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ウイスキー貨車 「Black & White」( Märklin mini-club / Z )
私はビール貨車コレクターですが、実はこのウイスキー貨車が一番のお気に入りなのです(笑) 珍品中の珍品、ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーの「Black & White」のノベルティ貨車…。 ドイツのメルクリン社から(たしか1980年代前半だったかと…)限定品として発売されましたが、これまでHOサイズで3両持っていたところ、ドイツのSAARトレイン模型店の通販ページでこの「Zゲージ」版を発見! その珍品度から、小さいクセに€32.90もしました…。 Zゲージなので車体は小指サイズ。 これは冷蔵貨車タイプではなくコンテナタイプで、その側面スペース全体に体長1.5mmサイズの黒&白犬さん達がビッシリとプリントされているカワいいデザインです。 この黒・白のワンコは、黒いのがスコティッシュ・テリア、白いのがウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア(ウェスティ)で、どちらもスコットランドの犬なのです。(うちのワンコがウェスティのミックスなので、このブランドにはちょっと親しみがありまして…。) さて、「Black & White」のウイスキーですが…、 元はブキャナンズ・ブレンドという名称で1884年に市場に登場、そのシンプルな黒と白のシンプルなデザインのラベルでたちまち人気となりますが、消費者はブキャナンズ…という正式名より「あの黒白のやつ…」と、『ブラック・アンド・ホワイト…』と呼ぶようになります。 このため、1904年から「Black & White」に商品名を替え、そしてさらにイメージキャラクターとして、その年の品評会で優勝した黒と白の犬を採用、ワンコたちの絵がラベルに描かれたのです。 それから「Black & White」のウイスキーはますます人気が高まり、いまでも世界中で楽しまれているのでした。 …が、最近は日本であまり見かけないようですね。
Z MARKLIN mini- club €32.90T. S
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EICHHOF Bier(Märklin mini-club / Z)
スイス、ルツェルン市にある醸造会社『アイヒホーフ・ビール』、スイスのビールですが、現在はオランダのハイネケン・グループの傘下にあるそうです。 アイヒホーフのビール貨車は、HOでもこの黄色いデザインが定番です。 全面黄色に赤い文字デザインのシンプルなものです。リスのロゴが可愛いですね。こういうシンプルなのがビール貨車らしくて好きです。 Zゲージも持っていたかと思いきや無かったので、今回ドイツのSAARトレイン模型店からHOを数両購入した際に一緒に注文しました。 所在地のルツェルン市はスイスのちょうどど真ん中、ベルンとチューリヒの中間にあり、ルツェルン湖に面しています。 この町は、旧市街の北側にある14 世紀に造られた高さ870mの城壁「ムゼック市壁」や、旧市街とロイス川の右岸をつなぐ1333 年築造の屋根付きのカペル橋など、保存状態のよい中世の建築で知られています。
Z MARKLIN mini- club €11.90 海外通販 ドイツ SAAR TRAINT. S
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Hofbrau #6 ( Märklin / HO )
ドイツ、シュツットガルトの「Stuttgarter Hofbrau」(ホフブロイ)です。 同社のwebsiteを見ると、小麦のヴァイツェンビールを製造・販売しているようです。 模型はドイツのメルクリン社製、No.94027、メルクリン標準の冷蔵2軸貨車ベースですが、デザイン的に珍しいのが,下回りも含めて妻面も屋根も黒づくめ(車輪も黒染パーツ)に、対照的に側面はビールの泡と金色が横一杯にデザインされており、楽しい絵柄のビール貨車です。 車輪はメルクリンのACタイプから、DC2線式対応のカツミφ10.5mmピボット軸プレート車輪に交換、折角なので、珍しくキャロムのブラックスチールスプレーで黒く染めまして足元が引き締まりました。 この素晴らしいビール貨車を眺めながら、一杯飲むのは最高でしょうね!
