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日産スカイライン4ドアHT GTSツインカム24V
日産の老舗ブランド、スカイライン(R31)の4ドアHT後期型です。スポーティグレードのGTSツインカム24V、87年式の再現になります。 1985年8月に発売された7代目スカイライン、通称7thは当時流行していたハイソカー路線に舵を切り、コンセプトが大幅に変更された点が特徴です。ラインナップも当初は4ドアピラーレスHTと4ドアセダンのみとなりました。しかし、従来のスカイラインと大きく異なる高級路線は不評となってしまい、後にスポーティな2ドアクーペの追加等テコ入れがなされています。とは言え、スカイラインとしては初搭載となるRB系エンジンや新開発のHICAS(4WS)等、技術的には見所の多いモデルでした。2ドアクーペには後のGT-R復活へ繋がるGTS-Rが追加され話題となりましたが、後期では4ドアHTもスポーティイメージが強化され本来のスカイラインらしさを取り戻したと言えます。 ミニカーではなかなか製品化に恵まれなかったR31の4ドアですが、4ドア車に力を入れるトミーテックらしく細部まで徹底した拘りぶりであり、R31スカイライン4ドアのミニカーとして決定版と言って良いと感じられます。2ドア同様のスポーティな雰囲気となったフロントフェイスやブラック×グレーの2トーンカラーが非常に精悍で引き締まった印象です。後期型のイメージリーダーであるGTSの再現となっていますが、特徴的なフロントバンパー下のGTオートスポイラーもしっかり再現されておりR31型スカイラインファンには嬉しいポイントであると感じられます。尚、ユーザー取付けパーツとしてリアスポイラーが付属しています。
1/64 トミーテック 3300円 ホビーゾーンRatteboss
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ホンダTN-Ⅴ スーパーデラックス
ホンダが嘗て生産していた360cc時代のキャブオーバー軽トラック、TN-Ⅴです。 TN-Ⅴは元々1967年より販売されていたMR駆動の軽トラックであるTN360の2度目のマイナーチェンジモデルとして1972年6月に登場、軽トラでは唯一の縦四灯のヘッドライトが特徴となっていました。助手席にもシートベルトが装備されるなど、安全性が強化されています。尚、1975年1月には現行の黄色ナンバーに対応した改良がなされ、ナンバープレート架台が大型化されています。 ミニカーでは上級グレードのスーパーデラックスが再現され、明るいグリーンのボディカラーにブラウンの内装の組み合わせ、メッキで再現されたバンパーやホイールが目を引きます。ナンバーは白となっており、黄色ナンバー採用前のモデルとなっています。可愛らしいボディサイズながら、縦目のヘッドライトはやはり迫力があります。尚、一輪車や農家の女性なども付属しており、情景を再現するのにも魅力的な仕様となっています。軽トラックには脱着式の幌パーツも付属しており、2種類のスタイリングを楽しむ事が可能となっています。
1/64 トミーテック 3850円 ホビーゾーンRatteboss
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トヨタ2000GT
トヨタが誇るスーパーカーである、2000GTの後期型仕様です。 従来存在していた2000GTのチョロQとは金型が異なっており、後期型ならではの特徴を可能な限り再現しています。デフォルメスタイルのチョロQながら低く構えたスポーティなフォルムとなっており、目を引く赤いボディカラーも相まって非常に美しい雰囲気に仕上がっています。ホイールやエンブレムもリアルに再現されているのが特徴的です。 チョロQも随分高価になってしまったという印象はありますが、このチョロQは大人の車好きも納得の完成度であり、値段に見合っただけの魅力は充分あると感じられます。
トミーテック 2860円 ホビーゾーン Z-76cRatteboss
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トヨタカローラバンDX(2000年式)
