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Erwin Nyregyházi : Macpherson / Deserted Garden
今や伝説のピアニストとなった19世紀的なピアノの巨人・ニアレジハージのSPレコード。 若き日に公式レコードのないニアレジハージとしては、まさに幻の78rpmレコード。 復刻や動画でも同じ音源を聴くことはできるが、音質クオリティが段違いに良くニアレジハージの爆演を聴いて取れる。 #レコード #レコードコレクション
SPレコード RCA Victor 1936年夏目 久生
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Muri Silba (Muriel Silberfeld) : Chopin / Nocturne No.5 in F#, Op.15-2
ワルシャワ生まれでレシェティツキ門下のMuri Silba (Muriel Silberfeld) (1893-1965)の唯一の貴重なレコード。 プライヴェート・プレスであるVictor Special Recordのホワイトレーベル盤。 研究家が所蔵しているレシェティツキ本人の日記には彼女のレッスン記録も残されており、才能を高く評価されたピアニストでもあった。 美しく均整のとれた繊細な演奏が魅力的だ。 Sakuraphon CD "Leschetizky Vo.6"に収録される予定である。 #レコード #レコードコレクション #ショパン
SPレコード Victor 1928年夏目 久生
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Ignaz Friedman : Chopin / Valse No.9 in A-flat, Op.69-1
レシェティツキ門下の中でも伝説的なショパン弾きとして今でも絶大な人気を持つイグナッツ・フリードマンの新発掘レコード。 今までフリードマンによる「告別のワルツ」のレコードは未発売テイクしかないと思われてきたが、恐らくスペイン・リーガルだけで発売された別テイク録音。フリードマンのショパンは唯一無二、絶品。 この原盤からトランスファーした音源は、Sakuraphon復刻CD💿 “Pupils of Leschetizky Vol.3”(現在でも入手可能)に世界初収録した。数年前、フリードマンの研究者で伝記の著者、そしてArbiterレーベルの主催者としても高名なAllan Evans氏がこの発見をとても喜んでくれたのは、彼が逝去した今となっては大切な思い出となっている。 #レコード #レコードコレクション #ショパン
SPレコード Spanish Regal 1930年代夏目 久生
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Richard Epstein : Schubert-Fischof
モーツァルトから伝わる古きウィーン派ピアニストの末裔、Richard Epstein(1869-1919)の79rpmレコード。ペダルを極端に抑えた演奏が特徴的。Renard Trio/Quartetなどのピアノ奏者としてのHMV盤レコードは有名であるが、ソロ演奏のレコードは極めて希少である。 父親のJulius Epsteinも高名なピアニストで、ブラームスやレシェティツキとも友人であった。 #レコード #レコードコレクション
SPレコード Odeon 11 3/4 inch夏目 久生