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This pond is too small, Bobby
黄色いメモパッドに3枚、確か10分とかからない間で興が乗ってこられたスキに、システム手帳に付いていた名刺2枚もないメモを差し出したら、メガネを掛けていた私の顔を一瞬見るなり、仕方なく描き出したらメガネのフォルムを乗り物に変換されていた。小さなメモパッドをおそらくゴルフに例えられたのだと思う。 よってタイトルはやや皮肉も混じって「この池は小さ過ぎるよ、ボビー」とある。鈍臭いボギーとボビーを掛けたようにも思える。ゴルフクラブのヘッドを2つ繋げたフォルムが興味深い。改めてよく見ると顔のようにも見え、口の位置にサインが描かれているお洒落なレイアウト。丁度正面で見守っていたが、描ききるのに時間にして1分もかからなかった。どんなラフにも署名のあるプロ意識。描かれる時だけは真顔だった。
肉筆画 SYD MEAD 渋谷SydMode
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WONDERFUL TAXI
同じくDr.ジーカンズの打上げで描かれた3枚のうちの3枚目。少し酔われて定宿であった赤坂プリンスに帰りたくなった意思表示で描かれたのでモチーフがタクシーだった筈。あまりの速筆で2分も要しなかった。後部座席のカバーが日本的。
肉筆画 SYD MEAD 渋谷 1990年頃SydMode
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I KNOW I'M CUTE;
渋谷Dr.ジーカンズのオープンを見届ける為に来日された1991年、スタッフ打上げ時のディナーでスタッフが差し出したメモパッドにノリで描かれた3枚の中のスケッチ2枚目。
肉筆画 SYD MEAD 渋谷 1990年頃SydMode