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オールナイトフジ発の集団アイドル❣シーエックスの「Kiss Me On The Weekend」
1980年代後半、土曜深夜のお楽しみといえばフジテレビのオールナイトフジ❣でしたね。オールナイトフジからは、おかわりシスターズ、おあずけシスターズ、そしてオールナイターズと様々なユニットがレコードデビューしました。シーエックスもその中のひとつで、グループ名の“シーエックス”は、フジテレビのコールサイン"JOCX"からとったものでした。よく、とんねるずのタカさんは「CXのぉ、港がぁ」などと、ギョーカイ風の言い回しをしてましたね(笑)。 「Kiss Me On The Weekend」は87年のリリースです。一方の女子高生ブームをけん引したおニャン子クラブは終焉期。パッと上がってパッと散った女子高生ブームに比較すると、オールナイトフジ周辺の女子大生ブームはバブル期を通じて存在していたわけですね。 https://youtu.be/bgp6CiV8D_w シーエックスには後に花王愛の劇場「ぽっかぽか」のお母さん役でよく知られるようになる七瀬なつみも在籍。ジャケットでもいい位置に映っていますね。
アナログレコード ソニー・ミュージック・エンタテインメント ディスクユニオンもんど画伯
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“夫人”と聞いてグッとくるのはこの方のせい❣シルビア・クリステル「ジュリアンの誘惑」
「◯◯夫人」って聞くと条件反射的にグッときますよね。“ボヴァリー夫人”とか“ポンパドゥール夫人”と聞くと、ぜったいいやらしいに違いないとカクシンしてましたし、“滝川クリステル”を初めて見たときも「すました顔してニュースなんか読んでるけど、ほんとはエロいはず!」と決めつけたものです。 それというのもすべて、この方のおかげ❣1974年の映画「エマニエル夫人」で一世を風靡した女優、シルビア・クリステル嬢です。 「エマニエル夫人」は当時“ソフトポルノ”と呼ばれ、18禁ではなかったため地上波でもひんぱんに放送されました。深夜のテレビにかじりついた思い出をお持ちの諸兄も多いのでは。 刺激的な内容にもかかわらず、意外と女性にも受け入れられた作品だったようです。画面から漂うフランス映画らしいオシャレなセンスと、シルビア嬢のアンニュイなたたずまいがあったからでしょう。 「ジュリアンの誘惑」は、彼女が出演したAGFのインスタントコーヒーJ. JeyのCMソングでした。カップを手にした写真なのはそのためです。入手してからジャケット裏を見てビックリ👀サイン入りでした✒
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“他人の関係”を客観的に眺めれば⁉️「人間模様」金井克子
西野バレエ団出身、レ・ガールズで知られる金井克子さんです。 西野バレエ団といえば、この金井克子さんはじめ、岸ユキ、原田糸子、由美かおる、奈美悦子、江美早苗…と、美貌とプロポーションを兼ね備え歌も踊りもこなすセクシーガールを多数輩出しています。 西野バレエ団の創始者、西野皓三先生はもともと、マボロシの“宝塚歌劇団男子部”第2期生だったそうです。そのせいもあってか、西野バレエ団は長身の金井さんや奈美さんと、小柄な由美さん江美さんのトランジスタグラマーが対をなし、宝塚の男役娘役の対比のようでもありました。 「人間模様」は、交通整理のような振り付けが印象的な金井さんの大ヒット曲「他人の関係」の、次に出たシングルです。 肩より上しか写ってないアングルが、グッとくる❣ジャケットですね。
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あこがれてたのよ❣時代のミューズ小林麻美サマの"GREY"
こちらも説明の必要はございませんでしょう、小林麻美サマでございます。 アイドルデビューした70年代には八重歯のかわいい“マイ・ピュア・レディ”として。80年代にはJJ読者からもan·an読者からもリスペクトされるトレンドリーダーとして。常に時代のミューズであり続け、同性からも異性からも注目される存在だった麻美サマ。“アンニュイ”と称される自身のイメージをふっと笑い飛ばす、あっけらかんとした一面も持ち合わせていらっしゃいました。 このアルバムはCBSソニー移籍後の3枚(三部作?)のラストを飾る傑作、1987年の"GREY"です。 自らも写真家である麻美サマの、美学集大成的アートワークに圧倒されますね。 ちなみにライナーノーツは林真理子女史が書かれています。
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スクールメイツから生まれたのはキャンディーズだけじゃない❣ハーマンズ・クイーンの「オーバーナイト・サクセス」
