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Dadine Sutherland : Rubinstein / Valse Caprice
英国のFrancesco Berger(1834-1933)の弟子であるSutherlandによる美しいレーベルのOdeon盤。 サザーランドは数枚のレコードを1900~10年代に残したきりで、その経歴はあまり分かっていない。しかし、演奏は同門のGertlude Mellerと同様に即興性に溢れた素晴らしいものばかり。このレコードも長年探してようやく手に入れたもの。 師のベルガーは、チャイコフスキーや小説家のディケンズなどとの交流の記録が残されている。 #レコード #レコードコレクション
SPレコード Odeon 1900~1910年頃夏目 久生
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Richard Epstein : Schubert-Fischof
モーツァルトから伝わる古きウィーン派ピアニストの末裔、Richard Epstein(1869-1919)の79rpmレコード。ペダルを極端に抑えた演奏が特徴的。Renard Trio/Quartetなどのピアノ奏者としてのHMV盤レコードは有名であるが、ソロ演奏のレコードは極めて希少である。 父親のJulius Epsteinも高名なピアニストで、ブラームスやレシェティツキとも友人であった。 #レコード #レコードコレクション
SPレコード Odeon 11 3/4 inch夏目 久生