HO Marklin €19.90 海外通販 ドイツ SAAR TRAINT. S
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Königsbacher #2 ( SOWA-N / HO )
ドイツSOWA-N社(※後述)製のビール貨車、ケーニッヒスバッハー醸造所のビール貨車です。 ケーニッヒスバッハー醸造所は、ドイツ西部のラインラント=プファルツ州の都市、コブレンツ市に所在し、現在は系列が変わり「コブレンツ醸造所」(Koblenzer Brauerei)と名を変えているそうです。 ケーニッヒスバッハ(Königsbach)といのは、コブレンツ市に流れる川の名前だそうです。 車両はドイツ国鉄DBの大型2軸冷蔵貨車、全体的にカッチリとした造形で、屋根上のベンチレータも別部品で作られており、落ち着いた深緑のデザインも含め全体的に「ビール貨車らしい」雰囲気がとても好感の持てる1両です。 SOWA-N社について、詳しくはこちら ↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/188
HO SOWA-N €14.90 海外通販 ドイツ SAAR TRAINT. S
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FAXE #3 ( SOWA-N / HO )
ドイツSOWA-N社(※後述)製のビール貨車、FAXE醸造会社のビール貨車です。 側面に派手な「FAXE」のロゴが描かれ、その下に“デンマークのピルスナー”(DANSCHE PILS)の文字があります。 車両はドイツ国鉄DBの大型2軸冷蔵貨車、全体的にカッチリとした造形で、屋根上のベンチレータも別部品で作られており、好感の持てる1両です。 SOWA-N社について、詳しくはこちら ↓↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/188
HO SOWA-N €13.90 海外通販 ドイツ SAAR TRAINT. S
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Hoepfner Pilsner ( BAUR / HO )
ドイツ南部、バーデン=ヴュルテンベルク州に属しライン川にも近い都市、カールスルーエに所在する「Hoepfner」(へープフネル)醸造所のビール貨車です、ドイツのバウアー(BAUR)社製のHOモデルです。 東西ドイツ統一後の、シャーシがロコ社製から自社製に変わった時代のモデルです。 同醸造所の創業は1798年、その後の1896年にカールスルーエ東部のヘープフネルの町に建設された工場で今でも操業しており、この地域に現存する醸造会社の中でも最も古い会社の一つです。 同社のモットーは「古い壁の中に新しい空気を!」というもので、伝統的なビールづくりの中にも新しい技術を導入し、常に新しい革新を求めて活動をしています。このビール貨車の宣伝に描かれているピルスナーを始め、エクスポート・タイプ、ポーター・タイプを始めとし、17種類もの製品を世に送り出しているそうです。 h ttps://www.hoepfner.de/unternehmen/brauerei.html
HO BAUR €12.9 海外通販 ドイツ SAAR TRAINT. S
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Kaltenberg / Königlich Bayerisches Bier ( BAUR / HO )
ドイツのBAUR(バウアー)社製HOゲージ模型のビール貨車です。(東西ドイツ統一後のシャーシがロコ製から自社製に変わった以降のモデル) さて、このビール貨車は、側面に大きく「Königlich Bayerisches Bier」(王立バイエルン・ビール=英語名 Royal Bavarian Beer)と書いてありますが、ビールのブランド名は「カルテンベルグ」(Kaltenberg)といい、そのロゴが真ん中に小さく描かれています。 ミュンヘンから西に向かうとゲルテンドルフという町があり、そこにある13世紀に建築された典型的なババリア風の城のなかにある醸造所、貴族経営のビール会社のなかでももっとも有名で、現在の経営者はルードビッヒ3世の曾孫にあたるルイットポルド王子だそうです。
HO SOWA €12.9 海外通販 ドイツ SAAR TRAINT. S
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LIESINGER BIER #3 ( KLEINBAHN / HO )
