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GODZILLA KAIJU WORLD WARS
正に超怪物級の大決戦、地球が戦場だ! X星人がゴジラ、ラドン、ガイガン、キングギドラを死闘に追い込んでお互いに戦い合わせる。1体の怪獣だけが勝利を掴むのだ! この『Godzilla Kaiju World Wars』はアメリカのToy Vault社が2010年に発売したボードゲームです。Toy Vault社は主にぬいぐるみやフィギュアを製造する玩具メーカーで、こちらも怪獣フィギュアに気合いが入っています(彩色済みというのはボードゲームでは珍しいです)。発売時期や登場怪獣のセレクトやデザインを見ると「ファイナルウォーズ」をベースにしているようではありますが、ストーリーに直接的な関係はありません。 プレイヤーは怪獣1体を操り、2人または2チームでの対戦、あるいはバトルロイヤルを行います。軍隊はルールの規定で動くbotです。システムは全然違うがプレイの目的は『キング・オブ・ニューヨーク』に近いイメージです。状況や勝利条件の異なるシナリオが4本入っている他、COMBATカードを使わない基本ルールと使う上級ルールとがあり、COMBATカードを使うと怪獣同士の戦いに手の読み合いの要素が加わって、怪獣のキャラクターがよりはっきりします。 このゲームはまったくのノーチェックで、存在も知りませんでした。たまたま見かけて、ウォーゲーマーなら誰でも知っているRichard H. Bergがデザインしていると分かって二度ビックリでした。残念ながら、軍隊ユニットのルールが曖昧で、しかもルールブックとサマリーとで違っているのは困ったものです。BGGによれば、Toy Vault社から2013年頃に第二版ルールが発表されたとのことですが、既にそのページも消えてしまっています。 #ゴジラ #ゴジラファイナルウォーズ ターンスケール: 不明 マップスケール: 不明:スクエア制(50~100メートルか?) ユニットスケール: 1コマ=怪獣1体、車両1両 https://muuseo.com/Sin_Oga/items/1 https://muuseo.com/Sin_Oga/items/30
Ron Spencer 戦術級 怪獣 ゴジラシリーズ Richard H. BergSin Oga
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WAR GALLEY
『WAR GALLEY』はローマ帝国以前のガレー船時代の様々な主要な紛争で戦われた大海戦を再現して、海戦戦術や船舶、兵器の発展をゲーマーに追体験させるものです。 これはアメリカのGMT社が発売した『WAR GALLEY』(1999年)の第二版です。中世以前の合戦を再現する「GBoH」シリーズのVolumeⅦですが、海戦であるためルールやスケールは同シリーズでもかなり変わっています。ですが、ガレー船時代特有の戦術機動以外は戦闘ルールなど簡略化していて、シリーズの入門編とも言えます。 シナリオはラデの海戦からアクティウムの海戦までの13本。ギリシア・ペルシア戦争中のサラミス海戦は別売りモジュールになっています。 #クレオパトラ #三段櫂船 ターンスケール: およそ5~10分 マップスケール: シナリオによる ユニットスケール: 1コマ=1隻~10隻(シナリオによる、3~4隻が標準)(リーダー有)
Roger B. MacGowan 合戦級 the Great Battles of History ガレー船時代の海戦Sin Oga