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1/72フィギュア “キャメル騎兵連隊・スコッツグレイ/スーダン戦役”(2nd Dragoon Scots Greys in the Camel Regiment, Sudan Campaign)
19世期末のスーダン戦役におけるスコッツ・グレイの姿です。 アフリカの砂漠では英軍の馬が使えなかったのか、英騎兵は馬から暑さに強いラクダに乗り換えて戦いました。 キャメル・レジメント(ラクダ連隊)という部隊が編成され、騎兵や騎乗歩兵が従軍しましたが、1884年、第2竜騎兵連隊、すなわちスコッツ・グレイ連隊の一部も、従軍中のラクダ軍団(Camel Corps)のうち“重ラクダ連隊”(Heavy Camel Regiment)の増援兵力として動員され、最前線で苦戦中のゴードン将軍の救援部隊としてスーダン・ハルツームに派遣されました。 しかし、彼らが現地に到着した時にはすでにゴードン将軍はマフディー軍の手にかかり命を落とした後でした…。 モデルは米国HAT社のミニスケール・フィギュア、縮尺1/72の小さなフィギュア・モデルです。 各種ポーズのラクダ騎兵が12騎入ったお得なキットですが…、なにせ小さいw 見えない…。 キャロム社のメタル・スプレーで3騎は“メタル・フィギュア風”仕上げにし、そして頑張って1騎だけフル塗装してみましたが、、、…死にました(笑) 細かすぎて(兵の身長が2.5㎝くらいですから) でも、スコッツ・グレイ連隊の歴史を再現するモデルとして、私のライフ・ワークの“義務”だと思ってガンバりました。。。 製作記はこちらです。 第1話: https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/75 第2話: https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/79 第3話: https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/80 ジオラマ化の道 その1 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/95 その2 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/96 メタル仕上げのほうもなかなかです。
フィギュア 1/72 HAT 1500円 通販(まぁくすほびー)T. S
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Patrizier Bräu #1 ( LIMA / HO )
Patrizier Bräu(パトリツィエール醸造所)は、1972年創業、バイエルン州北部のフランコニア地方の醸造所です。 創業からわずか22年後の1994年に操業停止、現在ではそのブランドはトゥーハー(Tucher)醸造会社により引き継がれて発売されているそうです。 模型は、イタリアのリマ社製です。 古いリマ製品は質が悪く、この個体もその時代の物です。価格も安く販売されておりました。 もしかすると新興ブランドであるPatrizier Bräu社が、コストの安いイタリアのリマ社に発注して宣伝用のノベルティとして発売したのかもしれません。(ドイツのビール会社ですので、普通ならメルクリンやフライッシュマンから出しそうなものですので。) 状態もあまりよくない模型なので、ネットオークションで850円という破格値でした。
HO LIMA 850円 ネットオークションT. S
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Sternburg ( PIKO / HO )
東ドイツ、ライプツィヒのビール醸造所、シュテルンブルグ(Sternburg)のビール貨車です。 戦前の木造古典貨車を再現したビール貨車で、元・東ドイツの模型メーカー・PIKO(ピコ)社製の模型です。 下回りやカプラー当たりのつくりが古いので、東西ドイツ統一前の東ドイツ時代の物だろうと思って箱をよく見てみると、ラベルに Made in GDR と書いてあります。 GDRとは“German Democratic Republic”、つまり“ドイツ民主共和国”(東ドイツ)です。 やはり東ドイツ時代の製品でした。 ※ドイツ語だとGDRではなくDDR = Deutsche Demokratische Republik です。 お、これも破損個所発見。 バッファーがひとつありません。取り組み甲斐があってワクワクしますね(笑)(レストア中毒ですw) ↓↓↓ レストア完了です https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/74 さて、シュテルンブルク醸造所ですが、東ドイツのライプツィヒ市にかつて存在した醸造所でした。 1822 年、ライプツィヒの羊毛商人、マキシミリアン・スペック・フォン・シュテルンブルクが彼の羊の放牧地として、醸造所を含むリュッツシェーナの地所を購入、ビールの醸造を始めます。 その後、生産をライプツィヒの城の地下室に移して販売も拡大し、大規模な醸造会社に成長させたのです。 2度の大戦を乗り越えたシュテルンブルク社でしたが、1948 年、新しく生まれた東ドイツ (GDR) 政府の下では醸造所の所有権は個人から取り上げられ、1968 年には国営飲料会社に吸収されました。 1990 年の東西ドイツ統合後、シュトゥットガルター・ホフブロイの支援のもと再び独立したベンチャー企業「Sternburg Brauerei GmbH」になります。 しかし、輸出の売り上げが減少した同社はSachsenbräu AG に買収され、ブランド名だけを残して1991年に生産設備は閉鎖されたのでした。 自社生産では無くなった現在でも、他社のブランドとして生き残ってピルスナーやエクスポート、ドッペルボックなどが市場に出回っており、エクスポートはドイツのビール輸出のウチのかなりのシェアを占めているそうです。
HO PIKO 1300円 ネットオークションT. S
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Bitburger #1 ( Fleischmann / N )