オーストリアの首都ウィーンにかつて存在していた醸造所、リーシンゲルです。 操業開始は1839年、その後拡張を続け2度の大戦も乗り切りますが、ビールの製造は1970年代に終了、1990年には醸造所のシンボルだった大きな煙突やボイラーハウスなどが撤去され、その後は2006年頃まで大きな醸造所のタワーは残っていたようですが、2008年頃から工場跡地の再開発が始まり、リーシンゲル醸造所は完全にこの世の中から消え去ったのでした。 模型はオーストリアの鉄道模型メーカー「クラインバーン」(Kleinbahn)社製のもの。 ドイツの模型屋から中古品で購入しましたが、同社の模型は「廉価」を追求する方針のため、なかなかチャチイです。 ちょっと工夫されてるな、というところは、アクスル部がボギー台車のように首を振る構造で、急曲線にも対応する?ようになっているところです。 この「その3」は、だいぶ古いモデルのようで、屋根の色が抜けちゃってましたので塗装をし直しました。また、白い車体に水転写デカールでロゴマークが貼ってあるだけ…、しかも古いのでパリパリ割れちゃってましたので、クラフトボンドで補修…。 レストア工程 ↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/170
HO KLEINBAHN 海外通販 ドイツ SAAR TRAIN 2021年3月T. S
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LIESINGER BIER #2 ( KLEINBAHN / HO )
オーストリアの首都ウィーンにかつて存在していた醸造所、リーシンゲルです。 操業開始は1839年、その後拡張を続け2度の大戦も乗り切りますが、ビールの製造は1970年代に終了、1990年には醸造所のシンボルだった大きな煙突やボイラーハウスなどが撤去され、その後は2006年頃まで大きな醸造所のタワーは残っていたようですが、2008年頃から工場跡地の再開発が始まり、リーシンゲル醸造所は完全にこの世の中から消え去ったのでした。 模型はオーストリアの鉄道模型メーカー「クラインバーン」(Kleinbahn)社製のもの。 ドイツの模型屋から中古品で購入しましたが、同社の模型は「廉価」を追求する方針のため、なかなかチャチイです。 この「その2」は、だいぶ古いモデルのようで、屋根の色が抜けちゃってましたので塗装をし直しました。 白い車体に水転写デカールでロゴマークが貼ってあるだけ…、これも「手抜きが過ぎる」造形ですが、、、きっと新品価格も安かったのでしょうね。 レストア工程 ↓↓ https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/170
HO KLEINBAHN 海外通販 ドイツ SAAR TRAIN 2021年3月T. S
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LIESINGER BIER #1 ( KLEINBAHN / HO )
オーストリアの首都ウィーンにかつて存在していた醸造所、リーシンゲルです。 操業開始は1839年、その後拡張を続け2度の大戦も乗り切りますが、ビールの製造は1970年代に終了、1990年には醸造所のシンボルだった大きな煙突やボイラーハウスなどが撤去され、その後は2006年頃まで大きな醸造所のタワーは残っていたようですが、2008年頃から工場跡地の再開発が始まり、リーシンゲル醸造所は完全にこの世の中から消え去ったのでした。 模型はオーストリアの鉄道模型メーカー「クラインバーン」(Kleinbahn)社製のもの。 ドイツの模型屋から中古品で購入しましたが、同社の模型は「廉価」を追求する方針のため、なかなかチャチイです。 この「その1」は少しだけマシでしたが、車体も屋根もグレー1色…、いくらなんでも手抜きが過ぎます…。(まぁ、こういうのもあるんだな、というサンプルとして、手を加えずこのままで管理します。)
HO KLEINBAHN 海外通販 ドイツ SAAR TRAIN 2021年3月T. S
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Post Brauerei Weiler ( ROCO / HO )
ポスト・ビール醸造所、ドイツ南部のバイエルン州の最南端、ボーデン湖に近いリンダウ郡、ウェイラー(Weiler)地区にあるプライベート醸造所です。 ボーデン湖はコンスタンツ湖とも呼ばれ、ドイツ、スイス、オーストリアが国境を接する湖でもあります。 もともとビールも作る宿屋として1650年に設立、1852年にバイエルン王立郵便局と宿屋が統合し、その頃からブランド名に「ポスト」という名称を加え、その後は宿屋の所有者が何度か交代しますが2度の大戦も乗り越え現在に至ります。 2010年には建物を大改修、いまでは醸造所兼ホテルとして運営されています。 この地域で唯一地下水源をもつ醸造所であり、地下160mの深さの第三紀の地層から湧き出る水を水源としているそうで…。 模型はオーストリアのロコ社製のHOゲージ、木造の2軸貨車を再現しています。 側面にシンプルに「Post Bier」のロゴと「seit 1650」(since 1650)と創業年が誇らしげに書かれています。 スポーク車輪で足回りも精密に再現されています。
HO ROCO 海外通販 ドイツ SAAR TRAIN 2021年3月T. S
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Hofbrau #5 ( ROCO / HO )
