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日産ブルーバード1600SSS
日産が誇る名車の一つ、510型ブルーバードのスポーツグレード1600SSSです。4ドアセダンの1969年式を再現しています。 1967年8月に発売された3代目510型ブルーバードは歴代モデルの中でも屈指のヒットモデルとなりましたが、中でも上級仕様となるスポーティな1600SSS(スーパー・スポーツ・セダン)はラリーでの活躍もあり車好きから大いに注目される存在となりました。 ミニカーは派手なレッドのボディカラーを纏い、スポーティなスタイリングを更に引き立てている印象です。ホワイトリボンの入ったタイヤも魅力的です。各部メッキパーツが効果的に使用されている点も特徴と言えます。
1/43 ノレブ 1280円 リサイクルショップRatteboss
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いすゞベレット1500デラックス
いすゞの小型乗用車、ベレットの4ドアセダン、1500デラックスです。ベレットとしては珍しい異型角形二灯式のヘッドライトが特徴です。 ベレットは1963年にヒルマン・ミンクスの下の車格として発売された小型乗用車で、2ドア/4ドアのセダンをラインナップしていました。1964年には2ドアクーペのベレットGTも追加されています。当時の様々な新規軸が取り入れられ、個性の強い小型乗用車となっていました。特にスポーツモデルでは、日本初のディスクブレーキが採用された事が特徴です。「和製アルファロメオ」の異名をとり、日本で初めて「GT(グランツーリスモ)」を名乗るモデルを設定した事でも知られています。 モデルカーにおいては、ベレットといえばほとんどがスポーツモデルの「ベレG」となる所あえてのセダン、ファミリー仕様となっているのがマニアックでありいかにもトミーテックらしいです。ブルーのボディにブルーの内装が落ち着きを感じさせ上品な印象です。ホワイトリボンタイヤも実に魅力的です。実車が小ぶりなボディだった事を感じさせる雰囲気があります。ベレットといえばどうしてもスポーツモデルのベレGばかりに注目が行きがちですが、普通のセダンも魅力的なモデルである事を感じさせてくれます。
1/64 トミーテック 1280円 リサイクルショップRatteboss
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三菱ギャラン AⅡ GS
三菱が嘗て生産・販売していた中型セダン、ギャランの初代モデルです。角型ヘッドライトが特徴の前期型、4ドアセダンの1500ccモデルであるAⅡの再現となります。グレードはGSです。 1969年末に登場した初代ギャラン(当初はコルト・ギャラン)は従来のコルト1200/1500とは全く異なるコンセプトを特徴としています。当時としては流行の先端を行く「ダイナウェッジライン」を採用した斬新なスタイルが評判を呼び大ヒットとなりました。1.3ℓSOHC(4G30)エンジンを搭載したAⅠシリーズと1.5ℓSOHC(4G31)エンジンを搭載したAⅡシリーズの二本立てとなっており、ボディバリエーションは4ドアセダン及び2ドアハードトップ、3/5ドアライトバンというラインナップでした。 本家トミカでは2ドアハードトップが製品化されているのに対して、こちらは4ドアセダンでの再現となっているのが如何にもトミーテックらしいと感じられます。エクステリアデザインはジョルジェット・ジウジアーロが提案したデザイン案が参考にされているだけあり実に斬新な印象ですが、ミニカーでもそんな実車のスタイリングが忠実に再現されています。ホイールのデザインやホワイトリボンタイヤが派手なオレンジのカラーリングによく似合い、スポーティな雰囲気を感じさせます。みかんを思わせる派手なオレンジのカラーリングと渋いグレーの内装の組み合わせも実に魅力的です。
1/64 トミーテック 1280円 リサイクルショップRatteboss
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トヨタトヨエース
トラックの国民車として嘗て親しまれた、トヨエースの2代目モデルです。丸目二灯が特徴の前期型の再現になります。 1959年に登場した2代目トヨエースは、初代のセミキャブオーバースタイルを踏襲しながらもエンジン搭載位置が運転席下に移動したのが特徴です。又、コラムシフトの採用によりベンチ式の3人掛けシートとなっています。2代目トヨエースは非常にワイドレンジ展開を見せ、初代同様ヒット作となり1971年まで生産されました。 ミニカーでは実車の雰囲気を忠実に再現しており、フロントマスクが実に可愛らしい印象です。ホワイトとブルーのツートンカラーも魅力的です。尚、幌パーツが付属し脱着可能となっています。
1/64 トミーテック 1280円 リサイクルショップRatteboss
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スバルレガシィツーリングワゴン
3代目レガシィツーリングワゴンのトミカです。レギュラー仕様のトミカに先駆けて実車の発売と同時にリリースされた、スバルオリジナル仕様となります。 実車は2003年に登場、シリーズ初の3ナンバー化で話題となりました。サイズの肥大化を感じさせないまとまりの良いスタイリングが特徴であり、定番ワゴンならではの魅力に溢れたモデルとなっています。ミドルクラスのセダン/ステーションワゴンが販売面で軒並み苦戦する中、セダンのB4共々モデルライフを通じて堅調に売れました。又、日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞でも話題となっています。尚、レガシィとしては最後のサッシュレスドアモデルとなっています。 こちらのトミカでは実車のイメージカラーであるシルバーで再現されており、格好良いレガシィのスタイリングを引き立てていると思います。ドアミラーの再現、ヘッドライトやサンルーフのクリアパーツでの再現等力の入ったモデルに仕上がっていると感じられます。流石特注モデル、といったハイクオリティなトミカであると思います。個人的には、数あるトミカのステーションワゴンの中でもベストといえる魅力的なモデルだと感じられます。
1/60 トミー(タカラトミー) 1280円 BOOKOFFRatteboss