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砂漠の薔薇(メキシコ産)
砂漠の薔薇は文字通り、砂漠にて発見されます。 成分はバライト(重晶石)か、ジプサム(石膏)で、この標本はジプサムによるもの。脆い。 水中のミネラルが周りの砂とともに結晶化したものなので、砂漠の薔薇がある場所は、かつてはオアシスであったことが多いです。 鉱物名:ジプサム(デザートローズ) 和名:石膏(砂漠の薔薇) 産地:メキシコ
鉱物 大阪市阿倍野区 2016年shm
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レグランダイト 0.282ct
ずっと欲しかったビビッドイエローの超稀少石。相当なコレクターしか持っていないはず。国内でも多分、数える程か。 メキシコのオハエラ鉱山産のものぐらいしかカット可能な透明結晶は無いと思います。しかし、オハエラ鉱山からはもう産出しないようです。 この石のような超稀少石は、手頃(0.2ct台で綺麗めの石)を見つけたら即購入します。こういう石は逃したが最後、次見つけるのにえらい苦労します。 鉱物名:レグランダイト 宝石名:レグランダイト 組成:Zn2AsO4(OH)•H2O 重量:0.282 ct 産地:Ojuela Mine, Mapimi, Mun. de Mapimi, Durango, Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2019年shm
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クリーダイト0.410ct
マイベストコレクション。初見で何の石か当てられる人は皆無です。 通常、クリーダイトは、ブラウン〜オレンジの色相のもので、たまに当該石のようなカラーレス〜パープルが見られます。特にパープルのクリーダイトは金と共生することが多く、金鉱を探す際の目印にもされたようです。 この石はミネラルショーでよく見かけるものなので原石ファンの方からはお分かりいただけるものになりますが、裸石派からは何の石か分かっていただけないものです。 紫のクリーダイト自体稀です。しかも当該石は果敢にもファセットカットに挑み、成功した世界的にも数少ない裸石のひとつです。 鉱物名:クリーダイト 宝石名:クリーダイト 組成:Ca3Al2(SO4)(F, OH)10•2(H2O) 重量:0.410ct 産地:Santa Eulalia, Chihuahua, Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットオークション 2017年shm
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ニフォントバイト0.541ct
マイベストコレクションの一つ。 ニフォントバイトは硬度3半でまともな産地はロシア、メキシコ、そして国内の岡山県布賀鉱山のみ。裸石として存在するのは極めて稀です。 布賀鉱山は珍しいはずのホウ酸塩鉱物が割と採取できました。この石を含めて、ブルーが美しいヘンミライト(逸見石)、ペンタハイドロボライト…等。今は閉山しているようで、布賀鉱山産の鉱物は還流品しかない状態です。 当該石はメキシコ産。米国人コレクターから安価で譲ってもらったものです。 鉱物名:ニフォントバイト 宝石名:ニフォントバイト 組成:Ca3B6O6(OH)12•2H2O 重量:0.541ct 産地:Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2016年shm
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オースチナイト
レアストーンのオースチナイトになります。アダマイトの成分中の亜鉛を1価ぶんカルシウムと付け替えて、水酸基をくっつけた鉱物です。 アダマイトの裸石と比べると、更に珍しいと思います。ebayなど海外オークションサイトでごくたまに見かける程度しかありません。 蛍光するかどうかは試したことがなく、また鑑別書に何と記載されていたか覚えていません。申し訳ございません。 鉱物名:オースチナイト 宝石名:オースチナイト 組成:CaZn(AsO4)(OH) 重量:1.000ct 産地:Ojuela Mine, Mapimi, Durango, Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2017年shm
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アダマイト
蛍光鉱物のアダマイトです。原石ファンの方には割と知られた石です。 インクルージョンがなくクリアーな石はまず見かけません。脆くカットには向かないため、国内では裸石も見ることはありません。当該石も海外コレクターから安価で譲ってもらったものになります。 ラベルですが、マピニ鉱山というところは本当に存在するのでしょうか。入手元の海外コレクターから"Mapimi Mine"産と聞いたため、そのままラベルに記載しましたが、真偽が分からないので"Mapimi"だけに修正します。 鉱物名:アダマイト 宝石名:アダマイト 組成:Zn2(AsO4) 重量:0.361ct 産地:Mapimi, Durango, Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2017年shm
