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BEGGARS OPERA『Act One』
BEGGARS OPERAの70年発表の1st。 スコットランド、グラスゴー出身。 なんといってもジャケのインパクトが強い。 キーフデザインの不気味な世界観。 夜道でこんな集団がいたらちびる。 余談だが、左の人物が持っている傘が、同じくキーフのデザインした『AFFINITY 』で座っている女性がさしてる物と同じじゃないかと思っている。 クラシックとロックを無理やりに融合させたオルガンロック。 有名なクラシックのフレーズを多用し、繊細さとは無縁のごった煮アレンジがたまらない。 芝居がかったボーカルが非常に暑苦しく、一曲目の「Poet And Peasant(詩と農民)」は一生懸命さがダイレクトに伝わって微笑ましい。
Keisuke510
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CAPTAIN BEYOND 『Captain Beyond 』
CAPTAIN BEYOND の72年発表の1st。 第一DEEP PURPLE のボーカルだったRod Evansが脱退(クビ)後に結成したバンド。 まったりとした印象のある第一期だが、こちらのバンドは本家のその後のハードロック路線に対抗するかのようなチャキチャキした演奏が聴ける。 動と静の対比もプログレを思わせるもので、なかなか野心的なバンドだったようだ。この後、3rdまで出して解散。近年は発掘ライブ作品もある。 好きなバンド名。 帯なし汚れありだったのでそこそこの値段で手に入った。
Keisuke510
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米米CLUB『GO FUNK』
米米CLUBの88年発表の4枚目。 青春のサウンドトラックその3。 この年の夏発売されたシングル「KOME KOME WAR」。これがものすごいインパクトだった。 今思うと生まれて初めて触れるファンクだったかもしれない。 が、このアルバムのアナログ盤には収録されていない。(CDでは3曲目。ちなみに「いつのまにか」も入ってない) アルバムのリードトラックなのになぜ!? と思ったが、今聴いてみると「KOME KOME WAR」なしでも意外とイケる。 昔は捨て曲の認識だった「微熱少年」と「あ!あぶない!」がすごく良い。
Keisuke510