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Aristoptychites kolymensis
Species : Aristoptychites kolymensis Age :中期三畳紀ラディニアン location:ノルウェー/スペッツベルゲン島 超絶インボリュート(若殻を呑み込んだ巻き方)した珍しい型のセラタイト。 アリストプチチテス属?(読み不明)全体がインボリュートタイプだけど、その中でもかなりインボリュートした種らしく殆どヘソがない。 デボン紀のゴニアタイトによくいそうなフォルムだけど、縫合線を見ると歴としたセラタイト目。
化石 2023年9月 三畳紀Arato510
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Xenoceltites subevolutus
Species :Xenoceltites subevolutus Age :前期三畳紀オレネキアン/スミシアン location:ノルウェー/スピッツゲルゲン島 セラタイト目のアンモノイド。 バクトリテス目に端を発したアンモノイドが アゴニアタイト目 ゴニアタイト目 プロレカナイト目ダラエリテス属 セラタイト目ゼノディスカス科 と分化を重ねた末にダラエリテス属から生まれた最初のセラタイト目のグループであるゼノディスカス科。 その近縁のゼノセラタイテス科の仲間。 セラタイト然としたコンボリュート(若殻を少し呑み込んだ巻き方)な巻きに、セラタイトらしからぬ超極薄の殻に微細なリブを備えた形態。 ちなみにゼノディスカス科は特に薄くもなくエボリュート(若殻に沿って巻く)タイプが主流な模様。 ゼノセラタイテス属はレアな上にこれ程大きな標本は滅多にない。
化石 2023年9月 三畳紀Arato510