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マスコバイト2.279ct
白雲母。 雲母の裸石は、"ルビーインフックサイト"など、コランダムのインクルージョンになっているものは見かけますが、単体裸石は少ないと思います。特にマスコバイトは普遍的に見かけられる雲母なので、裸石になりうる結晶が本当にできるのか、想像しにくい石です。 当該石はコバルト発色のスミソナイトに似ており、欠けや傷、余計なインクルージョンがなく、色むらがありません。 鉱物名:マスコバイト 宝石名:マスコバイト 組成:KAl2(Si3Al)O10(OH, F)2 重量:2.279ct 産地:Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市中央区 2018年shm
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ハイアライトオパール0.330ct
長波紫外線でグリーンに強蛍光するハイアライトオパールです。ハイアライトオパールはオパールには珍しく、カボションカットではなく、ファセットカットが施されています。 2016年頃によく見かけました。 長波照射時の写真は後日に。 ➡︎アップしました。私が所持するものの中で一番強烈な蛍光を放ちます。 鉱物名:ハイアライトオパール 宝石名:ハイアライトオパール 組成:SiO2•nH2O 重量:0.330ct 産地:Mexico 鑑別:日本宝石科学協会
宝石 ネットショップ 2017年shm
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カルサイト1.548ct
カルサイト(方解石)は国内でも採取可能なメジャーな鉱物です。どちらかといえば原石ファンが多いと思いますが、当該石のようにカットした場合とても綺麗に輝きます。 長波紫外線で蛍光することが多いですが、当該石も蛍光します。 鉱物名:カルサイト 宝石名:カルサイト 組成:CaCO3 重量:1.548ct 産地:Chihuahua, Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市港区 2017年shm
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キュプリアンスミソナイト0.348ct
銅含有タイプのスミソナイトは当該石のように緑になります。これも人気のタイプで、私もスミソナイトの中ではこの色が一番好きです。 鉱物名:スミソナイト 宝石名:スミソナイト(銅含有) 組成:ZnCO3 重量:0.348ct 産地:Sinaloa, Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 京都市左京区 2017年shm
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コバルトスミソナイト0.934ct
コバルト含有スミソナイトです。スミソナイトの中で一番人気の高いタイプかなと思います。 半透明ですが、透明なものもあるようです。 鉱物名:スミソナイト 宝石名:スミソナイト(コバルト含有) 組成:ZnCO3 重量:0.934ct 産地:Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 京都市左京区 2017年shm
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ベラクルスアメジスト1.011ct
メキシコのベラクルス州ラスヴィガス鉱山から採取されたアメジストは地域の名から"ベラクルスアメジスト"といわれ、世界一綺麗なアメジストと評価されます。 ただ、アメジスト自体割と普遍的にどこでも採取できますので、本当に世界一綺麗なアメジストなのかは疑問です。カット石でなく、結晶が綺麗なのでしょうか? 当該石に限らず、ベラクルスアメジストは色はそれほど濃くはないです。 鉱物名:クォーツ 宝石名:アメジスト 組成:SiO2 重量:1.011ct 産地:Las Vigas Mine, Veracrus, Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市中央区 2018年shm
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ウォーターオパール0.396ct
地色がカラーレスで遊色効果のあるオパールをウォーターオパールといいます。逆にメキシコ産で地色がレッドないしオレンジの石はファイヤーオパールです。当該石の産地もメキシコです。 大粒でよりカラーレスなものが高価になります。 ケースに入れておけば乾燥で割れる心配はありません。 鉱物名:オパール 宝石名:ウォーターオパール 組成:SiO2•nH2O 重量:0.396ct 産地:Mexico 鑑別:日独宝石研究所
宝石 神戸市中央区 2017年shm