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クリソベリル(バナジウムクリソベリル)1.175ct
実家に眠っていた、タンザニア産のバナジウムクリソベリルです。黄色味がほぼない標準的な色ですが、内包物も少なくカットは整っていると思います。 鉱物名:クリソベリル 宝石名:バナジウムクリソベリル 組成:BeAl2O4 重量:1.175ct 産地:Tunduru, Tunduru District, Ruvuma Region, Tanzania 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットオークション 2019年shm
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カラーチェンジガーネット(ベキリィ産)0.272ct
この石はカラーチェンジガーネットに精通された方だと"ベキリィブルー"とは言えないかと思います。ですがかなり青の主張は強いかと思っています。 カラーチェンジも良いですが、カットが若干ですが歪んでおり、微妙にシンメトリーがとれていません。気にはならない程度だとは思います。 鉱物名:ガーネット 宝石名:カラーチェンジガーネット"ベキリィブルー" 組成:(Mg,Mn)3Al2(SiO4)3 重量:0.272ct 産地:Ambahatany, Colour-changing Garnet Mining Field, Ambahia, Bekily, Androy, Madagascar 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットショップ 2017年shm
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カラーチェンジガーネット(ベキリィブルー)0.348ct
多分、この辺りが"ベキリィブルー"の色だと思っています。 パイラルスパイト系列、パイロープガーネットとスペサルティンガーネットの固溶体。 カラーチェンジはかなり良いです。 これだけ青を主張しておりますが、鑑別書表記は"青緑色"。多分、然るべきラボであれば"青色"と出ることはないでしょう。 鉱物名:ガーネット 宝石名:カラーチェンジガーネット"ベキリィブルー" 組成:(Mg,Mn)3Al2(SiO4)3 重量:0.348ct 産地:Ambahatany, Colour-changing Garnet Mining Field, Ambahia, Bekily, Androy, Madagascar 鑑別:日独宝石研究所
宝石 神戸市中央区 2018年shm
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ダイアスポア0.631ct(アフガニスタン産)
2020年頃から登場しだした、アフガニスタン産のピンクダイアスポアです。これまで、ダイアスポアといえばトルコのムーラ県産のものが主流でしたが、突如としてこのピンクの石が現れました。 トルコ産の変色効果があるものは"ズルタナイト"と呼ばれますが、これ確か商標名なんですね。画像の通り、この石に変色効果はありません。日独宝石研究所の鑑別書にも"ズルタナイト"のコメントは入りません。しかしカットは整っており、目に見える内包物はないのでかなり良い方のピースだと思ったので、入手しました。 鉱物名:ダイアスポア 宝石名:ダイアスポア 組成:AlO(OH) 重量:0.631 ct 産地:Diaspore occurrence, Ragha, Goshta District, Nangarhar; Afghanistan 鑑別:日独宝石研究所
宝石 大阪市中央区 2021年shm
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モザンビーク産非加熱ルビー 0.434ct
モザンビーク、モンテプエス産のルビーが広く出回り出したのは21世紀初頭だそうで、最近のものなのですが、今や見かけるルビーの裸石はモザンビーク産であることがとても多いです。 モゴック産のような重厚な色、というより鮮やかな、ともすればピンクサファイヤと鑑別されてしまいそうな、そのようなものが多い気がします。 この石は、非加熱として入手したわけではありませんが、念のため日独宝石研究所に提出し、結果を確認したところ、ノーヒートであることが確認できました。見た目がかなり鮮やかなので、もしかすると鑑別機関によってはピジョンブラッドを出していただけるかもしれません。…言い過ぎですかね💧 鉱物名:コランダム 宝石名:ルビー 組成:Al2O3 重量:0.434ct 産地: "Central", Montepuez Ruby Mining Concession (Camp Montepuez Ruby Mining), Montepuez, Cabo Delgado Province, Mozambique 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットオークション 2018年shm
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スキャポライト(強蛍光)0.352ct
蛍光スキャポライト。マリアライト寄りかメイオナイト寄りか、おそらくはマリアライト寄りかなと思いますが、日独宝石研究所にはどちら寄りか、確認していません。 長波紫外線でかなりの強烈な蛍光を示します。一部のアフガニスタン産のスキャポライトの特長でしょうか。 鉱物名:スキャポライト 宝石名:スキャポライト 組成:NaAl3Si9O24Cl(20-60%)+Ca4Al6Si6O24(Ca3, SO4)(40-80%) 重量:0.352ct 産地:Afghanistan 鑑別:日独宝石研究所
宝石 京都市左京区 2019年shm
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クロムマリガーネット0.218ct
ガーネット族ウグランダイト系のグロッシュラーとアンドラダイトの中間タイプ、マリ共和国で採取される、マリガーネットになります。 マリガーネットの色は、ブラウンからイエロー、グリーンイエローまでが普通に見られますが、当該石はクロムを多分に含むことにより、ツァボライトに近い鮮やかなグリーンとなっています。 鉱物名:ガーネット 宝石名:マリガーネット(アンドラダイト・グロッシュラーガーネット) 組成:Ca3(Fe, Al)2(SiO4)3 重量:0.218ct 産地:Mali 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットオークション 2019年shm
