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日産ディーゼル タンクローリー(JOMO)
日産ディーゼル(現UDトラックス)が嘗て生産していた大型トラック、レゾナ前期型のタンクローリー仕様になります。トミカではミキサー車仕様と共通のキャブとなっており、このモデルではJOMOのカラーリングを纏っています。 1981年のデビュー当初ESSOのカラーリングで販売されていたこのレゾナタンクローリーですが、途中で仕様変更され2000年代まで生産された長寿モデルになります。トミカとしては然程古い印象が無く、実在企業のカラーリングを纏っている点はやはり魅力的です。運転台は可動式で、前に倒すと中に再現されたエンジンを眺める事が出来ます。
1/100 トミー(現タカラトミー) 680円 お宝買取団Ratteboss
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日産ディーゼルバイソン バキュームカー仕様
日産ディーゼル(現UDトラックス)が販売していた小型トラック、バイソンです。1979年式のバキュームカー仕様を再現しています。 バイソンは1979年9月、当時日産が販売していた小型トラックの3代目キャブオール/クリッパーの兄弟車として誕生しました。日産ディーゼル店での取り扱いとなり、兄弟車と異なりディーゼル車のみのラインナップでした。車名自体は力強さを感じさせるものの、「バイソン=倍損」と捉えられる為に敬遠されるケースもあった様です。1981年12月にはフルモデルチェンジされ「コンドル20/30」へ車名変更されました。これによりバイソンの名称は消滅し、僅か2年3ヶ月の短命モデルとなりました。 今回初めて立体化されたバイソンですが、これにより懐かしの商用車シリーズではC340型系3兄弟が全て揃い踏みとなりました。この様な短命モデルまで製品化する辺り、当シリーズの商用車に対する強い思い入れが感じられます。ちなみに当シリーズのバキュームカーでは初の4輪トラックとなるモデルであり、リアのシングルタイヤやバキュームカー特有の複雑な造形等、随所に往年のバキュームカーならではの雰囲気が再現されています。実車の標準色であったグレーのボディカラー、バイソン特有のフロントマスクも味わい深いです。
1/43 スパーク 2299円 書店Ratteboss
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日産ディーゼル はしご消防車
日産ディーゼルのトラックをベースに製作されたはしご消防車です。1987年にデビューしたモリタはしご消防車がモデルとなっています。 フロントが前に突き出た独特のスタイリングが特徴ですが、30mクラスのはしごを装備しながらも4WSを採用している事により、小型トラック並の最小回転半径を実現している点が大きなポイントと言えます。また、カニ脚走行も可能な為火災現場に出来るだけ近づき放水や救助作業が出来る点も強みとなっています。 トミカでは、人気のはしご消防車故比較的長期に渡って生産されたモデルになります。勿論はしごは伸縮可能となっており、上下及び旋回アクションも備わっています。特徴的なショートホイールベースもしっかり再現されています。はしご消防車ならではの魅力が詰まったモデルであると改めて感じさせてくれます。
1/120 トミー(現タカラトミー) 1320円 BOOKOFFRatteboss
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日産ディーゼル ミキサー車
日産ディーゼル(現UDトラックス)が生産していた大型トラック、レゾナ前期型のミキサー車仕様になります。 1979年にそれまでの大型トラック、Cシリーズに代わり登場したレゾナは直列6気筒ターボとV型8気筒、V型10気筒の3種のエンジンをラインナップしていました。フロントマスクは横長のフォントになったNISSAN DIESELのロゴと丸型四灯ヘッドライトが特徴となっています。1983年のマイナーチェンジでヘッドライトは角型四灯に変更されています。 このミキサー車はレギュラートミカで1981年7月に発売され、2007年3月までの約25年7ヶ月間にも渡り販売されるロングセラーとなりました。黒箱日本製では、白/赤のカラーリングが特徴となっています。V型8気筒車の再現であり、ミキサー回転の他キャブチルトのアクションが備わっており緻密に再現されたV8エンジンの姿を眺める事が出来ます。ミキサー回転アクションもさる事ながら。このキャブがお辞儀する仕様は多くの子ども達にとって非常に楽しいアクションであったのではと感じられます。流石に内装の再現はありませんが、トラックモデルとしての出来も申し分ないと思います。息の長い人気モデルであった事がよく分かる魅力的なモデルという事が改めて感じられます。
1/100 トミー(現タカラトミー) 2000円 リサイクルショップRatteboss
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UDトラックス動物運搬車(ペンギン) その他の危険標識付き
日産ディーゼル(現UDトラックス)が生産していた大型トラック、ビッグサムをベースとした動物運搬車です。中にはペンギンが2匹乗せられており、中がしっかり覗ける様になっています。その他の危険標識が付属しています。 ビッグサムはクオンの前身に当たる大型トラックですが、ちょっと古めのトラックも起用する点は標識セットならではと思います。リアルに再現されたフロントマスクや4軸8輪のタイヤに大型トラックならではの迫力が感じられますが、空色のカラーリングは大変爽やかさが感じられます。可愛いペンギンが乗っている点も魅力的であり、いかにも夏が似合う雰囲気が見られます。尚、後部扉が開閉可能となっています。
タカラトミー 日産ディーゼル(現UDトラックス) 大型トラックRatteboss
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日産ディーゼルクオン タンクローリー
日産ディーゼル(現UDトラックス)の大型トラック、初代クオンのタンクローリー仕様です。 2004年11月にビッグサムのフルモデルチェンジ版として登場した初代クオンは、一気に新世代の印象となった未来的な雰囲気のキャビンが特徴的です。大型トラックでは世界初となるSRSニーエアバッグ&ニープロテクタの採用、日本初のラウンドコクピット等が話題となりました。 トミカでは1981年から長らくレギュラーで仕様変更されつつ販売され続けていた日産ディーゼルレゾナタンクローリーからの世代交代となり、一気に新しくなった印象です。金色のキャブに銀メッキのタンクが高級感に溢れていると思います。レゾナ時代にあったキャブチルトのアクションが無い点は惜しいですが、タンクローリーのトミカとして非常に魅力を感じます。 現在は仕様変更されENEOS仕様にてラインナップされているクオンのタンクローリーですが、果たして25年に渡ってトミカの通常品でラインナップされていたレゾナのタンクローリーに匹敵する程の販売期間になるのか、気になる所です。
タカラトミー 330円 OFFHOUSE 日産ディーゼル(現UDトラックス)Ratteboss
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日産ディーゼルクオン ミキサー車
初代クオンをベースとしたミキサー車です。メーカーがUDトラックスに改称する前のモデルになります。 トミカではダンプカーと並び働く車のラインナップにおいて欠かせない存在であり、ベース車両を変えながら常にラインナップに存在し続けています。フロントマスクは実車同様の迫力がありますが、薄青のキャブに白いミキサーの組み合わせが優しい雰囲気を感じさせます。トラック系のトミカでは省略されがちな、テールランプへの挿し色も特徴的です。勿論、ミキサー部は回転アクションを備えています。 トミカのミキサー車は前型が20年以上に渡って定番モデルとして販売され続けた故、このモデルも長寿モデルになる可能性は大いに考えられます。ただ、個人的には新型クオンベースのミキサー車もトミカで見てみたい気がします。
タカラトミー 160円 リサイクルショップ 日産ディーゼル(現UDトラックス)Ratteboss