…。 ↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/105 模型は、ドイツ・メルクリン社のビール貨車3両セット、No.48774“Epoche IV ビール貨車セット”のうちの1両です。(エポック4というのは、ドイツの鉄道の時代区分でいうところの1970年頃~1990年頃を対象としています) エポック4という割に、木造の2軸貨車で古典的な感じがしますが、ビール会社の私有貨車はまだ古い木造車体を使っていた、ということなのでしょうかね?(ということは実在するモデル?) 模型自体は比較的最近のもので、各部が大変精密にできており、カプラーもメルクリン特有のクローズカプラー仕様になっています。
HO Marklin 2000円 ネットオークションT. S
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JEVER #3 ( Märklin / HO )
ドイツ北西部、北は北海に面し、西側はオランダと接するニーダー・ザクセン州(州都:ハノーヴァー)、その海沿いの町、フリースラントのビールが、この「JEVER](イェーファー)です。 ホップのしっかり効いた苦味の効いたすっきりしたピルスナーで、冷やして飲めば暑い夏に苦味がピッタリです。 ドイツ・メルクリン社のビール貨車3両セット、No.48774“Epoche IV ビール貨車セット”のうちの1両です。(エポック4というのは、ドイツの鉄道の時代区分でいうところの1970年頃~1990年頃を対象としています) エポック4という割に、木造の2軸貨車で古典的な感じがしますが、ビール会社の私有貨車はまだ古い木造車体を使っていた、ということなのでしょうかね?(ということは実在するモデル?) 模型自体は比較的最近のもので、各部が大変精密にできており、カプラーもメルクリン特有のクローズカプラー仕様になっています。
HO Marklin 2000円 ネットオークションT. S
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HOLSTEN #3 ( Märklin / HO )
ドイツ・メルクリン社のビール貨車3両セット、No.48774“Epoche IV ビール貨車セット”のうちの1両、ハンブルグのビール『HOLSTEN』(ホルステン)です。(エポック4というのは、ドイツの鉄道の時代区分でいうところの1970年頃~1990年頃を対象としています) エポック4という割に、木造の2軸貨車で古典的な感じがしますが、ビール会社の私有貨車はまだ古い木造車体を使っていた、ということなのでしょうかね?(ということは実在するモデル?) 模型自体は比較的最近のもので、各部が大変精密にできており、カプラーもメルクリン特有のクローズカプラー仕様になっています。 M・ジャクソン氏著の「世界ビール大全」によると、ホルステンのピルスナーはイギリスで人気のあるビールだそうで、ドイツのビールの中で最もイギリス向け輸出量の多いブランドだそうです。
HO Marklin 2000円 ネットオークションT. S
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DAB #2 ( Fleischmann / HO )
ドルトムントの『DAB』(ダブ・ビール)、DABというのは「ドルトムンダーのActien Brauerei」、つまり「ドルトムント醸造会社」のイニシャルがブランド名になっています。 こちらも日本ではあまり聞きませんが、1875年創業の歴史ある醸造所だそうです。 こちらのビールのスタイルは“ドルトムンダー・スタイル”で、この“ドルトムンダー”というのは「ドルトムントで作られるピルスナー」のことを言います。(つまり、ピルスナーなんです。) ホップの苦みはほどほどに抑えられた穏やかなビールで、日本のサッポロ(エビス)もこのスタイルに該当します。 模型はドイツ、フライッシュマン社製、'80年代のモデルでしょうか? ゴツいカギ型のフラッシュタイプのカプラー(連結器)が付いた、やや大型の2軸冷蔵貨車のモデルです。
HO Fleischmann €17.49 RareLocos模型店(仏)T. S
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Tucher #2 ( Fleischmann / HO )
1672年創業、約350年の歴史を持つドイツ・ニュールンベルグ市のTucher(トゥハー)醸造所のビール貨車。 ドイツ、フライッシュマン社製の古いモデルで、やや大型の2軸冷蔵車を再現しています。 フライッシュマンのゴツいカギ型のカプラー(連結器)や、古風な紙箱など、古さを感じさせる古き良き時代のビール貨車モデルです。
HO Fleischmann €19.99 RareLocos模型店(仏)T. S
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Königsbacher #2 ( SOWA-N / HO )
ドイツSOWA-N社(※後述)製のビール貨車、ケーニッヒスバッハー醸造所のビール貨車です。 ケーニッヒスバッハー醸造所は、ドイツ西部のラインラント=プファルツ州の都市、コブレンツ市に所在し、現在は系列が変わり「コブレンツ醸造所」(Koblenzer Brauerei)と名を変えているそうです。 ケーニッヒスバッハ(Königsbach)といのは、コブレンツ市に流れる川の名前だそうです。 車両はドイツ国鉄DBの大型2軸冷蔵貨車、全体的にカッチリとした造形で、屋根上のベンチレータも別部品で作られており、落ち着いた深緑のデザインも含め全体的に「ビール貨車らしい」雰囲気がとても好感の持てる1両です。 SOWA-N社について、詳しくはこちら ↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/188
HO SOWA-N €14.90 海外通販 ドイツ SAAR TRAINT. S
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FAXE #3 ( SOWA-N / HO )
ドイツSOWA-N社(※後述)製のビール貨車、FAXE醸造会社のビール貨車です。 側面に派手な「FAXE」のロゴが描かれ、その下に“デンマークのピルスナー”(DANSCHE PILS)の文字があります。 車両はドイツ国鉄DBの大型2軸冷蔵貨車、全体的にカッチリとした造形で、屋根上のベンチレータも別部品で作られており、好感の持てる1両です。 SOWA-N社について、詳しくはこちら ↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/188
HO SOWA-N €13.90 海外通販 ドイツ SAAR TRAINT. S