7代目カローラのライトバン仕様です。ビジネスグレードで定番となるDX、モデル最終期となる2000年式での再現になります。 1991年にセダン系と同時にフルモデルチェンジされたカローラバンは、セダン系と共通のフロントマスクが特徴で、バブル期の設計という事もあり商用車といえど安っぽさは感じられない仕上がりが特徴でした。勿論、ライトバンとしての基本性能は充分以上のものでした。因みにセダンは1995年に8代目、2000年には9代目へバトンタッチされており、ワゴン(ビジネスワゴン除く)も2000年にフルモデルチェンジされ「カローラフィールダー」となりました。しかし、バンに関しては2000年時点でも今だに7代目ベースで継続生産され、2002年に後継のプロボックスへバトンタッチされるまで新車で販売されていました。 そもそもカローラバンがモデル化される事自体が奇跡に近い印象ですが、ホワイトボディに黒バンパーのDXグレードというのが、実にマニアックで商用車好きのツボをがっちり押さえていると感じられます。黒いドアハンドル及びドアミラー、スチールホイールのリアルな再現も魅力的です。後継のプロボックスに比べるとスペース効率は劣るものの、実用性の非常に高い商用バンとして真面目に作り込まれた実車の雰囲気がしっかりと感じられます。今後、実在の企業名が入ったバリエーションにも期待したい所です。
1/64 トミーテック 2970円 ホビーゾーンRatteboss
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スバルサンバーディアスクラシック(94年式)
スバルの軽商用車、サンバーの5代目モデルに設定されたクラシックカー風デザインのモデル、サンバーディアスクラシックです。サンバーバンの乗用ユース向け仕様である、サンバーディアスがベースとなっています。 1990年3月に新規格660cc車として登場した5代目サンバーは直列4気筒エンジンやスーパーチャージャー、ECVTの採用等で大いに注目されました。サンバーバンの乗用向け仕様は「サンバーディアス」を名乗る様になりました。 「ディアスクラシック」は元々長崎県のテーマパーク「ハウステンボス」向けに製作された特別仕様車でしたが、1993年の東京モーターショーで展示され市販化を望む声が多かった事から一般ユーザー向けの販売に至りました。ディアスクラシックは1990年代の軽乗用車におけるクラシックカー風デザインブームの先駆けとなり、後に同社でも「ヴィヴィオビストロ」や「サンバートラッククラシック」が登場しています。 実車が可愛らしい雰囲気を纏っていますが、ミニカーでは更に可愛らしい印象です。カフェラテをイメージさせる、セピア色のボディカラーにホワイトのルーフの組み合わせが実に魅力的です。スチールホイールもリアルに再現されています。尚、左側スライドドアが開閉可能となっており、内装をじっくり眺める事が出来ます。ミラーパーツが付属しており、ユーザーが任意で取り付けするスタイルになっています。
1/64 トミーテック 3080円 ホビーゾーンRatteboss
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トヨタスープラ(トミカプレミアム発売記念仕様)
トヨタの上級スポーツカー、A70型スープラです。発売記念仕様として、ホワイトのボディカラーを纏っています。 従来セリカの上級車種という位置付けであり国内ではセリカXXの名前で販売されてきましたが、この3代目で初めて国外同様スープラの車名が与えられました。この為、国内ではこのA70型がスープラとしては初代モデルになります。 発売当初のキャッチコピーは「トヨタ3000GT」であり、1960年代の名車トヨタ2000GTをイメージしていました。ソアラと共通のプラットフォームを使用した兄弟車であり、3ℓターボの7M-GTEU等高性能エンジンを搭載していました。先代に当たる2代目A60型セリカXX同様、リトラクタブルヘッドライトを採用していた点も特徴です。 このミニカーではホワイトのボディカラーとワインレッドの内装の組み合わせが目を引き、上品なデザインのホイールと相まっていかにもハイソカーといった雰囲気が強く感じられます。丁度ハイソカーブームに沸いていた時代の車ですが、いかにもソアラの3ドア版といった印象を受けます。左右ドア開閉アクションだけでなく、リトラクタブルの展開・収納アクションも備わっているのが特徴です。
1/62 タカラトミー 880円 ホビーゾーンRatteboss
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スバルインプレッサ WRX タイプR STiバージョン