このハーマンズ・クイーンは、スクールメイツから生まれたグループです。 スクールメイツ大阪校から選抜された4人が、1980年にまずダンシング・ドールという名でデビューしました。ダンシング・ドールは「ストロベリー・クイーン」というシングルをリリースしますが、そのあとが続かなかった様子です。 その後レコード会社を移籍し、ハーマンズ・クイーンというグループ名で84年にリリースしたのが「オーバーナイト・サクセス」でした。 同曲はSONYビデオテープのCMソングです。CMでは、ブロードウェイの舞台を夢見るスターの卵が描写されています。このイメージに近い、歌って踊れるユニットということで元スクールメイツの彼女たちが起用されたのでしょう。ジャケットがミュージカル『コーラスライン』みたいなレオタード姿なのは、そのためですね。光沢ストッキングがグッときます❣ https://youtu.be/C3PDE2n98nQ “オーバーナイト・サクセス”というタイトルにピンとこなくても、サビのフレーズを聴けば諸兄もご存じの曲のはずです。 ハーマンズ・クイーンが歌う日本語バージョンの歌詞は、湯川れい子先生が手掛けられています。
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'87コーセー化粧品キャンペーンソング「夏は目の毒・恋の毒」網浜直子
当館の収蔵品のなかで、重要な位置を占めるジャンルに化粧品CMソングがあります。今回もそんな1枚、網浜直子ちゃんの歌うコーセー化粧品2ウェイソニアCMソング「夏は目の毒・恋の毒」のご紹介です。 https://youtu.be/o_dK6fBwRMg 1987年、夏のキャンペーン時に流れた曲なので、網浜ちゃんはデビューして3年目。CMに出演しているモデルさんは別人ですが、このシングルのジャケットもCMのイメージにあわせて、南国のリゾートを思わせるビジュアルになっています。画像の2枚目はおそらく、CM撮影ロケ地のショットがコラージュされているのでしょう。 この盤もアイドル水着レコードの定番的アイテムでわりと高め相場なのですが、ご覧のようにレンタル落ちの品でしたので安価に入手できました。
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シゲキをあげる❣「イヴの誘惑 Für Elise」井上晴美
井上晴美ちゃんの2枚目のシングルにしてラストシングル「イヴの誘惑 Für Elise」です。 すでに紹介済みの1stシングル「ふりむかないで」は、ジャバラのジャケット豪華版でしたが、こちらは普通の短冊型でした。 収録曲は「イヴの誘惑 Für Elise」と、中村晃子サンのヒット曲「虹色の湖」のカップリング。じつは、「イヴの誘惑 Für Elise」はベートーベンの名曲「エリーゼのために」に歌詞をつけたものでした。ヴィーナスの「キッスは目にして!」と同じパターンですね。 ただし曲のアレンジはいかにも90年代風。ビジュアルもバブル末期感を漂わせるボディコン姿。ジャケット表面の、谷間を強調したショットもいいですが、裏側の見返り美人姿も、またグッときますね❣ この曲のPVでは、真っ赤な超ミニのボディコンを披露してくれていますよ。 https://youtu.be/dXb8QC92rrI?t=218 水泳で鍛えた身体🏊ほんっとにスタイルがいいですね👀
8cm シングルCD ソニー・ミュージック・エンタテインメント ヤフオクもんど画伯
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土曜深夜はギルガメッシュ❣セクシーメイツの「年下の男の子/WAKU WAKUさせて」
80年代の深夜番組といえば『イカ天』や『オールナイトフジ』が代表ですが、90年代に入ってからはだんぜん『ギルガメッシュないと』がアツかった❣諸兄もふーみん(細川ふみえ)や飯島愛ちゃん見たさに、夜更かししていたのではないでしょうか。 その『ギルガメッシュないと』でオーディションが行われ、合格者で結成されたユニットが今回ご紹介のセクシーメイツでした。メンバーは斉藤りさサン、星野かおりサン、染谷正美サンの3人。彼女たちの“ランジェリーファッションショー”では、思わず画面にクギ付けになったものです👀 セクシーメイツは4枚のシングルをリリースしています。この8cmCDはそのラスト、1994年に発売されたキャンディーズと中山美穂サンのカバー曲カップリングです。『年下の男の子』はアニメ「ツヨシしっかりしなさい」のエンディングテーマでした。ちょっと調子が外れたようなトランステクノ(?)のカバーになっています。 センターの斉藤りさサンはギルガメッシュ終了後、97年の『ウルトラマンダイナ』でエースパイロット ユミムラ・リョウ隊員を好演。その後もたびたび円谷作品に登場し、大友ファンを喜ばせています。
8cm シングルCD ソニー・ミュージック・エンタテインメント ヤフオクもんど画伯