ドイツ西部、ルクセンブルグとの国境に接するラインラント=プファルツ州、ビットブルグ市にあるビットブルガー醸造所(Bitburger Brauerei)のビール貨車です。 1817年創業の歴史ある醸造所で、ドイツで初めて“ピルスナー”の名を使ったのがここだそうです。 ピルスナータイプが主力商品なので、この貨車も誇らしげに『bitburger pils』と、ピルスナーのブランドが緑の文字で描かれています。 模型はドイツ・フライッシュマン社製のNゲージ、同社の“ピッコロ”ブランドの製品です。 戦前の木造古典貨車を再現したもので、側面のドアが開閉するギミック付きです。 小さいながらも味のある“ビール貨車らしい”1両です。
N Fleischmann 1800円 ネットオークションT. S
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Pilsner Urquell #2( Fleischmann / HO )
チェコ・ビール『Pilsner Urquell』(ピルスナー・ウルケル)のビール貨車、ドイツ・フライッシュマン社製のHOゲージ模型です。 ブレーキ手室付きの木造の古典貨車、サイドのスライド・ドアが開閉します。 フライッシュマン社の特徴の¬型のカプラーで、車輪はスポーク式のものが付いており古典貨車らしさを醸し出しています。 中古品ですが、状態も良くデザインも素晴らしい1両です。 1300円と破格値で入手することができました。
HO Fleischmann 1300円 ネットオークションT. S
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KROMBACHER #2( Marklin / HO )
ドイツ・ウエストファーレン地方の醸造所。 クロムバッハー・ビールの貨車です。 モデルはメルクリン製のHO貨車ですが、#1と同じく珍しいことに有蓋冷蔵車タイプではなく“コンテナ車”をベースにしたビール貨車です。 コンテナの側面いっぱいにロゴがプリントされています。 メルクリン製でこのタイプのビール貨車は他にはあまり見ません。 中古品を手に入れたのですが、日焼けして全体的に黄ばんでます。(ヤニかな?と思って拭いたのですが日焼けでした。。。いつか例の手を使って修復したいですね。) 車輪はDC用に交換済。 カツミの10.5ミリ ピボット車輪です。
HO Marklin 1200円 ネットオークションT. S
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WEIHENSTEPHAN #2( Fleischmann / HO )
ドイツ、フレイスバーグのヴァイエンシュテファン(Weihenstephan)ビールです。 創業はナント西暦1040年、世界最古の醸造所だそうです。 模型はドイツのフライッシュマン製、中古で入手したので、前オーナーさんの手により片側のカプラー(連結器)がフライッシュマンの¬型のものからループ型に交換されています。(交換可能な製品ということは、比較的新しいもののようです。) ロング車体の冷蔵車、白い車体にとても緻密なロゴが印刷されており、大変美しいビール貨車です。 床下の片側のステップがモゲて無くなっていますので、後日レストア作業が必要です。(ワクワクw ← 少し壊れているほうが取り組み甲斐があって楽しかったりする妙な趣味がありまして・笑) ↓↓↓ レストア完了です https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/74
HO Fleischmann 1600円 ネットオークションT. S
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BUDWEISER (model power / N )
200年6月現在、Nゲージでは1台目のアメリカ型ビール貨車、言わずと知れたバドワイザーのビール貨車です。 アメリカ製、モデル・パワー社の製品で、鋼製ボックス冷蔵車をベースにしており、側面に“Anheuser Busch”(アンハウザー・ブッシュ)と製造元と、バドワイザーのロゴに“King of All Bottled Beer”のキャッチコピーが入っています。 なかなかシンプルなビール貨車らしいデザインで、なかなか良いと思います。
N MODEL POWER 2200円 ネットオークションT. S
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EKU #3(ARNOLD / N)
フライッシュマン社製Nゲージのビール貨車、『EKU』(エク醸造所)の冷蔵車タイプのビール貨車です。 『EKU』はドイツのクルムバッハー(Kulmbacher)にある醸造所で、HO版の方にも書いた通り日本にも正規ルートで入ってきています。 模型はドイツのアーノルト(ARNOLD)社製、パッケージに“Made in Western Germany”とありますから、東西ドイツ統一以前の1989年以前の流通品で、さらに、パッケージに『RAPIDO』(ラピード)とあり、これは同社がアメリカを中心に展開していて1975年まで使用していたブランド名なので、この模型は「1975年以前のもの」ということになります。 アーノルト社は1995年にいったん経営破綻し、イタリアのリマ/リバロッシ社の傘下に入り、その後は2004年以降、英国のホーンビィ社の傘下に入って存続しています。
N ARNOLD 980円 ネットオークションT. S
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Kirin Beer キリンビール・ホキ9800(ポポンデッタ / N)
日本のビール貨車(ホキ9800形)、鉄道模型店ポポンデッタが発売していたNゲージ模型で、キリンビールがかつて所有していた実在のホッパー貨車です。 このシリーズはこの黒色と、もう1種類クリーム色の同型がありまして(実車は、製造当初が黒、のちにクリーム色に塗り替えられたとのこと)、いずれも実在していた車両です。 1972年から1981年にかけて計55両が製造され、全てがキリンビール所有の貨車でした。 1998年に全車両が廃車となり現存しません。 ホッパー車なので、ビールの原料の麦芽を運ぶための貨車でビールを輸送する車両ではありません。 …しかし、、、私のコレクション基準では、これは『ビール貨車』認定ではありません。「単なる貨車模型」なんです。 このため、この模型は何年も前からズーッと無視していたのですが、、、先日つい勢いで落札してしまい、、、仕方ないのでコレクションに加えることにしました。。。 (けど、以下の理由にてやはりコレクションから除外することになりました。2020.7.16追記)
N ポポンデッタ 1800円 ネットオークションT. S