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EKU #2(TRIX / HO)
ドイツ、アッパー・フランコニア地方のクルムバッハー(Kulmbacher)にあるクルムバッハ―醸造所のブランド、『EKU』エクです。 こちらのビールは日本にも正規ルート(日本ビール(株)さん扱い)で入ってきていますが、輸入されているのは「エク28」(芳醇な味わいを持つ、たいへん個性的なドイツビールだそうで、醗酵前の麦汁のエキス含有量が28%以上あることから「28」というとか)というやつで、この貨車の広告になっているピルスナーではないようですね。 模型はドイツTRIX社製。製品No.52-3678-00 白い車体に鮮明にロゴが印刷されていまして、でも、ちょっと物足りないと言いますか、普通過ぎる感じ(白車体にロゴをプリントしただけ感が強し)のビール貨車です。
HO TRIX 1500円 ヤフオクT. S
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EICHHOF Bier #2(Liliput / HO)
スイスのビールです。スイス・ルツェルン市にある『アイヒホーフ・ビール』、現在はハイネケン社の傘下にあるそうです。 貨車はシンプルな鋼製車体の片側デッキの車両です。側面の表記にSBB‐CFFとあるので、スイス国鉄の貨車を再現した模型になっています。 全面黄色に赤い文字デザインのシンプルなものです。リスのロゴが可愛いですね。こういうシンプルなのがビール貨車らしくて好きです。 所在地のルツェルン市はスイスのちょうどど真ん中あたりの町、ベルンとチューリヒの中間あたりの町でして、“ルツェルン湖のほとりにあり、保存状態のよい中世の建築で知られています。そのカラフルな旧市街の北側には、14 世紀に造られた 870 m の高さを誇る城壁、ムゼック市壁があります。旧市街とロイス川の右岸をつなぐのは、1333 年に造られた屋根付きのカペル橋です。”…というのは、ネット情報です。(行ったことはありませんm(__)m ) 模型はオーストリアのLiliput社製、少し前の茶箱の製品で、製品No.229-51、私は中古で1000円で手に入れましたが、箱に付いている新品価格の値札は2200円とあります。
HO Liliput 1000円 ヤフオクT. S
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Glück auf Brauerei(Liliput / HO)
白い木造車体の側面にGlück auf醸造所と書いてありますが、Glück auf(グリュック・アウフ)というのは、ドイツの鉱山で「ご無事で」とか「ご安全に」という意味の挨拶の言葉です。 車体の「グリュック・アウフ醸造所アクティン・ゲゼルシャフト」という文字の左右に「交差したハンマー」が描かれていますので、まさに鉱山のイメージですね。(日本の工場の朝礼などで「ご安全に!」と最後に声掛け挨拶をするのは、明治にこのドイツ語の習慣が入ってきて、大正時代に日本語化され広まったものなのだとか…) ということで、この「ご安全に!醸造所」のグリュック・アウフ醸造所ですが、1887年(ブランドのwebsiteを見ると、1887とか1886とかいろいろ書いてあって良く分からないのですが、たぶん1887)創業のビールブランドのようで、1980年に他社に吸収されて醸造所は現存しないようです。 ただ、今でもWebsiteで通販などしているので、オリジナルの製造ではないにせよブランド名としては残っているようです。 貨車の車体側面の醸造所名の下に「Gelsenkirchen」(ゲルゼンキルヒェン)というルール地方の都市の名前と、さらに絞り込んで町の名前「Uckendorf」(ユッケンドルフ)と所在地が書かれています。 ゲルゼンキルヒェン市はかつて石炭産業で栄えた都市ですので、例の「Glück auf!」の正に関係するところでありますが、、、でもちょっと変わった名前ですね。。。
HO Liliput 1200円 ヤフオクT. S
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Wicküler Pilsener #1 ( Liliput / HO )
Wicküler(ウィッキュラー)醸造所は、1845年に設立され、19世紀末から20世紀末まで大手醸造所の一つとして存在しておりました。Wickülerとは、創業者の名前にちなんだブランド名です。 1992年にオランダのグロールシュ・グループに売却された後、1994年にはドルトムント連合醸造所(Dortmunder Actien-Brauerei)に売却され、オリジナルの生産設備は廃止されまして、現在ではブランド名として残るのみです。 三銃士のように、3人の剣士が剣をかかげて誓いを立てているデザインがロゴになっており、貨車の側面にも描かれています。 模型はオーストリアのリリプット(Liliput)社製、品番215-02、made in Austliaの“やや昔”の製品ですが、正確な発売年は把握できておりません。 箱に付いている値札を見ると、当時の国内流通価格は3000円だったようですが、中古で1200円で手に入れることができました。お買い得でした。
HO Liliput 1200円 ヤフオクT. S
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Schlösser Alt(Liliput / HO)
Schlösser(シュロッサ―)醸造所は1873年設立の伝統ある醸造所ですが、第2次大戦で被害を受けるなど多難な時期を乗り越え、オーナーもたびたび変わり現在に至りますが、近年では“ドルトムントで製造されている”ということなので、おそらく現在はドルトムント連合醸造所(Dortmunder Actien-Brauerei)で製造されているブランドの一つなのではないかと(※推測)思われます。 その「アルト」スタイルビールの広告貨車になります。 アルトと言えば、デュッセルドルフ。この街の名産の上面発酵ビールがアルトです。おおむね度数は4.5度、赤銅色、ホップが効いているが豊かでフルーティ(私感)というビールですね。 模型はオーストリアのリリプット(Liliput)社製、品番215-06、茶箱でmade in Austliaの表記がある“やや昔”の製品のようですが、正確な発売年は把握できておりません。 箱に付いている値札を見ると、当時の国内流通価格は3000円だったようですが、中古で1200円のお買い得価格で入手できました。 木造の古典貨車ですが、白い側面に綺麗にロゴが印刷されており、私の感覚だと“ビール貨車らしい”雰囲気が漂っており、シンプルで好感の持てる1両だと思います。
HO Liliput 1200円 ヤフオクT. S