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Härke ( SOWA-N / HO )
アイテム登録するのを1年くらい忘れてましたm(._.)m Härke(ヘルケ)醸造所、2文字目の「a」の上に点々(ウムラウト)が付いてますから、このaは「アー」じゃなくてメルクリン(Märklin)と同じく「エー」と発音します。なのでヘルケ。 そのヘルケ醸造所のピルスナーの広告のビール貨車です。 模型はドイツでNゲージのビール貨車専門に発売していた奇特なメーカー、ゾーワン社のNゲージ貨車です。 このSOWA-N社、名前の最後の「N」はNゲージのN…、そして「SOWA」のところは、「ゾンダー=特別な」と「ワゴン=貨車」から取った名前で、つまり「特別なNのビール貨車しか売らないゾ」という同社の奇特なスタンスを表した社名なのです。 以前にドイツの模型屋に聞いたところ、残念ながら既に社長さんが亡くなり廃業してしまったそうで…、、、 詳しくはコチラをご参照↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/188 さて、ヘルケ醸造所ですが、1890年にエルンスト・ヘルケによって、ドイツ北部、ニーダー・ザクセン州のペイン市にて設立された醸造所です。 このペインの町は鉄鋼業の町として知られ、後にはその他の産業も栄え、一時期は松下電器もここに工場を持っていたそうですね。 この貨車にもプライベート醸造所と買いてある通り、同社は個人所有の会社でしたが、2013年、大手のアインベッカー社(Einbecker Brauhaus AG)に吸収され個人の経営から大企業経営の傘下に移り、引き続き運営されています。 苦味が特徴のピルスナー(この貨車の広告がソレですね)が同社のウリだそうで…。
N SOWA-N 1500円ぐらいT. S
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Germania Edel Pils ( SOWA-N )
ドイツのNゲージ模型、ビール貨車専門メーカーという奇特な模型メーカーである「ゾーワN」(SOWA-N)社のビール貨車です。 この社名は「ゾンダー=特別な」と「ワゴン=貨車」から取った名前で、ビール貨車しか売らないと言う変わったメーカー、、、以前にドイツの模型屋に聞いたところ既に社長さんが亡くなり廃業してしまったそうで…、、、 詳しくはコチラをご参照↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/188 さて珍しく模型の方からの解説でしたが、この貨車の銘柄、ゲルマニア・エーデル・ピルス。 エーデルは「上品な」とか「貴族の」とかそういう意味なので、上品なイメージを謳った商品名なのでしょう。 ゲルマニアを名乗るビールは複数ありましたが、こちらはのミュンスター市(Münster)にかつて存在した醸造所。 ドイツ中西部、フランスと国境を接するノルトライン=ヴェストファーレン州のに位置するミュンスター市、ミュンスターと言えば戦車系の人にはピンとくる、あの有名な戦車博物館のある市です。 このノルトライン=ヴェストファーレン州ですが、州都はデュッセルドルフ、ドイツの工業地帯ルール地方も有し、ケルン、ドルトムント、エッセンなど有名な大都市を抱え、かつて西ドイツの首都であったボンも同州内にあります。 ミュンスター市は州北部、ドルトムントから北に5-60kmのあたりですが、いつか行きたいミュンスター戦車博物館はその市の東側にあるそうです。 あ、ビールですが、、、 創業は1898年、1963年にドルトムントのウニオン社と統合、そして、1980年以降は生産を止めてウニオン社に移管され、1984年には醸造所の跡地は再開発されて消えました。(ビールの解説はアッサリ・笑)
N SOWA-N 1500円ぐらいT. S
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Gilde ( SOWA-N )
ドイツ北部(中部の北といった方が良いのかな?)、ニーダーザクセン州のハノーヴァー(ハノーファー)市にあるギルド醸造所です。 ハノーヴァーで最も古く、創業は1526年と言われており、なんと500年弱の歴史を持っています。 当初は個人経営、そして1546年に近隣の醸造所とギルド(同業者組合)を結成、このため、この会社のロゴには最初の1526ではなく「SEIT 1546」と、その年が表記されています。 戦後も拡大を続けますが、近年では幾たびかの経営再編を経て、2019年に四つの企業に分割され現在に至ります。 この貨車にも書かれていますが、同社はピルスナーが主力商品のようですね。 さてモデルですが、ドイツのビール貨車メーカー、ゾーワN(SOWA-N)社製のNゲージ模型です。 ゾワらしいカチッとした仕上がりで好感の持てる1両ですね。 ゾーワ社についてはこちら↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/188
N SOWA-N 1500円ぐらい ネットオークションT. S
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UNION #5 ( Märklin / HO )