初代インプレッサWRXの2ドアモデル、タイプR STiバージョンです。以前にもトミカプレミアムで初代インプレッサWRXの2ドアは製品化されていますが、そちらとはグレード違いになります。 WRX タイプR STiバージョンは初代インプレッサのWRX STi バージョンⅢ発売の翌1997年に登場した2ドアクーペモデルであり、インプレッサWRXシリーズで初のクーペになります。2ℓEJ20型水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、当時の自主規制一杯の280psを叩き出しています。スタイリングとしては、リアスポイラーの形状がトランクルームから直接生えていてブレーキランプの膨らみがある点が特徴です。この2ドアWRXはインプレッサでは初代限りですが、WRCではライバルのランエボと激しい攻防を繰り返し大いに活躍しています。 このミニカーでは鮮やかなソニックブルーマイカのカラーリングに金色の5本スポークアルミホイールの組み合わせが非常に目を引きます。いかにもスバルらしいカラーリングであり、スバリストには堪らない仕様になっていると思います。ヘッドライトのクリアパーツでの再現や下部フォグランプカバーにSTiのロゴが入っている点も特徴です。正にプレミアムの名に相応しい完成度の高いモデルであると思います。
1/61 タカラトミー 880円 ホビーゾーンRatteboss
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日産フェアレディZ(Z33)
日産のスポーツカー、フェアレディZの5代目Z33型です。 フェアレディZの歴史は2000年のZ32型生産終了にて一旦途絶えたものの、2002年にZ33型へのモデルチェンジが実施され、ブランド復活を果たしました。Z33型は2シーター仕様のみと割り切ったラインナップとなり、後にオープンカー仕様となるロードスターも追加されました。スポーツカー不振の日本国内においてもまずまずの健闘を見せ、2008年にはZ34型へモデルチェンジしています。 ミニカーでは実車のイメージカラーであるシルバーのボディカラーを纏い、実車の流麗なスタイリングが忠実に再現されています。塗装も高級感に溢れており好印象です。ドアミラーもしっかり再現されています。尚、ハンドル位置は右側です。
ウェリー 407円 ホビーゾーン 日産Ratteboss
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トヨタタウンエースワゴン 1800グランドエクストラ(81年式)
初代タウンエースワゴンの後期型、最上級グレードとなるグランドエクストラです。 実車は後期型へのマイナーチェンジにてライトを角型に変更、バンとの差別化が図られています。AT車も初めて設定され、比較的コンパクトなボディとも相まって女性ユーザーへの訴求もなされた様です。グランドエクストラはこのマイナーチェンジにて初登場、82年秋に登場した2代目にも引き継がれたものの85年にグレード廃止となってしまいました。 ミニカーでもサンルーフの再現や2トーンカラーのシート、サイドのストライプ等実車同様の高級感を感じさせます。シート配置は2-2-3の7人乗り仕様となっています。2列目シート左側にスペースがあり、3列目へのアクセスがしやすくなっている点に時代を感じます。
1/64 トミーテック 2750円 ホビーゾーンRatteboss
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トヨタカローラ 1500SEリミテッド(89年式)
トヨタの6代目カローラセダン、上級グレードとなるSEリミテッドの後期型です。 実車はバブル期に開発された事もあり豪華なつくりになっていましたが、ミニカーでも実車の豪華な雰囲気が忠実に再現されています。ゴールドのボディーカラーが、更に豪華さを引き立てていると思います。ミニカーでもクラスを超えた上質さが感じられます。 この様な普通の5ナンバーサイズのファミリー向けセダンは殆どミニカー化されておらず、その点にトミーテックのマニアックさや強い拘りを改めて感じます。
1/64 トミーテック 2750円 ホビーゾーンRatteboss
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日野プロフィア ウイングルーフ
日野プロフィアのチョロQで、カタログカラー仕様の再現になります。 鮮やかなブルーのボディーカラーが特徴です。 尚、ウイングルーフが開閉可能となっています。
タカラ(現タカラトミー) 1260円 ホビーゾーン 日野Ratteboss