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ギロル石/オーケン石?(旧ボンベイ産)
10円玉小のギロル石、ジャイロライトと、おそらくはオーケン石、オケナイト共生標本。インドのデカン高原では当標本のようなジャイロライトとオケナイトの共生標本が採取できるようです。他の沸石が共生する場合もあるようですが、当標本はその見た目から多分オケナイトと思います。 かなり古い標本です。産地ラベルに"Bombay"とありました。 オケナイトは言わずもがな、ジャイロライトも脆く、取り扱いには注意が必要です。 鉱物名:ジャイロライト/オケナイト? 和名:ギロル石/オーケン石 産地:インド、旧ボンベイ(現マハーラーシュトラ州、ムンバイ)
鉱物 大阪市阿倍野区 2017年shm
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巻貝化石(種別不明)
巻貝の化石です。産地はモロッコまたはサハラが領有権を主張するダフラ(世界地図で、アフリカのモロッコの南の方の白くなっている地域の町です。) 鉱物については素人に毛が生えた程度には話がわかりますが、化石に関しては本当にずぶの素人なので、当標本についても、何の巻貝か、どんな品種なのか、わかりません。 当標本は、瑪瑙の置換化石で、化石にしては透明感があります。 標本名:巻貝化石 産地:西サハラ、ダフラ
化石 岐阜県瑞浪市 2016年shm
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方解石(岡山県高梁市備中町布賀鉱山産)
かつて国内には世界的に珍しい鉱物が沢山産出した鉱山があり、その内のひとつが岡山県の布賀鉱山です。 その布賀鉱山で産出した、綺麗な結晶の方解石。力を入れて触れてしまえば折れそうな形状です。 一度是非行ってみたかったのですが、閉山されてしまっているようで残念です。 鉱物名:カルサイト 和名:方解石 産地:岡山県高梁市備中町布賀鉱山
鉱物 京都市中京区 2018年shm
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アンモライト
比較的大きめのアンモライト完全体、ですが遊色は少なく、弱いです。アンモライトは化石でありながら宝石でもありますが、当該標本は発色がイマイチで、どちらかといえば化石としての一面が大きいので宝石にはなり難いです。 アンモライトはアンモナイトの種類の中でプラセンチセラス(とバキュリテスという円錐型の変種、滅多にないです。)という種が宝石化したものです。 プラセンチセラスからさらに、平ための比較的大きな"ミーキ"、分厚めの"インターカラレ"、トゲ付きの小さめな"インターカラレ"、アンモライトはこの3種が主として出回っています。 当該標本はプラセンチセラスミーキとなります。3kg以上あり重いです。遊色は、ブラウンレッド、レディッシュピンクの2種になります。 標本名:アンモライトプラセンチセラスミーキ 産地:カナダ、アルバータ州
化石 ネットオークション 2017年shm
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トラピッチェエメラルド(含浸処理)1.053ct
割と透明感があり、色の濃い綺麗なトラピッチェエメラルドです。 "トラピッチェ"はスペイン語で、"サトウキビ絞り機"という意味です。六角形の形状が似ているためそのように呼ばれるようになりました。 私はこのエメラルドはコロンビアのムゾー鉱山のものしか見たことがなく、他産のものがあるか不明です。 他のエメラルド同様、トラピッチェエメラルドも例外なく含浸処理されます。当該石も含浸されています。しかし、当該石は若干のクラックが見受けられますがトラピッチェエメラルドとしては色が濃く、綺麗な六角形が見られるため割と上級品と思います。 ➡︎ラベルの組成式が誤っていましたので修正しました。 鉱物名:ベリル 宝石名:トラピッチェエメラルド(含浸) 組成:Be3Al2Si6O18 重量:1.053ct 産地:Muzo Mine, Western Boyacá, Boyacá, Colombia 鑑別:日独宝石研究所
宝石 ネットオークション 2019年shm
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バキュリテス
米国のサウスダコタ州のロッキー山脈東側では当該石のような色鮮やかな白目の円錐状アンモナイトが産出します。これも異常巻きアンモナイトの一種です。 アンモライトのようなイリデッセンスが見られますが、カナダ産でなく、またイリデッセンスが弱いため、アンモライトに近いですがアンモライトとは呼べません。樹脂によるコーティングはなされておらず、雑に扱うと表明の殻が剥がれてしまいます。 標本名:バキュリテス 産地:米国、サウスダコタ州
化石 大阪市阿倍野区 2016年shm
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モリブデン鉛鉱
規則正しい大きさ、形の結晶がびっしり入ったウルフェナイトです。結晶を一つ剥がしたらそのままルースになりそうな感じで形が整っています。 産地はアリゾナのレッドクラウド鉱山。 この鉱山から最近に採掘されたウルフェナイトのラベルには"La paz .co"(ラパス郡)と記載されていると思いますが、昔に採掘された古い標本には"Yuma .co"(ユマ郡)と記載されています。場所が違うかなと、軽く調べたのですが、おそらく合併してラパス郡になったのではないでしょうか。当該標本のラベルには"Yuma .co"の記載があり、古い標本であることがわかります。 鉱物名:ウルフェナイト 和名:モリブデン鉛鉱 産地:アメリカ、アリゾナ州、ユマ郡、レッドクラウド鉱山
鉱物 大阪市中央区 2017年shm
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三葉虫
三葉虫の中では年々産出が減少しているといわれるCyphaspis(キファスピス)ですが、ミネラルショーの三葉虫の専門店には割と見かけます。 Cyphaspisの中では一番標準的なタイプで、モロッコなどで採取できるようです。 棘の部位など、触ったら折れそうです。取り扱いに特に気を遣います。 標本名:Cyphaspis(キファスピス) 産地:モロッコ
化石 ネットオークション 2018年shm