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Löwenbräu #7 ( ROCO / HO )
ドイツ、ミュンヘンの有名ビール「レーベンブロイ」(Löwenbräu)です。 何度も書いている通り、ロゴの絵が示すとおり“獅子(ライオン)ビール”という意味の名前です。 レーベンブロイの歴史は古く、なんと1383年、ミュンヘンの"Zum Löwen"(獅子亭)という宿屋で作られたのが起源で、その名声にあやかり「レーベンブロイ」(獅子ビール)と名乗るビールがその後多数現れましたが、現在ではドイツではその他の獅子ビールはほぼ全て廃業し存在せず、残っているのはこの本家本元のレーベンブロイだけとなっています。 模型はオーストリアのロコ社製、木造の2軸冷蔵車を再現したモデルです。 連結器は、片側は一般的なループ型を装着していますが、反対側は、フライッシュマン製貨車と連結するための編成アダプター役として、フライッシュマンのカギ型のカプラーを装着してみました。 だいぶ前に入手していましたが、展示フロアに載せるのを忘れてました…汗 レーベンブロイの貨車は、各種あわせてだいぶコレクションが増えてきました。 …そしてなぜかコイツだけ予備車が死ぬほどあります(笑)
HO ROCO 1800円 ネットオークションT. S
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Neumarkter Lammsbräu ( ARNOLD / N )
ノイマルクター・ラムス醸造所。 同醸造所は、バイエルン州オーバープファルツ地方、ノイマルクト(正式に言うと、オーバープファルツ地方にある“オーバープファルツのノイマルクト”(Neumarkt in der Oberpfalz)というまわりクドい地名でして…)にある醸造所 兼 モルト製造の会社です。 創業は1628年と古く、1986年以降、有機農業の原料にこだわり各種飲料を製造するようになり、1992年、有機原料使用の認定を欧州で初めて公式に認定され、1995年以降はすべての製品がオーガニックにこだわって生産されるようになりました。 2001年には生産プロセスと環境保全の取り組みに関してドイツ環境賞を受賞、2006年には、ビール製造における大麦等への遺伝子操作を排除する方針に関するマニフェストを他の醸造会社と共同で発表するなど、こだわりのある経営を続けて社会からの評価もされています。 これは、同社は1800年以降現在に至るまで、エーンスペルガー(Ehrnsperger)家による同族経営のもとにあり、同家が特にこだわりを持って取り組んでいる結果なのでしょう。 さて、模型はドイツのアーノルト(ARNOLD)社製のNゲージ貨車、裏面にMADE IN WEST GERMANYとある西ドイツ時代の製品です。木造の2軸貨車を再現しています。 中古品を入手したものですが、ケースも完備で良い状態の品でした。 冠のようなロゴマークの中ですが、醸造所名の下に何か小さい文字で書いてあるのですが、小さすぎて見えません(苦笑) 判別不能…。
N ARNOLD 1800円 ネットオークションT. S
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Arnold( ARNOLD / N )
ドイツ、アーノルト社の「アーノルト・ビール」、つまり、Nゲージのアーノルト社製のアーノルト・ビールのビール貨車、ということです。 ややこしいですねw こちらは西ドイツ時代の製品で、車体下面にMade in W. Germanyの表示があり、連結器の下面には“ARNOLD RAPID”(アーノルト・ラピート)の記載がありまして、これは同社が1975年頃まで使っていたブランド名です。 すなわち、この製品は1975年以前のもの、というわけです。 なお、縮尺1/160の軌間9mmという現在では標準の欧州Nゲージ規格はARNOLD社が先駆けて作ったそうで、同社はNゲージを生んだメーカーと言えますが、そんな実績のある同社も90年代にいったん破産、現在はイギリスのホーンビィ社の傘下で再建され存続しています。 さて、アーノルト・ビールですが、ドイツ・ババリア地方、すなわちバイエルン州のビールです。 ネット上で見つけた空き缶の写真のラベルを解読してそこまでは判ったのですが、詳細が不明です。 貨車にも「創業1864年」と書いてあるので、150年前にできた醸造所のようですが、最近の情報が全くないので既に廃業していると思われます。(Saint Arnoldとか、カナダのArnoldとか同じ名前のビールがありますが、これとは別物です。) ネットで“arnold、pilsner、beer”とか入れて検索すると、シュワちゃんがビール飲んでる写真が出てきますw
N ARNOLD 1800円 ネットオークションT. S
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Ayinger( ARNOLD / N )
アインゲル(Ayinger)ビール、ドイツ南部のバイエルン州(バヴァリア)の州都、ミュンヘン市から約25 kmのアイング(Aying)市にある醸造所です。 創業は1877年。 アインゲル醸造所では、ドッペルボック、デュンケル、ピルスナーなど多様なビールを生産しています。その9割は自国消費のようですが、残りの1割はイタリア、その他のヨーロッパ諸国、米国等に輸出されているようです。(日本では見たことがありませんね…。) 模型はドイツのアーノルト(ARNOLD)社製、made in Western Germanyの西ドイツ時代の製品です。 シンプルなロング車体の白い車体に緑の屋根の冷蔵車に、Ayingerのロゴと醸造所の絵をモチーフにしたシンボルマークが描かれています。
N ARNOLD 1800円 ネットオークションT. S
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Bitburger #1 ( Fleischmann / N )
