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パパラチアサファイア(非加熱-スリランカ産)0.152ct
パパラチアサファイア。 パパラチアとは、シンハリ語で"蓮の花"。蓮の花の色合いから名付けられた石です。 色相は、ピンキッシュオレンジ〜オレンジィピンクまで。スリランカまたはマダガスカル他東アフリカ地域から産出します。 その名がシンハリ語から名付けられた経緯もあって、私はスリランカ産の非加熱無処理石を探しており、ようやく見つけたサファイアになります。 もっと大きめのものが欲しかったですが、非加熱、ルーペクリーンで輝きは申し分ないと思われます。 鉱物名:コランダム 宝石名:サファイア 組成:Al2O3 重量:0.152ct 産地:Sri Lanka 鑑別:エミールジェムラボラトリー
宝石 ネットオークション 2017年shm
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シンハライト1.020ct
20世紀に発見された三大宝石といえば、タンザナイト、ブラジリアナイト、そしてこのシンハライトになりますが、これらは全て発見地である国名が由来になっています。シンハライトについては、"セイロン"のサンスクリット語読みの由来です。 シンハライトは稀少な鉱物ですが、他の2種の宝石より比較的入手しやすいです。当該石も中々のクオリティーでありますが、入手に苦労した覚えがありません。 鉱物名:シンハライト 宝石名:シンハライト 組成:Mg(Al, Fe)BO4 重量:1.020ct 産地:Sri Lanka 鑑別:日本宝石科学協会
宝石 ネットオークション 2016年shm
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コーネルピン0.944ct
スリランカを代表する稀少な鉱物なはずですが、地味な存在のコーネルピン。色合いがブラウンがかったグリーンしかないからでしょうか。タンザニアからはブルーないしグリーンのコーネルピンが産しますが、スリランカ産のものは当該石のような色相が多いです。 しかし、テリは綺麗でLED照明下でもトパーズに似た煌めきを見せてくれます。 鉱物名:コーネルピン 宝石名:コーネルピン 組成:Mg3Al6(Si, Al, B)5O21(OH) 重量:0.944ct 産地:Embilipitiya, Sri Lanka 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2016年shm
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サファリン0.289ct
スリランカはコロンナ産のサファリンです。というか、サファリンはおそらくこの地域からしか産出しないと思います。 当該石はサファリンとして、理想的なスチールブルーの色合い、ルーペクリーンのクラリティ。大きさも私的には充分です。 鉱物名:サファリン 宝石名:サファリン 組成:(Mg, Al)8(Al, Si)6O20 重量:0.289ct 産地:Kolonna, Sri Lanka 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市中央区 2017年shm
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サファリン0.218ct
サファイアに似ているため"サファリン"と付けられた鉱物。しかしそれは見た目だけで、組成は酸化アルミニウムのサファイアとは全く異なるイノケイ酸塩鉱物になります。 サファイアより稀産であることは確実で、私が持つ鉱物、宝石関係の図鑑にはあまり出てきません。(亀山実氏著の「世界のレアーストーン図鑑」に写真と名前が掲載されていますが、詳細な説明がほとんどありません。) 当該石はダークブルーといったところの色相でしょうか。ファセットカットされていますが、品質はそれほどです。ラベルには"スリランカ産"とだけ記載していますが、スリランカのコロンナ産です。以下に修正します。 鉱物名:サファリン 宝石名:サファリン 組成:(Mg, Al)8(Al, Si)6O20 重量:0.218ct 産地:Kolonna, Sri Lanka 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2016年shm
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エンスタタイト0.655ct
エンスタタイトは和名を頑火輝石といわれ、1,200〜1,300度?以上に加熱しないと溶けない、熱にとても強い石です。 ダークブラウンの石が多い中、稀に当該石のようにカラーレスやグリーンの石がコレクター用にファセットカットされます。 ルーペクリーンで輝きがとても強いです。 鉱物名:エンスタタイト 宝石名:エンスタタイト 組成:Mg2Si2O6 重量:0.655ct 産地:Sri Lanka 鑑別:ノーブルジェムグレーディングラボラトリー
宝石 大阪市中央区 2016年shm
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キャシテライト1.127ct
錫石です。見た目小さいですが、同サイズの他の石の2倍ぐらい重いです。 京都の亀岡市の鉱山跡等国内でも産出される鉱物ですが、透明結晶はありません。裸石を入手するためにはどうしても海外産になります。 この石はスリランカ産。ルーペでインクルージョンが見えますが、ギラギラに輝いていますので肉眼では気になりません。 たまに見かけるのは大体褐色です。カラーレスもあるようですが、かなり稀。 鉱物名:キャシテライト 宝石名:キャシテライト 組成:SnO2 重量:1.127ct 産地:Sri Lanka 鑑別:日本宝石科学協会
宝石 大阪市港区 2017年shm
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ラブラドライト2.528ct