ドイツ・ドルトムントの醸造所、正式には「ドルトムンダー・ウニオン・ブラウライ」といいます。 多くの醸造所が合併してできた共同会社なのでunionという社名になったとか。 大きな「U」の文字がこの会社のロゴです。貨車の側面にもこの「U」のロゴが描かれています。 模型はドイツ🇩🇪のメルクリン社製のHOゲージ、金属シャーシの古いモデル(1970年代)、もちろん東西統合前の西ドイツ時代、裏面に「Western Germany」の刻印あり。 このタイプは軸受も金属で左右が金属シャーシを通じてつながっているため、車輪をDC用に交換しただけではおそらくDC2線化ができないと思われ、他の車両含めDC化をしていません。(あまり大改造してしまうとメルクリンぽさ?が無くなっちゃいますので…) もともとかなり汚くジャンク扱いだったので格安でした。清掃したら問題ありません✌️
HO Marklin 1220円 ネットオークションT. S
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Narragansett ( MEHANOTEHNIKA / HO )
Narragansett Brewing Company(ナラガンセット醸造会社)、 アメリカ・1890年にロードアイランド州クランストンに設立されたアメリカの醸造所です。 19世紀末の設立から徐々に規模を拡大、20世紀初頭の醸造所には、納屋、厩舎、鍛冶屋、75頭の馬、45台のトラック、荷役車両、冷蔵車両などを揃え、さらに独自の製氷所まで持っていました。1914年には瓶詰工場を設立、この当時のニューイングランド地方では最大の醸造所に成長したのです。 過去にはニューイングランド地方で最も売れたブランドだった時期もありましたが、1980年代に一度完全に閉鎖され工場設備も完全に消えましたが、21世紀に入り地元の投資家がこのブランドに目を付け2005年に復活、現在ではナラガンセット・ビールとしてブランド名が復活して売られているそうです。(製造をジェネシー醸造会社(Genesee Brewing Company)に委託) さて、模型ですが、ユーゴスラビア(現スロベニア)のメハノ社(MEHANOTEHNIKA)製です。 床下にユーゴスラビアの刻印だけあり、メーカー名の刻印は車内含めどこにも無いのですが、同構造・同形状の他の貨車から推測して判断できました。 ただし、もしかするとアサーン等の他社向けのOEM生産品かも知れません。 モデルとなったのは昔の木造車体の冷蔵貨車で、ロードアイランドのクラストンで醸造していた時代に実際に同社が使っていた社有貨車を再現した貨車のようです。 カプラーはアメリカの鉄道模型の標準のNMRAタイプ。 古い模型ですが、ロゴの印刷が細かいところまで再現されており、なかなかヨイ感じです(^^)v 単体で見れば格安に見えますが、抱き合わせで一般貨車を一緒にたくさん買う羽目になりましたw
HO MEHANOTEHNIKA 500円くらい ネットオークションT. S
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Lindener Spezial ( SOWA-N )
ドイツ🇩🇪、ハノーヴァー市のビール、リンデナー(リンデネル)・スペツィアル(Lindener Spezial)ビールのビール貨車、今は無きドイツのメーカー「ゾーワN」社製、同社が得意なNゲージの貨車模型です。 リンデナーとは、ハノーヴァー市にあるリンデンという地区の、つまり「リンデンの」という意味で、醸造所の発祥の地を表しています。 1852年に医師のアウグスト・ブランデが義理の兄のリンデンの商人エドゥアルド・マイヤーと一緒に立ち上げた醸造会社がこのリンデナー・ビールの発祥と言われており、その後、1925年にリンデナー醸造会社の株式資本の大部分をギルド醸造会社が取得、戦後の1968年に合併してリンデナー・ギルド・ブロイAGとなります。 その間、第二次大戦中のハノーヴァー空襲により醸造所は壊滅、戦後に復活しますが、その後の所有会社の合併・統合の波の中で1997年にリンデンの醸造所は廃止され、2000年以降は建物も再開発で取り壊され、すでに跡形もないそうです。 その後、グループ会社によりブランドだけ残され生ビールでの発売をされていたようですが、その販売も2008年で終了、いまや幻のビールとなりました。 ところで、ゾーワのビール貨車は小気味良くなかなかヨイ感じに出来ています。 ゾーワについてはこちらをご参照💁♂️ ↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/188
N SOWA-N 1600円くらい ネットオークションT. S
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Feldschlößchen ( SOWA-N )
今は無き、ドイツ🇩🇪のゾーワ(SOWA-N)社製のビール貨車、ドレスデンの醸造所、フェルドシュロッシェン(Feldschlößchen)です。 フェルドシュロッシェンというと、“砦印”のスイスのビール銘柄のほうが有名ですが、スイスのフェルドシュロッシェンとは別物です。 こちらは元・東ドイツのドレスデンのビール、同じドイツ語圏で本家ドイツにも同じ名前のビールがあるのですね。 ロゴマークが違うので、それを見て区別するしかないです。 ドレスデンのフェルドシュロッシェンは、赤字に白のfのロゴになってます。(スイスのはその名の通りお城、砦のマークです。) ところで、ゾーワのビール貨車は小気味良くなかなかヨイ感じに出来ています。 ゾーワについてはこちらをご参照💁♂️ ↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/188
N SOWA-N 1600円くらい ネットオークションT. S
