-
昭和時代のブリキの螢かご
1950年代ころの蛍かごのデッドストック。蛍はいないので、蛍石をいれてみた。 手の平サイズの小さな虫かごです。こんな華奢なかごでも、蛍は捕まえておける繊細な生き物なのだと感じる。 まるで灯りとして使えるように、小さな脚が付いているところや、蓋もシンプルな造りで味がある。 色もレトロで可愛らしい。 植物を飾るのにもいいのだろうけど、星をつかまえたかのように、マカバスター(六芒星の立体)に掘り出した水晶をこの中に入れて飾りたい。 #ビンテージ #ブリキ
ブリキ雑貨 ヤフオク 2022ofugutan
-
アーコールのロッキングチェア
ERCOL(アーコール)はイギリスの老舗家具メーカーで人気のブランド。そんなアーコールによる60年代に作られたテーブルやトローリー、そしてロッキングチェアは、日本でポピュラーな北欧家具的な雰囲気もあり、カントリー系の部屋にも合う。 そんなアーコールのロッキングチェアは種類が多いが、繊細で圧迫感がないのが特徴。 これは60年代のものが多いアーコールではレアな、50年代に作られたロッキングチェア。また、アーコールの家具は明るいベージュカラーが多いが、ダークブラウン。しかも、このロッキングチェアは背もたれの部分にホイールバックと呼ばれる装飾が入っていて珍しい。 ネットで見て、片道1時間半かけて、現物をショップの倉庫まで見にいき、気に入ってオーダーして帰ってきた。その年の自分用クリスマスプレゼント。 生活必需品ではないので、生活を豊かにする贅沢アイテムだと思う。 ちなみに、材質のエルム(楡・ニレ)はかつては英国にたくさん生えていたが、70年台に病気が流行り、壊滅。英国産のエルムの家具も当時製ならでは、という貴重さもあり。 ※100年たってない家具は正確にはビンテージだが、アンティークとして扱われていることも多い。 #ERCOL #ロッキングチェア
アンティーク家具 ERCOL オクアンティークスofugutan
-
青い岩塩が入ったドイツの標本瓶
東大所有の「驚異の部屋」的な博物館、インターメディアテクに同じようなものが展示されている。よって生産年代はそれに準じた。 青い岩塩と、カルサイトが蛸型標本瓶に封入されたもの。岩塩の青い色はなぜ出るのか、よくわかっていないらしい。 所有物を整理とのことで、同じ人から10製品ほど岩塩入り標本瓶が出品されていたが、これを選んだらもっともお気に入りだったものと言われた。 中に入ったものたちの色合いや大きさのバランスが1番よくて惹かれたのだが、同じものに興味を持つ蒐集者は感性も近いのかもしれない。 #鉱物 #標本 #博物 #ドイツ #理科 #科学 #サイエンス #antique
鉱物標本 ヤフオク 2019ofugutan
-
古い理科教材・眼の構造模型
能登半島にある学校が廃校になった際の放出品とのこと。眼の部位ごとに分解でき、構造や名前を覚えることができる。 某有名なアンティーク店の店長によると、廃校や時代が変わって教材の入れ替えは、世の中に出にくい理科ものアンティーク入手のチャンスという。 こちらの製品のメーカーは現存していて、現代版も販売されているが、樹脂やプラスチック製で血管もこんなリアルではなく、博物もの(驚異の部屋)感はなかった。 こちらは外側は紙粘土をコーティングしたような感じで、中はガラス製。 生産年代の明記はなかったが、マイナスネジが使用されている。プラスネジが普及したのは高度成長期あたりからなので(ネジはマイナスネジが先に生まれた。プラスネジはしっかり垂直にしなくてもまわせるので大量生産の効率がいい)、1950年あたりと予想。 また、この当時の同じものは手に入りにくいと思うので、レア度に加味している。 #理科 #教材 #科学 #サイエンス #人体 #博物
理科教材 中村理科工業株式会社 ヤフオクofugutan