-
ベルダンディー 『ああっ女神さまっ』より
ホビーマックス・ジャパンのベルダンディーさんです。 桜の花びら舞い踊る舞台に、ふわりとしたドレスに風を纏い優雅にバイオリンを構えた姿が美しいです。 コミックの扉絵が元ネタですが、後ろ姿も良い出来栄え。風に乗った髪の毛は言うに及ばず、特に方から肩甲骨のあたりなどワタクシ的にはツボで最高。 お顔は微笑んでいるような恍惚感があるような、不思議な表情をしています。 設定的に北欧の女性(女神)イメージが強いので、肌の色が全体的に少しアジアンよりなのが最初は少し違和感がありましたが、見るほどにドレスの白と桜色が引き立つ絶妙な塩梅であると気が付きます。 小物類では、どことなく異世界感のあるバイオリンや弓、耳飾り手首の飾り、繊細に非常によくできています。 台座は石柱の土台のようなつくりで、当然プラなのですが質感が良く土台として見た目の安定感は抜群です。 さて よくできたバイオリンですが、持たせるのに苦労しました。 ダボとかではなく実機と同じく首と左手で支えるのですが、指が非常に繊細にできており、かつ特徴的なこれまた繊細な造りの前髪の間を縫って持たせる必要があるのでなかなか苦労しました。 実は撮影準備中にまんまと触ってしまい、場所が動いてしまってちょっと泣きました。 もう一つ問題が 土台です。浮いている姿を再現するための透明な支柱が台座のダボに合いません。グっと奥まで押し込むのかもしれませんが、別パーツになっていない細かい部品ばかりで力のかけどころが判らず…現状ではグラグラです。 ともあれ非常に美しいフィギュアです。 ベルダンディーとしては最新版になると思います。最新イコール最高という訳ではないと思いますが、これは良いモノですよ。 なお、現在かなりディスカウント価格で入手できる様で、もう一人お迎えするか?と思ったりもするのですがデカイ箱の保管場所を考えると、家族にヒミツの趣味としては無理が。 あと、届いたと喜んでいたその日に、メルカリで15,000円で出品されていたのは一体なんだったんだ。
フィギュア ああっ女神さまっ ホビーマックスMashimotoZX
-
ベルダンディー with ホーリーベル (sadly NO Hollybell)
『ああっ女神さまっ』より ベルダンディーとそのバディの天使ホーリーベルの1/10フィギュア…ですが、残念ながらホールーベルがおらずまたダメージも。つまりジャンク品として販売されていました。 完品であればもはや芸術品とも評されるこちら。 ベルダンディーだけでも造形や塗装は変態的です。褒めてます。 全体的に淡い色で仕上げられていますが、衣装に見られるグラデーションの見事さはマスプロ品とは思えません。 重ねられた細かい生地には普通見えないところにも妥協なく塗装が施されており、全体の質感の向上に貢献しています。 ビーズの様なアクセサリーや耳飾り、細い髪の毛はかたまり感のある本体にリアリティを与える良い仕事をしております。 台座にはシリアルナンバーが刻印されたプレートが嵌め込まれています。 全部で5,000個制作されたとか。 ジャンクにしては割とお値段張りましたが、お迎えしてよかったと思っています。 ああっ、完品が欲しい。
フィギュア ああっ女神さまっ マックスファクトリー 1/10MashimotoZX
-
ベルダンディー 僕と彼女と乗り物と。 Ver.
藤島康介先生の『ああっ女神さまっ』ヒロイン、女神であるベルダンディーのフィギュアです。 氏のデビュー30周年記念自選画集 『僕と彼女と乗り物と。』の書下ろし表紙アートを立体化したものです。 顔がかなり可愛らしくなった印象ですが、これはこれでよいかなと。 乗っているモノは一応バイクということですが、作品的には魔法の箒の一種と理解しています。 スターウォーズのスピーダーにも似ています。 ライダースーツのマットな質感がよくできていて、ピタリとフィットしていかにも空気抵抗が少なそう。 ゴーグルやプロテクターなどの小物類もよく細工されています。 肌は顔とスーツを少しはだけた胸元しかありませんが、こちらも質感高し。 バイクは少しラメの入った塗装がされていて、光があたるとキラキラしています。エンジンや計器類のコダワリの造形は少し変態の域。 ハートがモチーフでもこんなに尖ったバイク。間違って突っ込まれたら串刺し確定ですねぇ。 存在感のある良フィギュアです。
フィギュア ああっ女神さまっ グッドスマイルカンパニーMashimotoZX