シュツットガルター・ホフブロイの5両目、デッキなしの3両目と同じオーストリアのROCO社製ですが、片端がデッキとブレーキ手の小屋が付いたタイプです。 ドイツのSAARトレイン模型店より中古品で購入、いかにもビール貨車らしいデザインがイイです。 こういうのが正に「ビール貨車」だと思います。 バッファーがひとつ欠損だったので、入手後に正規パーツでレストアしました。 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/170
HO ROCO 海外通販 ドイツ SAAR TRAIN 2021年3月T. S
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Schwaben Bräu #1 ( Liliput / HO )
シュワーベン醸造所、ドイツ、シュトゥットガルトのビール醸造会社です。 1878年、ロバート・ライヒト・ビール醸造所の名前でロバート・ライヒト氏によって設立されました。 模型はオーストリアの老舗・鉄道模型メーカーのリリプット社製、まだオーストリアで製造していた時代の製品です。 シュワーベン醸造所(SchwabenBräu)は、1897年、ドイツで最初にビールをトラックで配達した醸造所としても知られています。 1903年には自動ボトル充填システムを導入するなど、新しい試みを次々に行う会社のようですね。 1977年から始まった自転車レース「シュヴァーベンブロイカップ」、これはツールドフランスの一環として1987年にも開催されたサイクリングレースですが、シュワ―ベン醸造会社はこのレースのスポンサーにもなっています。 1996年、シュパーテンの傘下にあった大手醸造会社ディンケルアッカ―社と合併し、ディンケルアッカ―=シュワ―ベン醸造会社(Dinkelacker-Schwaben Bräu AG)となりますが、2003年に親会社のシュパーテンが世界屈指の飲料会社であったインベブ社に買収されたことでシュワ―ベンもインベブの傘下に入ります。 その後、2007年にインベブの事業再編によりその傘下を脱し、現在はまたディンケルアッカ―=シュワ―ベン醸造会社(Dinkelacker-Schwaben Bräu GmbH & Co. KG)という名前で再び独立して現在に至ります。 現在、シュワ―ベン醸造所は、ドイツで2番目に大きい国民的ビール・フェスティバルであるシュトゥットガルトの「カンシュタッター・フォルクス・フェスト」にあける4つのビールテント会場の一つを任されています。(なお、他の3つのテントは、フュルステンベルク、ディンケルアッカー、シュトゥットガルト・ホフブロイによって運営されています。)
HO Liliput 海外通販 ドイツ SAAR TRAIN 2021年3月T. S
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ASTRA #2 ( Liliput / HO )
アストラビールです。 側面に大きく書いてある『Unser Bier kommt 』とは、Google翻訳先生によるとドイツ語で“我々のビールが来た”という意味だそうで…。 商品名よりキャッチコピーをメインに出すところが面白いですね。 ASTRAは、ババリア・サンクト・パウリ醸造会社(Bavaria St. Pauli)のブランドの一つで、JAVER(イェーファ)もこの会社の子会社だそうですね。 日本ではこのビールは売ってないでしょうか?見たことがないですね。 模型はオーストリアのリリプット社製。 傘がついた面白いデザインの貨車ですね。ツボルグの貨車がこの形です。(実際に存在します)
HO Liliput 海外通販 ドイツ SAAR TRAIN 2021年3月T. S
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LICORNE ( ROCO / HO )
おフランス🇫🇷のビール、リコーンヌ…。 フランス語ですのでブロイじゃなくてブラッセリ…、Brasserie Licorneです。 模型はオーストリア🇦🇹のロコ社の製ですが、ちゃんと貨車の側面に「SNCF」(フランス国鉄)の表示のある仏車になってます。(※当鉄道でもSNCFは数少ないです…) ドイツの模型屋からオーストリア製のフランス国鉄の貨車模型を€建てで買う…というユーロ感満載の海外通販でした。 醸造所のホームページを開くといきなりフランス語で「アナタハ18サイイジョウデスカ?」と聞かれるので、「ウイ」と答えないと閲覧できませんw フランスはアルザス地方、バラン県にあるサヴェルヌという町にあり、創立は1845年、1912年に醸造所は現在の場所に移動し現在も操業しています。(普仏戦争後の1870年から1919年のヴェルサイユまでドイツ統治下でしたので、ドイツとも関わりが深いんですね、ここは…。) 1973年にドイツのベッカー醸造会社と提携しますが、同社がデンマークのカールスバーグ社の傘下に入ったことで、リコーンヌも1989年以降はカールスバーググループ(Karlsbräu)の傘下に入りますが、同社の経営方針の転換でフランスよりドイツに注力することとなりリコーンヌを手放したため、2020年より再び独立した会社としてビールの生産を続けているそうです。
HO ROCO 海外通販 ドイツ SAAR TRAIN 2021年3月T. S