カボションカットにより、青白いシラー効果にも似たラブラドル効果がはっきりした、ラブラドライトです。 ラブラドライトなのでそれ程高価なものでもありませんが、改めてこの位のサイズで真面目?にカットしたものはあまり見かけません。もしかしたらパワーストーンのお店にはあるかも知れません。 ラベルの組成がおかしいです。正しくは以下の通りです。 実は石代より鑑別書作成代のほうがかかっています😅 鉱物名:フェルドスパー 宝石名:ラブラドライト 組成:Na(50%-50%)Ca(30%-70%)(Al, Si)AlSi3O8 重量:2.528ct 産地:Sri Lanka 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2018年shm
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ムーンストーン(スリランカ産)0.446ct
スリランカはゴール鉱区のムーンストーンです。シラー効果はあまり強くないですが、目立った瑕疵はありません。 有名な話ですが、"ムーンストーン"はフェルドスパーのカリ長石オーソクレースと斜長石アルバイトの中間種"サニディン"の変種です。 インド産やマダガスカル産の"ロイヤルブルームーンストーン"と言われているもの、"レインボームーンストーン"と呼ばれているものは、斜長石アルバイトと斜長石アノーサイトの中間種"ラブラドライト"または斜長石アルバイトの変種"ペリステライト"であり、"ムーンストーン"ではありません。 同じフェルドスパーでシラー効果は出ますがムーンストーンとして販売するやり方はあまり好ましくないと思うのです。 スリランカではムーンストーンの産出が年々少なくなっているみたいです。シラー効果の強いムーンストーンは本当に綺麗なので、価格も高いのですが、一石持っておきたいです。 鉱物名:フェルドスパー 宝石名:ムーンストーン 組成:(Na, K)AlSi3O8 重量:0.446ct 産地:Galle, Sri Lanka 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2016年shm
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ターフェアイト0.725ct
マイベストコレクションの一つ。 1945年、宝石鑑定士エドワード・チャールズ・リチャード・ターフェがスピネルの鉱物標本の中から淡いピンクの、わずかに複屈折のある石を見つけ、この石が後にターフェアイトと呼ばれることになりました。 更に後世に、ターフェアイトより更に希少なマスグラバイトが発見されることになりますが、ターフェアイトが極めて珍しい石であることに違いはありません。 ターフェアイトはインクルージョンが入りやすい石です。当該石は暗めの色ですが、貴重なアイクリーンです。 鉱物名:ターフェアイト 宝石名:ターフェアイト 組成:Mg3Al8BeO16 重量:0.725ct 産地:Sri Lanka 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットオークション 2018年shm
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ガーノスピネル0.630ct
スピネルに亜鉛が含まれ、マグネシウムとの割合が半々くらいになったとき、ガーノスピネルと呼ばれる別の宝石になります。レアスピネルです。 当該石はインクルージョンが少なく、カットも良好です。輝きもスピネルらしく綺麗です。 鉱物名:スピネル 宝石名:ガーノスピネル 組成:(Mg, Zn)Al2O4 重量:0.630ct 産地:Nivithigala, Sri Lanka 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市中央区 2017年shm
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コバルト含有スピネル0.090ct
ブルースピネルの色因は鉄またはコバルトになります。コバルトが含まれる場合、鑑別書のコメントには「コバルトバンドを含む」と記載されます。 当該石の鑑別書にも該当の記載がありますがもう一つ「アイアンバンドを含む」と併記されています。 ラベルの産地表記は?となっていますが、スリランカ産です。 →鑑別書に"アイアンバンドを認む"のコメントがあるため、「コバルトスピネル」を「コバルト含有スピネル」に修正しました。鑑別機関によってはこれを"コバルトスピネル"と書くところもあるようですが、厳しいところだと書かないようなので、このように訂正します。 鉱物名:スピネル 宝石名:スピネル(コバルト含有スピネル) 組成:MgAl2O4 重量:0.090ct 産地:Sri Lanka 鑑別:日独宝石研究所
宝石 京都市左京区 2016年shm
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マスグラバイト0.221ct
マイベストコレクションの一つ。 コレクターしか知らないような珍しい石ですが、TBSの「マツコの知らない世界」という番組で初めて紹介され、世の中に知られるきっかけになりました。 当該石はルーペクリーンでカットも良好、色はグレイバイオレット、という具合でしょうか。インクルージョンが多く入りやすい石だけにとても貴重なものだと思います。 国内に数えられる程度しか確認されていないとよく聞きますが、実態はどうなのでしょうか。スピネルの中から極めて稀に見つかるターフェアイト、そのターフェアイト数十個の中から一つ見つかるという稀少性から、本当に2〜30ピースしかないという話もあり得ることと思います。 鉱物名:マスグラバイト 宝石名:マスグラバイト 組成:Mg2Al6BeO12 重量:0.221ct 産地:Sri Lanka 鑑別:中央宝石研究所
宝石 ネットオークション 2016年shm
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カラーチェンジガーネット(スリランカ産)0.582ct
スリランカ産のカラーチェンジガーネットです。スリランカでは既に絶産しているようなので、個人的にベキリィ産のカラーチェンジよりスリランカ産のカラーチェンジの方が希少だと思うのです。 当該石は縁あって、ベキリィ産と同時に入手しました。インクルージョンが多いため写真では分かりづらいですが、白熱灯下で激しくカラーチェンジします。 鉱物名:ガーネット 宝石名:カラーチェンジガーネット 組成:(Mg,Mn)3Al2(SiO4)3 重量:0.582ct 産地:Sri Lanka 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市中央区 2017年shm