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BECK’S #2 ( SOWA-N / N )
今は無き、ドイツ🇩🇪のゾーワ社(ゾーワN)のNゲージのビール貨車、有名なベックス(Beck's)ビールのビール貨車です。 ベックスの貨車の解説にツイツイいつも書いちゃうのですが(笑)、この銘柄のロゴを見ると・・・、ゴルゴ13の第1巻(ビッグ・セイフ作戦)の冒頭の、あの有名な『パンツ一丁のシーン』で【BECK'S BIER】のネオンサインが輝いていることのほうが印象深く、BECK’Sのロゴを見るたびにいつも思い出してしまいます…。 ゾーワのビール貨車は小気味良くなかなかヨイ感じに出来ています。 ゾーワについてはこちらをご参照💁♂️ ↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/188
N SOWA-N 1600円くらい ネットオークションT. S
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Kronenbourg ( Jouef / HO )
フランスのビール、クローネンブルグ(Kronenbourg)のビール貨車です。 クローネンブルグは、フランス・アルザス地方のストラスブールにて1664年に創業された由緒ある醸造所、現在ではデンマークのカールスバーグ社の傘下にあります。 日本でも流通していますね。 赤い車体に大きな白文字でロゴが描かれており、その下には「BIERE D'ALSACE」(アルザスのビール)と誇らしげに書かれています。 このデザインは各ゲージ共通でクローネンブルグでのビール貨車の標準のデザインですね。 こういうのが、私がよく言う”いわゆるビール貨車らしい”良いデザインだと思います。 模型もおフランス🇫🇷のジュエフ社製、ドイツものとは少し雰囲気の異なる華奢さもあり、魅力的な1両です。格安でゲット✌️
HO JOUEF 1300円ぐらい ネットオークションT. S
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Leikeim ( Hümmer / HO )
ドイツ東部、バイエルン州のオーバーフランケン地方、アルテンクンシュタットにある家族経営の醸造所、ライケイム醸造所のビール貨車です。 (正式名称:Andreas Leikeim GmbH & Co KG) 1887年、肉屋だったヨハン・ライケイムによって設立され、以来、家族経営で5世代にわたり代々経営が引き継がれて現在に至ります。 毎年30万ヘクトリットル以上のビールが醸造されているそうですが、…ヘクトリットルと言われてもピンと来ませんね(笑) さて、このビール貨車ですが、鉄道模型というよりは鉄道模型のビール貨車風に作られた単なるノベルティ品のようなチャチなものです。 ただし、サイズはしっかりHOサイズなので、いちおう本物のビール貨車の世界は意識して作ったようですが…。 車輪はガタガタ、でも、いちおうカプラーの首振りはしっかりテンションも効いており、本物風の凝った作りという辺なこだわりが垣間見えます。 裏面に「Hümmer」(made in China)とメーカー名が刻印されています。いちおうドイツの企業の製品のようですね。英語でいえばハマー、ドイツ語でなんて発音するのでしょう。 まぁデザインは悪くありませんから、こんど下回りを完全に作り変えて、ちゃんと鉄道模型として走行可能なように改造したいと思います。
HO Hümmer 800円くらい 2021年11月T. S
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MAURITIUS #1 ( ??? / HO )
ドイツ東部、旧東ドイツのザクセン州ツヴィッカウ市。ここは作曲家シューマンの生誕地としても知られており、14世紀にはビールづくりが始まっていたという記録もあるほど醸造の歴史の古い町です。 この町に所在する「マウリティウス醸造所」(Mauritius Brauerei)は、古くからあった4つの醸造所を1857年に醸造所協会として統合、1889年からは株式会社として営業を始めた伝統ある醸造所です。 第2次大戦後、1946年より東ドイツ政府のもとでいったん国有化され戦後期を乗り切り、東西ドイツ統一後の1990年、大手醸造会社ディンケル・アッカー社に買収されましたが、2006年に親会社より分離され、それ以降は独立系醸造所に戻り現在も営業が続けられています。 さて、このビール貨車…。 いちおうHOゲージサイズの鉄道模型風なのですが、鉄道模型というより、ノベルティグッズといった方が適当かもしれません。 だいぶチャチな作りです。 車輪はユルユルのガタガタ、カプラーもいちおうループ式が付いていますがスプリングテンションもなくプラプラ…、「一応鉄道模型だぞ」と主張はしていますが、これはどちらかというとオモチャ側の製品ですね。 メーカーも不明、何も刻印がありません。 車体全体はプラ製、側面の広告部分はブリキ?の板に印刷したものを両サイドに貼り付けて作られています。 まぁこのデザインはまぁまぁです。ビール貨車らしいと言いますか…。 …ということで、僅かなポテンシャルに賭け、いずれレストアすることにします。 下回りを完全に作り変えて鉄道模型として走行できるように改造してしまいましょう。 あ、まだやってません。 そのうちやります。 ↓ 2022.12.17 改造しました✌️ https://muuseo.com/T.S_beer_wagons/diaries/359
HO いちおう 無銘 800円くらい ネットオークションT. S