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鮞状石灰岩と呼ばれている石灰岩 2020-10-24
鮞状石灰岩と呼ばれている石灰岩が、スカルン鉱床の上盤の石灰岩中に、局所的に含まれている。 どう見ても、何らかの化石に見えるので、切断標本 (最初の二枚) と、薄片にしてみた (3枚目以降)。 2枚目の写真の黒い輪部分は、閃亜鉛鉱などの硫化金属鉱物で、石灰岩が熱水に置換され、スカルン鉱床が生成した証拠なのだそうだ。 ここではスカルン鉱床の成因は置いておいて、この丸い物体の正体が何なのかが問題なのだ。少なくとも、鮞状石灰岩でないことは明白だろう。巨大博物館の専門家に聞いても分らないという代物だ。素人考えでは、有孔虫の一種ではないかと思うが。 大きさは、一つの球体は、大きくて数ミリ程度。
雲根誌21 化石編 京都府 梅谷鉱山 2014年SilicifiedZone
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ビスマス鉱物? 京都府の鉱山産 2020-09-29
京都府の、まだ無名の小さな鉱山で見つけた、黄銅鉱に伴うビスマス鉱物と思われる鉱物。6枚目の写真の白い鉱物は泡蒼鉛か。 この銅鉱山の採掘時期は、明治時代。一応、鉱山名だけは判明した。
鉱物標本 ビスマス鉱物 京都府の未記載鉱山 2014年SilicifiedZone