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ストロマトライト化石(藻の化石)(ワイオミング州産)
米国ワイオミング州産の藻の化石で、年代は始新世(5000万年前頃)になります。 ストロマトライトは化石は世界各地で見つかりますが、少数ながら、オーストラリアやメキシコで現生するようです。 標本名:ストロマトライト化石 産地:米国ワイオミング州
化石 大阪市阿倍野区 2016年shm
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ウニ化石(フロリダ州産)
ウニといえばバフンウニのように刺々しい形状のものを想像しがちですが、このような形のものも多いです。これは化石ですが、このような形のものは今でも存在します。 これは約3000万年前の化石です。品種は調べきれませんでした(タコノマクラの仲間でしょうか?) 標本名:ウニ化石 産地:米国フロリダ州
化石 大阪市阿倍野区 2016年shm
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砂漠の薔薇(メキシコ産)
砂漠の薔薇は文字通り、砂漠にて発見されます。 成分はバライト(重晶石)か、ジプサム(石膏)で、この標本はジプサムによるもの。脆い。 水中のミネラルが周りの砂とともに結晶化したものなので、砂漠の薔薇がある場所は、かつてはオアシスであったことが多いです。 鉱物名:ジプサム(デザートローズ) 和名:石膏(砂漠の薔薇) 産地:メキシコ
鉱物 大阪市阿倍野区 2016年shm
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ギロル石/オーケン石?(旧ボンベイ産)
10円玉小のギロル石、ジャイロライトと、おそらくはオーケン石、オケナイト共生標本。インドのデカン高原では当標本のようなジャイロライトとオケナイトの共生標本が採取できるようです。他の沸石が共生する場合もあるようですが、当標本はその見た目から多分オケナイトと思います。 かなり古い標本です。産地ラベルに"Bombay"とありました。 オケナイトは言わずもがな、ジャイロライトも脆く、取り扱いには注意が必要です。 鉱物名:ジャイロライト/オケナイト? 和名:ギロル石/オーケン石 産地:インド、旧ボンベイ(現マハーラーシュトラ州、ムンバイ)
鉱物 大阪市阿倍野区 2017年shm
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バキュリテス
米国のサウスダコタ州のロッキー山脈東側では当該石のような色鮮やかな白目の円錐状アンモナイトが産出します。これも異常巻きアンモナイトの一種です。 アンモライトのようなイリデッセンスが見られますが、カナダ産でなく、またイリデッセンスが弱いため、アンモライトに近いですがアンモライトとは呼べません。樹脂によるコーティングはなされておらず、雑に扱うと表明の殻が剥がれてしまいます。 標本名:バキュリテス 産地:米国、サウスダコタ州
化石 大阪市阿倍野区 2016年shm
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珊瑚化石
割と形が整っていると思います、珊瑚化石です。中はおそらくカルセドニー。 置換化石は綺麗なものが多いのですが、値段が高く手が出しづらいです。 標本名:珊瑚化石 産地:USA、フロリダ州
化石 大阪市阿倍野区 2016年shm
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貝化石(メルセナリア)
メルセナリアという種類の貝化石です。貝の表面を覆う鉱物はカルサイトかと思われます。 このような置換化石は国内では見られないと思います。 標本名:メルセナリア 産地:USA
化石 大阪市阿倍野区 2016年shm
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魚眼石&束沸石
アポフィライト&スティルバイト。 魚眼石はミントグリーンの色合いと透明な結晶標本を割と見かけるため、原石ファンから人気が高い石です。 どちらかといえばカラーレスが多く、ミントグリーンの色合いのものは高額です。が、決して高すぎるわけではなく、誰でも手が届く石です。 当該石は阿倍野区にあるとある個人商店で見つけました。大きめの結晶、透明の結晶、そして複数の束沸石が共生する良標本と思います。 鉱物名:アポフィライト&スティルバイト 和名:魚眼石&束沸石 産地:インド、プーネ
鉱物 大阪市阿倍野区 2016年shm
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ブラックオパール1.938ct
フラッシュタイプのブラックオパールです。当方が一番最初に入手した石になります。地色が濃いです。 ブラックオパールは世界中で、オーストラリア、ニューサウスウェルズ州、ライトニングリッジのみ産出します。エチオピア産のものは通常スモーク処理されており人工的にブラックオパールに変えられているようです。 オパールは乾燥した場所に放置していると割れることがありますが、ブラックオパールはその心配はありません。 鉱物名:オパール 宝石名:ブラックオパール 組成:SiO2•nH2O 重量:1.938ct 産地:Lightning Ridge, New South Wales, Australia 鑑別:日本宝石科学協会
2016年 大阪市阿倍野区 2016年shm