ドイツ西部、ルクセンブルグとの国境に接するラインラント=プファルツ州、ビットブルグ市にあるビットブルガー醸造所(Bitburger Brauerei)のビール貨車です。 1817年創業の歴史ある醸造所で、ドイツで初めて“ピルスナー”の名を使ったのがここだそうです。 ピルスナータイプが主力商品なので、この貨車も誇らしげに『bitburger pils』と、ピルスナーのブランドが緑の文字で描かれています。 模型はドイツ・フライッシュマン社製のNゲージ、同社の“ピッコロ”ブランドの製品です。 戦前の木造古典貨車を再現したもので、側面のドアが開閉するギミック付きです。 小さいながらも味のある“ビール貨車らしい”1両です。
N Fleischmann 1800円 ネットオークションT. S
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Kirin Beer キリンビール・ホキ9800(ポポンデッタ / N)
日本のビール貨車(ホキ9800形)、鉄道模型店ポポンデッタが発売していたNゲージ模型で、キリンビールがかつて所有していた実在のホッパー貨車です。 このシリーズはこの黒色と、もう1種類クリーム色の同型がありまして(実車は、製造当初が黒、のちにクリーム色に塗り替えられたとのこと)、いずれも実在していた車両です。 1972年から1981年にかけて計55両が製造され、全てがキリンビール所有の貨車でした。 1998年に全車両が廃車となり現存しません。 ホッパー車なので、ビールの原料の麦芽を運ぶための貨車でビールを輸送する車両ではありません。 …しかし、、、私のコレクション基準では、これは『ビール貨車』認定ではありません。「単なる貨車模型」なんです。 このため、この模型は何年も前からズーッと無視していたのですが、、、先日つい勢いで落札してしまい、、、仕方ないのでコレクションに加えることにしました。。。 (けど、以下の理由にてやはりコレクションから除外することになりました。2020.7.16追記)
N ポポンデッタ 1800円 ネットオークションT. S
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HURLIMANN(Märklin mini-club / Z)
スイス・チューリッヒのビール、「ハーリマン」の貨車です。 正直、このビールの事は良く分かりませんm(__)m HO版ではリリプット製の新旧2種を持っておりましたが、このほど中古品のZを手に入れることができました。 メルクリンZの貨車は本当に小さいです。小指サイズ。 外箱の裏側にレオ・トイセンターの\4000の値札が残っております。昔からなかなかのお値段ですね。小さいくせに…。
Z MARKLIN mini- club 1800円 ヤフオクT. S
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ASTRA(Märklin mini-club / Z)
ASTRAは、ババリア・サンクト・パウリ醸造会社(Bavaria St. Pauli)のブランドの一つです。 JAVER(イェーファ)などもこの会社の子会社だそうです。 側面に大きく書いてある『Unser Bier kommt 』とはGoogle翻訳先生に聞いてみたところ“我々のビールが来た”という意味だそうで…、キャッチコピーなんでしょうかね? HOのビール貨車も、HOサイズのトラック模型もこのデザインです。 私の好きな“ビール貨車らしい”1両です。 HO版を持っておりましたが、中古品でZ版を手に入れることができました。 外箱の裏側にレオ・トイセンターの\4000の値札が残っております。なかなかのお値段です。
Z MARKLIN mini- club 1800円 ヤフオクT. S
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Furstenberg(FLEISCHMANN / N)
南ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州、バーデン地方のドナウエッシンゲンという町にある醸造所、ファステンベルグです。 このドナウエッシンゲンという町は、いわゆる「黒い森」(シュヴァルツヴァルト)の中にある町だそうです。 ファステンベルグ醸造所はこの町の地場産業で、かつてこの地を治めていたファステンベルグ公の名を冠したビールを発売しています。 h ttp://www.fuerstenberg-beer.com/our-beers/ 模型はドイツのフライッシュマン社製、ロングのコンテナ車の模型です。私のビール貨車Nゲージのコレクションのなかでは、コンテナ車タイプは初めての1両です。 ビールのロゴの下には、小さく「Donauessingen」と町の名前も記載されています。 ドナウエッシンゲン…、なんだか響きのいい名前の地名ですね。どんなところか全然分かりませんが(笑)、森林地帯にある町だそうで、、、なんとなく行ってみたい気分になる地名ですね。。。 旅行や仕事、これまで世界各国あちこち行っているのですが、実はわたくし、ビール貨車と言えば必須のドイツだけは行ったことがないのです。(2019年5月現在) ドイツに行きたい! ドイツの鉄道模型屋に行きたーい!w
N Fleischmann 1800円 ヤフオクT. S
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GROLSCH #1(FLEISCHMANN / N)
オランダの有名ビール、グロールシュです。 ちなみにオランダ語ではフロルスというらしいです。 創業は1615年とオランダ最古のビール会社で、現在は日本のアサヒビールの傘下です。 緑のビンで水筒の栓のような口なので、飲んだ後は「何かに使えそうだなー」とナンとなく捨てがたく、、、でも使い道がなくて結局いつも捨てることになります(笑) 模型はドイツのフライッシュマン社製、天賞堂のエバーグリーンショップの委託中古品です。1800円と意外と高価でした。製品No.8325
N Fleischmann 1800円 天賞堂 エバーグリーンT. S